アリスがゆく!春伊豆へ!ひなと桜で祭り三昧。
【アリスがゆく!】vol.1 文・斉藤アリス
都心からほど近い観光地として、根強い人気のある伊豆半島。そんな人気スポット伊豆の新たな楽しみ方を再発見すべく、編集部を飛び出し、旅するモデル、斉藤アリスが一足先に春の伊豆を先取りしてきました! この春に絶対行きたい伊豆の見どころを、全4回に渡ってご紹介します。
第1回目は、「今しか楽しめない、伊豆の春限定イベント」をご紹介します。
合同結婚式!?
東京駅から「踊子号」に乗って、2時間20分。伊豆稲取駅へ到着し「文化公園 雛の館」へ。現在「雛のつるし飾りまつり」を開催中。

まず最初に目に飛び込んだのは、15段以上はある豪華〜なひな人形! よくよく見るとお内裏さまとお雛様が3体ずつの合同結婚式のよう(?)。
つるし飾りって?
雛のつるし飾りとは、江戸時代後期から伊豆稲取地方に伝わる、子供の節句を祝うためのお飾りのこと。
もともとは、高価だったお雛飾りの代用品として誕生しましたが、今では町独自の和細工として受け継がれています。愛する子供や孫のために手作りをして、「せめてお雛様の代わりに」という切ない親心から生まれた習慣です。
「家族の愛はいつの時代も偉大だなー」としんみりな私。

つるし飾りには、十人十色の願いが込められた様々なお飾りがあります。例えば、このハイハイしている赤ちゃんのお飾りは「這い子人形」。「早くハイハイできるようになってほしい」という赤ちゃんへの願いが込められています。

私のお気に入りは、俵ねずみ。こんな可愛い金運のお守り見たことない! さっそく携帯用ストラップを購入(笑)。
他にもとってもキュートでユーモア溢れるお飾りがいっぱい。
売店にはお土産用のお飾りも販売中。吊るすだけでスペースをとらないので、一人暮らしの女子にもピッタリ! お気に入りの飾りを探してみるのも楽しそう。


会場には、つるし飾りだけではなく、江戸時代の様々なタイプのひな人形も展示されています。
雛の館で女の子気分を満喫したあとは、河津駅へ移動。やっぱりこの時期、これを見なくっちゃ始まらない!!