本命彼女との決定的な違い! 「遊び目的」の女性によくある共通点3つ #165

文・おおしまりえ — 2022.3.31
また彼に捨てられた。遊ばれた。こんな悩みを毎回抱く女性って、一体何が悪いのでしょう。実は遊ばれたり浮気相手ポジションばかりになる女性には、共通した行動が見られます。今日はその中でも、代表的な3つの行動をご紹介します。

男性が本命彼女にしたいのは ? 遊び、浮気相手ポジション女性に共通すること

本命彼女 遊び 都合のいい 女性 特徴 共通点

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 165


好きな人と仲良くはなれるけど、いつも遊びや浮気相手など、いわゆる“遊び相手ポジション”にされてしまう。そんな女性はいませんか。実は本命彼女になれない女性には、いくつか行動面で共通する部分があります。

誰しも生きていれば、恋愛で痛い失敗をすることはあります。でも複数回経験があるようなら、今日の話は参考になるかもしれません。

NOと言わない従順さや軽さがある

「飲みに行こうよ」「地元の駅でいい?」「これから家来ない?」などなど、付き合う前のやり取りでは何回か、OKかNOを女性側が判断するタイミングがあります。この時、いわゆる遊び相手ポジションに落ち着くことの多い女性は、大体OKを出しているものです。

「相手のことが好きだから、相手とのチャンスを無駄にしたくない」こんな気持から来るのでしょうが、軽さや良すぎるノリは、相手からすると「そのくらいに扱っていい相手」という印象をもたせてしまいます。

「都合がつくからOKを出す」
「余裕がある方(つまり自分)が合わせればいい」
「相手に合わせちゃう方が楽だから」

OKする側はこんな理由を掲げていると思います。かくいう筆者も、20代の頃はそうでした。そして便利な女時代があったわけですが…実はOKかNOかを出す基準は、自分に都合がつくとか、余裕があるとか、物理的な制限よりも大事なことがあります。

それは「自分の気持ちがまずOKを出しているか」これが何より大事です。自分の気持ちがOKしている。行きたいと思っている。乗り気になっている。こうした漠然とした感覚があって、その上で物理的な制限がないかを確認する。この二段階の判断があって、はじめて心から正しいと思える判断ができるものです。

好きな人とのチャンスは逃したくないし、合わせれば成立する関係だから…という発想からOKを出すクセは、今日からやめてみませんか。

自分より相手のことを優先しすぎる

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付き合いが悪かったり、わがままがすぎたりする女性のことを、「お高くとまっている」なんて、ひと昔前にはネガティブに表現することもありました。
正しい意味としては「気位(きぐらい)が高く、とりすましている」などと言うらしく、相手を見下したりもったいぶったりする人に対しても使われることから、今ではネガティブな意味を含むことが多いようです。

ネガティブな印象の言葉ですが、実は女性として「お高くとまる」という振る舞いは、ある程度は大事なことだと言えます。もっと言うと、これができていないと、遊びや浮気ポジションになることが増えます。

なぜかと言うと、本来の意味で「お高くとまる」とは、「女性として自分の尊厳を守る」という行動とイコールだからです。相手を見下したり出し惜しみしすぎたりする必要はありませんが(それはただの嫌なやつです)、自分の尊厳を最優先にして生きていないと、結局男性に限らず、他者に搾取されるような生き方をしてしまうことになりかねません。

例えば、「言われて嫌なことは嫌だと言う」「されて嫌なことはきちんと断る」「無理なお願いは断る」こういった行動はできていますか? 意外と難しいと思う女性は多いものです。

他人に嫌われたら怖いと思う気持ちよりも、まず、自分が感じる痛みや不快感を優先することが、ここでいうお高く止まることであり、自分の尊厳を守ることといえます。

自己肯定感の低い女性や、周りにフレンドリーな振る舞いを意識している女性ほど、こうした適切な自分ファーストの行動は取れていないものです。でも、本命彼女として大事にされたいなら、まず自分が自分を大事にしないと始まりません。「自分を無理して変えたら相手から大事にされた」では、ヘルシーな関係とは言えないのです。

合わせすぎて相手をダメにする

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最後は総括するような話ですが、「相手に合わせすぎてしまう」という行動について、改めて説明します。

遊びや浮気相手にばかりなってしまう女性は、基本的に相手に合わせるのが得意です。というか、「相手に合わせることで相手から好かれる」という成功体験をしており、呼吸をするように普段からそうしてしまっています。

でも、この行動には1つ大きな落とし穴があります。それは、相手に合わせることで、相手の中にあるワガママさやマイペースさが大きくなるという問題です。

対人関係は自分と相手のバランスでできています。自分がしっかり者だと相手は気づかぬうちに、自分に対して依存的になります。逆に自分がしっかりしなくなると、自然と相手はできた隙間を補うかのように、しっかりしてくるものです。

これは恋愛だけでなく、友達関係や親子関係でも同じこと。「人という字は支え合っている」とはいいますが、人間関係は自然と最適なパワーバランスができ、両者が支え合うような性質があるのです。

これを恋愛に置き換えて考えてみましょう。彼に合わせすぎる女性と付き合うと、どんなにしっかり者でいい人である男性も、だんだんと彼女の「合わせたい」というニーズに寄り添うようになり、マイペースな態度が大きくなります。

その結果、浮気されたり雑に扱われることもあり、結果としてダメ恋愛になることはよくあります。合わせるという能力はとても素晴らしい力ではありますが、恋愛においては控えめに。ぜひ覚えておきましょう。

遊びや浮気相手になりがちな女性の共通項目を3つご紹介しました。
みなさん、思い当たることはありましたか? 本命彼女という言葉を聞くと、すごく美人で魅力的で、性格の良い子を想像しがちですが、実は違いはコミュニケーションのとり方にあります。今日の話を参考に、ぜひ思い当たる部分から変えてみましょう。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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