【あなたの歩き方大丈夫?】美人に見えるウォーキング術8つのポイント。
【美人部ニュース】vol.4 文・斉藤あいこ
「自分からキレイになる!」をモットーに、美と健康について学び、ますます健やかでハッピーな美人になるために、今年4月に発足された「総研美人部」。その第1回目の活動が先週、5月9日に代々木のスタジオで行われました。

記念すべき最初の活動は、「ウォーキングレッスン」。
綺麗にメイクをし、最新ファッションでお洒落したとしても、歩き方や姿勢が美しくなければ真の美人とはいえません。そんなワンランク上の美人を目指して、総研メンバーが本格ウォーキングレッスンに挑戦してきました。
本日の講師は?

講師は、モデル歴18年のベテラン現役モデルAIさん。18歳でモデルデビューしてから、世界のコレクションショーを舞台に活躍してきました。現在はモデルとして第一線で活躍する傍ら、これまでのノウハウを活かし、ウォーキングスタイリストとして「現場で活かせるテクニック」をモデル事務所やスクールで指導しています。今回は総研メンバーのために、「日常生活の中で役立つウォーキング術」を教えていただきました。
日常生活の中で役立つウォーキング術
ウォーキングを始める前に、まずはストレッチから。きれいなウォーキングをするのに必要な筋肉をほぐしておきます。
ステップ1
背中のストレッチ
まずは背中のストレッチから。毎日のデスクワークで凝り固まった背中の筋肉をほぐします。どんな姿勢のときも、ピンっと伸びた背筋をキープすることは基本中の基本。腕を前に組み、左右に伸ばしましょう。背中を後ろに突き出す感じで丸めると、よく伸びます。
ステップ2
お尻から太ももの裏をストレッチ
パンツスタイルの時も、スカートの時も、きれいなスタイルにみせるために欠かすことの出来ないのが、お尻から太ももにかけてのライン。キレイなウォーキングのために必要な筋肉が集中しています。
「“お尻と太ももが一体化して境目が無い”、“太ももの外側が張り出して太い”などの悩みをお持ちの人。その原因は骨盤と太ももを繋げる筋肉が固まり、その上に脂肪が付いてしまっているからです。そんな人は毎日一回でもいいので、このストレッチをやってみてください」(AIさん)

「まず、上の写真のように、右膝と左膝をくっつける感じで重ねて座ります。出来る人は上体を前へ倒します。これを呼吸をしながら10秒キープ。左右行ってください。筋肉が凝り固まっている人は、膝を重ねる時点でかなり苦戦しますが、繰り返すことでだんだんと出来るようになってきますので諦めないで」(AIさん)
ステップ3
二の腕シェイプアップ
この日、たくさん教えて頂いた動きの中で、まず最初にメンバーを苦しめたのが、二の腕シェイプアップ。
「たとえ痩せている人でも、ごまかせないのが二の腕。きちんと鍛えていないと年齢とともに、どうしてもたるみが気になる部分です。手を振ったときに、腕の肉が振り袖のように揺れる人は明日から始めてください」(AIさん)

「まず手のひらを上にして、腕を後ろに伸ばします。呼吸をしながら、腕を上下に大きくパタパタとさせてください。ポイントは肩甲骨を寄せるように上げることと、腕を曲げないこと。一分くらいやっていると相当腕に効いてきます」(AIさん)
超簡単!O脚体操
ストレッチで身体をしっかり慣らしたら、いよいよウォーキングレッスン開始と思いきや、まずは一列に並んで、一人一人の身体の癖を見ていきます。肩の位置や身体の傾き、脚のゆがみや猫背など、人によって様々な問題点があります。
先生の厳しいチェックの結果、なんとメンバー10人中の8人がO脚でした。

今まで数えきれない程の生徒さんを指導されてきたAI先生によると、プロのモデルを目指している方にもO脚で悩んでいる人が多いのだとか。O脚は、脚が曲がって見えるだけではなく、短くも見えてしまいます。
「O脚=骨の問題だと半ば諦めてる方も沢山いらっしゃいますが、ほとんどの方は立ち方ひとつでかなり改善されるんですよ」と、AI先生。レッスンはまずO脚を治すところから始まりました。
「真っすぐ直立した姿勢から、膝を曲げます。そのまま膝同士をくっつけて、膝同士が離れないように注意しながら、直立の姿勢に戻ります。このとき、ギリギリの限界まで膝同士が離れないように頑張ってください。これを毎日1分でもいいので、歯磨きなどの隙間時間に繰り返してください。早い人だと2週間でO脚から真っすぐキレイな脚に生まれ変わります。」(AIさん)