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【おいしそうな角度って?】カメラマンが教える! いいね! がつくスマホの撮影テク #8

写真、イラスト、文:田代わこ — 2016.9.20
スマホカメラの撮影テクをお伝えするananweb特別レッスン、現在お届けしている料理写真編も、いよいよ佳境に入ってきました。今回のテーマは、前回に引き続き構図ですが、特に「おいしそうに見える角度」について教わります。講師の先生は、料理写真の撮り方について本も出されているプロカメラマンの佐藤朗さんです!

【カメラマンが教える! いいね! がつくスマホの撮影テク】vol. 8

前回のおさらい

前回は、料理写真の構図について学びました。「ズーム機能を使って料理になるべく近寄り、被写体(料理)を画面のどちらかに寄せ、さらに、料理がおいしそうに見える角度も探す」とよいとのこと。先生に教わったあとは、おいしそうに料理を撮ることができました~♪

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おいしそうに見える角度?

前回のレッスンで、「おいしそうに見える角度を探す」と教わりました。でも、どこがおいしそうな角度なのか、なかなか自分では判断できないのですが……。「パスタはこの角度、スイーツはこの角度」など、料理別においしそうな角度を教えていただけませんか?

「それはできません。料理の種類や盛り付け方によって、その都度おいしそうに見える角度は違うのですから。ただ、基本はあると思いますよ」。

その基本を、ぜひぜひ伝授してくださいませ!

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おいしそうに見える角度の基本は、斜め上。つまり、食べる人の目線で撮る、ということです。料理は座って食べる人がおいしそうに見えるように盛り付けられている場合が多いので、その目線がベストな角度と考えます」。

いつも斜め上でOK?

なるほど~! それなら、私みたいな素人はいつも斜め上でOKって感じですね♪

「そんなに甘くありません! それに、毎回ワンパターンで機械的に撮ると、写真の面白さや自由がなくなってしまいます。料理ごとに素敵な角度を見つける練習が必要ですね」。

わかりました! では、いろいろな料理の「おいしそうな角度」を探す練習をしてみます。

おいしそうな角度を探せ!

ということで、1週間かけて「おいしそうな角度」を探しながら料理を撮りまくりました。

まずは、パスタから。斜め上と真上から撮ってみました。佐藤先生、いかがでしょうか?

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「これは斜め上が良さそうですね。パスタのように、少し高さが感じられる料理は、斜め上か、それよりも少し低い目線で撮ると、よりおいしそうに見えると思いますよ」。

ありがとうございます。このパスタの場合、真上はあまりおいしそうに見えないことが自分でもわかります。比べてみると勉強になりますね。では、お寿司の場合はどうですか?

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「お寿司は、真上から撮ると刺身しか見えない場合があるので、シャリが写る角度で撮ってあげるといいと思いますよ」。

なるほど! シャリ、重要ですね。お次は、ピッツァです。

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「ピッツァの場合、あえて真上、というのも面白いときもあります。ただ、具材の立体感とかも見せたほうがおいしそうに見えるときもあるので、斜め上がいいかもしれませんね」。

立体感ですか! 今までピッツァを撮るときに全く意識していませんでした。ちなみに、この夏のイタリア旅でピッツァを撮ったときは、まだ構図も角度も教わっていなかったので、ど真ん中構図で真上から撮影しまくっていました(汗)。

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この残念写真が載った「女子的アートナビ」も絶賛連載中です!

次は、バーガー類。このチキンバーガーは、どうでしょう?

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「バーガーやサンドイッチなどは、具材が見えたほうがよりおいしそうに見えると思います。このチキンバーガーの場合、斜め上よりもう少しだけ低い目線がよかったかもしれませんね」。

パンの具材を見せるという視点、私には欠けていました! 次回から意識してみます。今度は、スイーツ類の写真について教えてください。まずは、イタリア料理店で写した「ズコット」というケーキから。大皿の上にデコレーションされているスイーツは、どう撮ればよいのか迷いました。

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「大きな皿に載っているものを撮るときは、皿を全部写真に収めようとすると料理が目立たなくなります。やはり、ズームで近寄ったほうが、よりおいしそうに撮れますよ。撮り方によっては真上でもいいのですが、今回の場合は斜め上より低い目線がよさそうです」。

ありがとうございます! 次は、ケーキ。1個だけで撮ると、空間が空いてしまい間が持たない感じがしたので、タテで撮ってみましたが、いかがでしょうか?

