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ヒプマイ・木村昴が語る、声優がラップをやることの強みとは

2018.12.16
イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュクと各ディビジョンを代表するチームがラップでバトルするというストーリーの『ヒプノシスマイク』。ここでは、個性豊かな4チームの中で唯一、兄弟で構成されているイケブクロ・ディビジョン、その名も「Buster Bros!!!」をご紹介。カリスマ的なリーダーである長男の山田一郎を演じる、声優・木村昴さんにインタビューしました!
ヒプマイ

もともとヒップホップに造詣が深く“ラップバカ”を自称する木村さん。イケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!(バスターブロス!!!)」のリーダー・山田一郎を演じながら「好良敏太郎(コウラビンタロウ)」名義で、ラップの作詞も担当。他の声優にとって頼もしい“ヒップホップの伝道師”として、ラップのアドバイスもしているとか。誰よりもヒプマイの世界にどっぷり浸かっている木村さんにとって『ヒプノシスマイク』とは一体どんな作品なのか、直撃しました。

――木村さんが『ヒプノシスマイク』に感じる魅力とは?

僕もやってみて初めて気づいたんですけど、声優がラップをやることの強みをすごく感じますね。ヒップホップに対する気持ちだったり、ラップの能力的なところは、本職のラッパーにはやっぱり敵いません。だけど、声優はキャラクターに命を吹き込むのが仕事じゃないですか。そして、僕らが『ヒプノシスマイク』でやっているのは、ラッパーとして歌うことではなくて、あくまでキャラクターを表現すること。一度キャラクターの人格を挟むことによって、ラップの説得力が増すというか。そこは唯一、ラッパーに勝てるところだと思います。

――キャラクターを演じながらラップをするなんて難しいと思う人も多いのでは。でも、逆にそこが武器になってるんですね。

そうなんです! 最初はみなさん、ラップなんてやったことないから不安だったと思うんですけど、キャラクターを把握してからの上達が速かった。みなさん、さすが声優です。キャラを一度掴んだら、ラップのスタイルも一気に確立されていったんですよね。僕はラップって上手い下手じゃなくて、どれだけ気持ちが込められるかが重要だと思っています。今では、普段からラップを聴くようになったキャストもいますよ。特に、石谷春貴くん(次男・山田二郎役)と天崎滉平くん(三男・山田三郎役)は、自分でラップをやるようにもなったり。

ヒプマイ

――「Buster Bros!!!」のよさは何だと思いますか?

うちは兄弟なんで、他のチームのキャラクターの肩書と比べると特徴がないともいえるんですけど。でも逆に言うと、絶対に揺るがない絆の3人が集まってるっていう安心感はめちゃくちゃ強いですよね。3人で歌う「IKEBUKURO WEST GAME PARK」っていう曲では、一つのヴァース(小節)を3人でマイクリレーみたいに掛け合いするっていう、かなり高度なことをやっているんです。一人でもリズムに乗り遅れたら、その瞬間に曲が成立しなくなっちゃうんですよ。だからライブ前はとにかく練習しました。お互いの顔を見ながら歌えるように、歌詞も完璧に覚えて。それができるようになったら、今度はじゃあ動きをつけてみようかってフォーメーションを考えて。この曲はライブで盛り上がれたらいいなと思ってたので、見せ方も工夫したかったんですよ。ライブでの出来もよかったです。

――『ヒプノシスマイク』のおかげで、ヒップホップを聴くようになったという人も多いとか。

ヒプマイがラップミュージックの入り口になっているとしたら光栄ですね! あとは、一人のラップバカとして、大手を振ってラップができる環境を作っていただいたことが、本当に嬉しいです。僕は『ヒプノシスマイク』で人生変わりました。本当に世界に通用するコンテンツだと思っているので、まずはアジアツアーを回って、ゆくゆくはグラミーまで行っちゃおうぜ、くらいのことを考えてます!

きむら・すばる 6月29日生まれ。ドイツ出身。TVアニメ『ドラえもん』のジャイアン/剛田武役で声優デビュー。アニメの声優を多く担当する一方、映画『キングスマン』シリーズのゲイリー・“エグジー”・アンウィン役やミュージカルをはじめとする舞台でも幅広く活躍。天才劇団バカバッカ主宰。

人の精神に干渉する特殊なマイク「ヒプノシスマイク」でラップをし、優劣を決する世界。各ディビジョンの代表チームが領土獲得のためにバトルする。©King Record Co., Ltd. All rights reserved.

※『anan』2018年12月19日号より。写真・笠井爾示(MILD) ヘア&メイク・shibuya(vitamins) 取材、文・尹 秀姫

(by anan編集部)

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