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松澤 亜美

【ベルリンでは一般的!?】“浮気したい放題の交際” って? 経験者に聞く!|世界コイバナ巡り #2

2017.11.6
こんにちは。旅コラムニストの松澤亜美です。企業や個人のコミュニティマーケターをしながら、旅コラムニスト・ブロガーとして5年くらい前から世界中を旅しながら書いています。 世界のアラサー恋愛事情について、いろんな世界のコイバナを、一緒に旅気分で巡ってみましょう。 今回は、オープンリレーションシップについて。何?と思う方もいるでしょう。それは……。

こんにちは。旅コラムニストの松澤亜美です。企業や個人のコミュニティマーケターをしながら、旅コラムニスト・ブロガーとして5年くらい前から世界中を旅しながら書いています。 世界のアラサー恋愛事情について、いろんな世界のコイバナを、一緒に旅気分で巡ってみましょう。 今回は、オープンリレーションシップについて。何?と思う方もいるでしょう。それは……。

浮気し放題な交際!?

【世界コイバナ巡り】vol. 2

オープンリレーションシップという言葉を聞いたことがありますか?facebookの恋愛ステータスの選択肢に入っていますよね。私は、最近までこれはジョークかと思ってました。リレーションシップ(交際)中だけれどオープン、それってつまり、浮気し放題な交際いうこと?

先日、旅先で出会ったのが、ドイツ・ベルリンに1年間暮らす29歳の日本人女性Mちゃん。彼女は、今ドイツ人の彼氏と「オープンリレーションシップ中」と堂々と言っていたので、気になって後から話を聞いて深堀りしてみました。

彼女はアメリカでも数年暮らしたことがありますが、今回初めてオープンリレーションシップという関係になったそうです。相手はドイツ人の年下男性。

オープンリレーションシップ中ということは、つまり「彼氏彼女ではあるけれど、相手が他の異性と性的アクティブになる可能性を許そうね」という協定。彼もすんなり受け入れたとのこと。それって……何だか、すごくないですか? 嫉妬深くならないの? というか、それって日本でいうセフレとは何が違うの……?

結婚しないし、相手が別に遊んでてもOK. それって嫉妬はしないの?

ベルリンでは、結婚するという人がいると、「え、何で今どきわざわざ結婚?」と言われるといいます。これはパリでもロンドンでも、同じような話を聞きます。でも、結婚はしなくとも、彼氏彼女となる人とは忠実に正直に愛し合いたいとは思わないのでしょうか。つまり、他の人と肉体関係をもたれることで嫉妬はしないのでしょうか。

「私たちは嫉妬はしない。“信頼” がベースになっているから。誰も他人を自分のものにすることはできないでしょう。なんていうか、オープンリレーションシップをする人は、もう嫉妬という概念は越えているの。もともと嫉妬深い人は無理だと思うし、そんな提案しないだろうし、受け入れないだろうしね」。

でも、受け入れたからと言っても、嫉妬による喧嘩もない、とも言い切れないのが人間。もちろん喧嘩になるカップルもあるでしょう。どちらかの気持ちが大きければ、独占したい気がするだろうけれど……そこは大人の割り切りなのかな。

オープンリレーションシップにもルールがある

勝手にオープンリレーションシップになると、それはただの浮気。だから、「二人とも合意している」ことが少なくとも最低限のルールになるとのこと。そこからは、カップルによって違う。お互いを1番に大事にして、でも「2番」は作らない。ここが、いわゆるセフレと違い、同じ人とは肉体関係をもたないのだそうです。

オープンリレーションシップ、2つのタイプ

Mちゃんによると、2つのタイプがある。
1) 「長続きさせるために刺激は必要」タイプ

例えば10年間付き合っている遠距離関係の彼女がいて、遠距離だから月1回しか会えない場合。ずっと続けるためにだから、「オープンリレーションシップにして、別の人と行きずりの恋を楽しむことはOK」というルールにするんだそうです。

そうすることで刺激が生まれて、相手が浮気してるんじゃ、と嫉妬の気持ちが生まれることなく、長続きさせられる。ちなみに、既に子供がいる夫婦関係だとしても、こうやってオープンリレーションシップにすることがあるといいます。いつまでもお互いを新鮮に感じるためなのだそう。

このタイプのように、決まった異性以外への浮わついた気持ち自体を否定しない、というのは、ある意味すごく合理的でオトナ。

2) 「出会い系アプリで何かあっても仕方ない、でも帰ってきて」タイプ

最近の傾向はこちら。Tinderのようなアプリですぐに異性と会うことが簡単になったからこそ生まれたオープンリレーションシップ。例えばMちゃんの場合、「私もいつ日本に帰るかわからないし、彼も田舎からベルリンに出てきたばかりで絶対目移りすることが避けられない。だったらオープンにしちゃえばいいんじゃないか」と話したそう。

ベルリンではお母さんの時代から社会通念。結婚制度がなくなった時の愛をキープするのは、なに?

私がびっくりしていると、Mちゃんが言います。「ドイツ、特にベルリンではオープンリレーションシップは何も珍しいことではなくて、むしろ社会通念。父母世代が若かった時から普通だよ。それに対して否定的な意見は聞いたこともない」。

ドイツでは金銭的に女性が自立しているから、無理して一緒にいるという結婚や交際は不思議がられるそうです。特にベルリンでは、ジェンダーレスであることがかっこいいので、オシャレ坊主も流行っているし、ハイヒールやスカートを履く女性はまずいない。

「必ず愛情というものは冷めるもので、一生続くわけがない。だからそれを無理に結婚制度で押し付けるよりも自由に生きていく方が人間として自然だ」というなんとも合理的な論理が普通だそうです。

結婚制度を取り払った時に、二人を繋ぐものは「愛」。その愛しあう関係をキープするために「外部から刺激を得る」という考えが、オープンリレーションシップのようです。この話を聞いていると、一対一の愛は永遠に続くと思ってる私はファンタジーを見てるのかしら、とさえ思えてきました。

ちなみに他国では?

私はアジアでは、オープンリレーションシップをしているという人には出会ったことがありません。また、サンフランシスコでもアメリカ人3人に聞いてみましたが、「概念は知ってるけれど実際そうしてる人はいない」ということでした。

中東やアフリカはもともと一夫多妻の国もありますが、それは第2婦人・第3婦人の女性を同じ人に決めるため、オープンリレーションシップとは別です。ドイツ・ベルリンはヨーロッパのなかでもゲイが集まったりジェンダーに関して進んでいる国なので、特別なのかもしれないですね。

最後に

いかがでしたか? このオープンリレーションシップの背景として、ジェンダーや経済の話、そして恋愛感情は続かないと割り切るドイツ人の合理的な性格が関係したのは、びっくり。チャラい話ではなく、思いのほか真面目な取材になりました。

そういえばドイツの首相は女性。日本も、男女の収入格差が解消されたらこれが普通になるのかしら……? いやいや、それは飛びすぎか。あなたはオープンリレーションシップにYES?  NO?



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