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「いいところに気がつきましたね! 実はタテの構図で撮ると、幅が狭くなるぶん、左右がカットされて目線が被写体に集中しやすくなり、料理が目立つ構図になりやすいのです。ケーキの場合、断面が美しいものは下のほうから撮り、上部のデコレーションが美しければ上目からがよいので、これもケースバイケースとなりますね」。

うーん、難しいですね。でも、だからこそ面白い、と思えるようになってきました。最後は、パフェです。

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「パフェのような背の高いものは、やはり低い目線で撮ったほうがいいですね。中身がよく見えますから」。

確かに、中身が見えたほうがずっとおいしそうに見えますね。
今回、いろいろ練習してみて、料理によっておいしそうに見える角度が違うことがよくわかりました。

「構図はケースバイケースですが、一番は料理を見るときに、自分が何を写真で伝えたいかを考えてからカメラを構えることを習慣づけるようにすると、上達が早いですよ」。

わかりました! 今まで写真を撮るときは、ブレないように、暗くならないように、と基本的なことを確認するだけで精一杯でした。でも、これからは「何を伝えたいか」についてもしっかり考えてから撮るようにしてみます!

「それにしても、この1週間でよく練習しましたね。習うより慣れよ、ともいうので、どんどん撮れば写真の腕もアップしますよ!」

ありがとうございます! でも、おいしいものを食べ過ぎて、体重もアップしてしまいました……。

おさらい

今回は、料理写真のおいしそうに見える角度について学びました。基本は「斜め上から」ですが、料理によってケースバイケースということが練習してみてよくわかりました。次回は、番外編! 佐藤先生のカメラテク公開講座の模様と、フォトコンテストについてお伝えします。公開講座やコンテストにみなさんも参加してみませんか? 詳しくは、下記インフォメーション欄をご覧くださいませ!

Information

9月22日(祝)、佐藤先生の公開講座が渋谷ヒカリエ ShinQsにて開催されます!

渋谷ヒカリエ ShinQsのフードフロアリニューアルオープンを記念して、フォトジェニックコンテストが開催されます。これに併せて佐藤先生が公開講座を開講! スマホでフードをおいしく撮影するコツを伝授します。ナマで先生のカメラテクを教わり、その成果をコンテストで発揮してみませんか?(コンテストへの参加は自由です)ライター・田代も講座とコンテストに参加して、この模様を後日当連載番外編で詳細報告致します! 公開講座は、各回座席は先着順ですが立ち見もできます。気軽にお越しください♪

日時:9月22日(祝)12:00~、14:00~、17:00~
席数:30席(先着順)、各回開始30分前から整理券配布
場所:渋谷ヒカリエ ShinQs B1 ビューティ ペディア

詳細はこちら
http://shinqs.jp

佐藤先生の写真体験教室情報♪

佐藤先生の料理写真体験教室に参加してみませんか? ヒカリエの公開講座に来られなかった人は、ぜひ体験教室へどうぞ。佐藤先生の生レッスン、とっても面白いですよ♪ 詳しくは、料理写真教室フェリカスピコをご覧ください!

プロフィール

佐藤 朗(さとう あきら)
フリーランスフォトグラファー。日本大学芸術学部卒業。有名雑誌や書籍、Web媒体などで活躍。また、料理写真専門のカメラ教室フェリカスピコを主宰、毎月各地で開かれる教室は常に満席となる人気ぶり。著書に『もっとおいしく撮れる!お料理写真10のコツ』(青春出版社)。
Facebook Instagram:@felica_spico

田代 わこ(たしろ わこ)
ライター&エディター。出版社勤務を経て、フリーランスのライター・エディターに。主にエンタメ系コンテンツ記事を執筆。趣味は美術鑑賞と絵を描くこと。ananwebでは「女子的アートナビ」を連載中です!