アリスがゆく!女子旅で人気急上昇。鳥取県グルメを食べ尽くしました!
【アリスがゆく!】Vol.13 文・斉藤アリス
こんにちは! 旅が大好き、モデルの斉藤アリスです。第6回目の旅の目的地は「鳥取県」。
いま観光に一番力を入れている県といわれる鳥取県。その真偽を確かめるべく現場へ直行! 旅の前半では鳥取県でやりたいアクティビティの魅力をたっぷりお伝えしました。
最旬スポット!? 鳥取でアクティビティづくしの旅。
後半では、鳥取の最新グルメ情報をご紹介! 前回に引き続き、アンアン総研から旅が大好きな3人娘が参加してくれています。案内人&カメラマンは毎度おなじみ私、斉藤アリスがお送りします。
超お得!蟹づくしランチ
鳥取県は蟹の水揚げ量が日本一って知っていましたか?
「え! 蟹といえば北海道じゃないの?」と思った方。実は北海道で多く収穫されるタラバガニは、生物学上はヤドカリ科に分類されるため、蟹ではないのです。
山陰沖に広がる日本海は、大きくて身の締まった蟹がたくさん採れることで知られています。鳥取県の水揚げのほとんどを占めるのがズワイガニとベニズワイガニ。その中でも蟹の王様と呼ばれる「松葉ガニ」を、お特にお腹いっぱい食べられるお店があると聞いてさっそく行ってきました。
鳥取市賀露町という漁港場の海沿いに位置する『お食事処 若林』。大きな蟹のオブジェが目印のお店は、1階が鮮魚の販売所、2階と3階がお食事処となっています。
11月から2月末まで食べれられるのが、お昼限定の蟹ランチ。『若林』は母体が蟹の卸問屋だから、おいしくて新鮮な蟹がお得にいただけるんです。
焼きガニ、茹でガニ、カニ汁、カニ味噌とまさに蟹づくし! 蟹の美味しいところを一度に全部堪能できちゃうんです。さらには、サバの味噌煮やらお刺身やらまで付いてきて、見るからにボリューム満天。こんなにたくさん、アンアン総研メンバーは食べきれるのでしょうか?
私の心配をよそに蟹に食らいつくメンバーたち、頼もしい。殻を外すと中にはたっぷりのカニ味噌と卵。蟹も然ることながら、おまけだと思っていたサバの味噌煮の美味しさに箸が止まらない4人でした。
五位渕さん 「市場で見た親ガニでも一匹1000円だったのに、これ全部で1,750円はコスパよすぎでしょ。お腹いっぱいなのに止まらない!(笑)」
新B級グルメ! 牛骨ラーメンバーガー
日本人のソウルフードといっても過言ではないラーメン。しかしどんなにラーメンが進化しようとも、ベースとなるダシに使うのは決まって豚骨か鶏ガラ。そんな中で鳥取県ではなんとダシを牛骨から取るというのです。その名も『牛骨ラーメン』。そんな鳥取のご当地グルメをさらに進化させた一品がいま話題沸騰中なんです。
これがこちら、牛骨ラーメンバーガー。牛骨ラーメン専門店『たかうな』のご主人・山根武さんが研究に研究を重ねて開発した、この店だけの自慢の一品。ラーメンの麺をバンズにして、自慢のたれで煮込んだチャーシューと煮卵に見立てた目玉焼きをサンド。ネギとモヤシをアクセントに、自家製牛骨スープから作ったソースでこだわりの味を表現しています。
いざ、実食! インパクト勝負のB級グルメと思いきや、予想以上の繊細な味にメンバーもこの表情。ラーメンどんぶりの中のさまざまな具材のハーモニーがバンズの中で完全再現!実はこのバーガー、2012年の鳥取バーガーフェスタにて、モスバーガー賞なるものを受賞しています。あのモスバーカーも認めた味。ラーメン一筋、この道21年の主人の本気に脱帽です。
さらにさらに、バーガーを頼むと付いてくる牛骨スープを使えば、ラーメンとして楽しむこともできちゃいます。一度で二度おいしいとはまさにこのこと。お店は山陰道・琴浦東ICから車で2分のところにあるので、車での遠出にサクッと寄って腹ごしらえにもってこい。
尾谷さん 「正直、出落ち予想で味への期待をしていなかったから、本当に美味しくてビックリ!! サッカー観戦が趣味でスタジアムへよく行くのだけど、これは片手で簡単に食べられるからスタジアムで売ってたら嬉しい」