会社を辞めて、こうなった。【第4話】 ホームレスになっちゃうの?!
2015.1.22 — Page 2/2
自信喪失。
完全なる被害者だ、ということで学長が交渉してくれているので、とりあえず今は信頼してお任せしています。
節約のためにと、直接ホームステイエージェントとやり取りしなくて良かったです。語学学校をかませていることで、おそらくお金は戻ってくると思うので。
37年間、真面目に生きてきたつもりだったので、自分は絶対こういう目に合わないと思い込んでいました。そこで、頭をかち割られたような気がしました。
しかも編集の仕事をしてきたので、人を見る目もあると思っていたけど今は自信も喪失。
日本で通用したことが、こっちじゃ全然通用しないんです。
正しいことをしていても、いつの間にか正しくないことをしていると、事実をすり替えられたりもする。そして、その全ての引き金は”お金“だったりするんです。
でも、ここで心を閉ざしてしまうとサンフランシスコに来た意味はなくなる。だから今まで以上に慎重になりつつ、英語の勉強を頑張って、こちらの習慣や物の考え方を理解しようと思いました。
そして、携帯電話も契約することに。やっぱり自分を守る道具はしっかりと揃えておく必要があります。最初に登録する番号は、〈911〉(警察)にします。
勉強をする環境がなかなか整いませんが、この一連の出来事は、心理学を勉強したいならもうちょっとタフになりなさい、アメリカという国ついて知りなさいってことを教えてくれているのかなぁと思っています。
新しい滞在先のwifi環境が良くないので、とりあえず今回はこのあたりで。
またゆっくり書きますね!
See you!

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PROFILE
土居彩
編集者、ライター。14年間勤務したマガジンハウスを退職し、’14年12月よりサンフランシスコに移住。趣味は、ヨガとジョギング。ラム酒をこよなく愛する。目標は幸福心理学を学んで、英語と日本語の両方で原稿が書けるようになること。