【スタート!】走り出した4人の運命は? グアムインターナショナルマラソン挑戦記②
【マラソン部ニュース】vol.20 文・anan総研編集部
「グアムインターナショナルマラソン2015(GIM)」挑戦した、anan総研マラソン部の選抜メンバー4人。
挑戦したのはこの4人

第1話の『【全員が泣いた!】常夏の島、澄み渡る海。グアムインターナショナルマラソン挑戦記①』
https://ananweb.jp/blog/marathon/28032/
では、日本出発から前日の夜までをレポートしましたが、第2話の今回は、スタート~ゴール直前、までをお伝えします。
4月12日AM3:00。いよいよスタート!


-スタート前の会場の雰囲気を教えてください。
尾谷 夜中3時スタートということで、周囲は真っ暗でしたが、スタート地点は明るくて、音楽が流れていたり、上空をヘリカメラ? が飛んでいたりと、お祭りのような雰囲気でした。
斉井 まず暗い状態からのスタートが南国のリゾートマラソンなんだなって再確認。火を使った踊り子さんがいて、グアムっぽいなぁって思いました。Qちゃん(高橋尚子さん)が「がんばるぞー!! オー!」ってランナーを励ましてくれて、私もテンションが上がります。夜に村人全員でお祭り! みたいな感覚でした。
遠藤 日本では、マラソン大会の前は、いつもトイレがものすごい勢いで混んでいるのですが、そこまで混んでいないんだなぁというのが意外な驚きでした。スタートするときのイベントの騒ぎ方が日本にいるときよりもずっとテンションが高かったです。


-スタート直前の気持ちを教えてください。
斉井 緊張してました。今回は「おきなわマラソン」と違い伴走者がいないけど、「きっと大丈夫」「自分を信じる」「レースペースを守る」、そればかり思っていました。
遠藤 スタート前は「無」に近かったです。ジャンプしたり肩をほぐしたり膝を回したり、その時にすべきことを着々とやりました。今回は自分だけの世界に入りすぎることはありませんでしたが、心の中はとにかく「無」でした。この心が静かな状態が自分の中でかなり気に入っています。なんか、気持ちがいいです。
尾谷 「いよいよ始まるのか」という気持ち。不安はあるけれど、「もうやるしかない! やってみるしかない!」と思っていました。「始めは飛ばしすぎないように」と気を付けていました。
吉田 すごくすごく緊張していました。「走り切れるかな。トイレ行きたくなったらどうしよう」などとたくさん考えていました。スタート前に高橋尚子選手が来てくださったのに会えなかったのは残念でした。でも直前に、いつも練習でお世話になっているアラタプロジェクトの方が来てくださったのはびっくりし驚きましたが、同時に気が引き締まりました。



