一夜を共に過ごせたら…横澤夏子が語るアレ の条件

2018.7.21
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いい距離感で人と付き合える女になりきり。

一夜を共に過ごせてこそ真の友だちです。

横澤夏子

よく、「金の切れ目が縁の切れ目」といいますが、私は「旅の切れ目が縁の切れ目」だと思っています。友だちと旅行をすると、普段の付き合いではなかなか知ることができない一面が見えてくるもの。スーツケースの広げ方一つをとっても、“私のスペースを浸食するくらい広げてる…”と思うかもしれない。寝ているときには、いびきや歯ぎしりなどをする可能性だってある。しかも、たとえ相手にイライラしても、海外だったりしたら、それこそ逃げ場がないですよね。

もちろん逆もしかりで、友だちが私に対して嫌だと思うことがあっても一定期間は一緒に過ごさないといけないし、それも辛いもの。だから私は仕事でマネージャーさんとホテルに泊まるときでさえ、“朝ごはんに誘ったけど、一人で気楽に食べたかったかな…”とモヤモヤ考えてしまう。仕事でもこんな調子なので、プライベートで旅行をするときは背水の陣のような気持ちで挑まなければいけないし、そもそも勝負に勝てる自信がありません。だからこそ、相手のどんな部分も受け止め、相手に嫌われるかもしれないという可能性を恐れずに海外旅行できる人はスゴい。それに、距離感を上手に保てる姿を見ると、“大人だな~”と憧れます。

いきなり遠くに行くのは危険なので、まずは、お互いの家でお泊まり会をするのがよさそうです。一夜を明かしてみて、途中で“やっぱ無理!”と思ったら、逃げることだってできますから。練習代わりに軽い気持ちでトライしてみるといいのではないでしょうか? “一緒に旅行をする仲”の友だちは本当の友だちだと思うし、そんな相手がいて羨ましいなと思います。私も実は、今度友だちと泊まりがけの旅行をする予定ができたので、努力してみま~す!

よこさわ・なつこ 芸人。数多くのバラエティ番組にレギュラー出演。7月20日に単独ライブ『出版ガール』開催。同日に初の婚活本『追い込み婚のすべて』(光文社)も発売予定。

※『anan』2018年7月25日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)


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