chelmico・Rachel「寒さへの正解を見つけたよ」 自己流“防寒対策”を明かす

2024.2.13
chelmicoによる連載「chelmicoのちいさなにっき」。Vol.19はRachelによる「chelmico的防寒対策」の巻。
Entame

夏は脱いでも暑いけど冬は着たらいいから、いいよねえなんて毎年毎年話すけど、そんなことないよな。寒いもんは寒いしコートを着たら肩凝るし。それから、いつまで着ていいんだよダウンは。そんで、外に備えて着込んで家を出てきてるから電車の中は暑いよ。結局ね、“股引(ももひ)き”なんだって話もあるけど、脱ぎたい時に脱げないよ。帽子は抜群に暖かくなるけど髪の毛ぺったんこになるから、一度かぶったら脱げないし。

寒さへの悩みは尽きないけど私は寒さへの正解を見つけたよ。寒いと感じたら、激ジャンプ。これです。垂直に、猛烈に。私の場合です。もし激ジャンプが難しい状況、例えば体や場所の都合でできない場合はまた別の案を考えますが、これ以上のアイデアがあるんなら教えてよ。

あ! いいこと思い出した。オススメなのは腹巻きとレッグウォーマー。寝る時に特にいいよ。寝る時にさ、靴下履きたいけど無意識に脱いじゃうのよ。レッグウォーマーだとなぜか履いたままなの! 大人も赤ちゃんみたいに足裏で体温を調節しているのかなあ。調べてみて! 私は調べないけど。腹巻きもそんな感じでいいわよ。体の真ん中だもんねえ。それとさ、寝ている時に無意識に縮こまってるみたいで朝は体バキバキだからストレッチして、あったかい飲み物を飲むのがいいよね。これ綺麗な人が、みんな言ってるだけあるわ。疑っててごめん。そんなこといいから、5分でも多く寝たいって思ってた時代が私にもあったよ。

綺麗ってことは、自分を大切にするってことなのかもしれないな。自分の髪の毛をとかしてあげて顔洗ってあげて体にいいごはん食べさせてあげてとか、そうやって積み重ねたものが最終的にピカピカしてるのかもしれないよなあ。凍えてたら、心配だもんなあ。あったかくしてあげないとだよね。しかし外出てみたら思ったより寒かったりするもんだから、私は今日も激ジャンプ!

chelmico

チェルミコ 左・Rachel(レイチェル) 1993年生まれ、神奈川県出身。右・Mamiko(マミコ) 1996年生まれ、東京都出身。2014年にchelmicoを結成。ドラマ『恋愛のすゝめ』のオープニングテーマ・デジタルシングル「Question」が発売中。

※『anan』2024年2月14日号より。写真・幸喜ひかり ヘア&メイク・ナリタミサト

(by anan編集部)