【話題の便秘対策】夜寝る前の「腸ほぐしストレッチ」で朝スッキリ。
こんにちは、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子です。この連載『美人の作り方』では、“美しさを自分で手作りする”ために、みなさんが抱えがちなカラダの不調を改善し、美しく仕上げるためのメソッドを、エクササイズやヨガを取り入れながら紹介していきます。
【小林麻利子の美人の作り方】vol.69
多くの女性の悩みの種、便秘。便秘が続くと、肌荒れやお腹の張り、口臭、肥満だけでなく、免疫力が低下し風邪をひきやすくなるなど、美容と健康に様々な悪影響を及ぼします。

前回、「【理由は単純】あなたの強固な便秘、すっきり解決する3つの方法。」では、便秘の原因と具体的対策をご紹介しました。今回は、その中でも女性に特に多い、弛緩性便秘や痙攣性便秘の対策として、寝る前に行う腸ほぐしストレッチを、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子がご紹介します。
寝る前は副交感神経系を優位に。
痙攣性便秘は、前回お伝えしたように、自律神経バランスの乱れが大きな原因です。寝る前に、考え事や電子機器の利用などで交感神経系が優位になっている方がとても多いため、寝る前は、ストレッチなどでリラックスして副交感神経系が優位になるよう心掛けましょう。
副交感神経が優位になると、夜の眠入りもスムーズになり、質の高い睡眠を手にいれることができます。
腸のひねりストレッチ
大腸の緊張低下・運動鈍化によって引き起こされる弛緩性便秘は、日中に運動などで腹部の筋肉を活動させることが大切です。寝る前は、副交感神経を優位にする必要もあるため、激しい運動は×。リラックスしながら、腹部のひねりを加えるストレッチをしていきます。
また、便秘の方は腹部が冷えている可能性があるため、入浴でしっかり温めたあと、ストレッチで筋肉をほぐし、リンパや血液循環をよくすることが大切です。
STEP1
1
仰向けになり両手は体側に広げておきます。膝は直角に曲げ、膝と足は揃えておきます。
2
膝とくるぶしは揃えたまま、ゆっくり膝を左側に倒します。このとき、膝がずれないように気を付けましょう。
3
反対側も同様に倒します。このとき、上半身は動かさないようにして、腹部をひねります。ほぐれるまで気持ちよく続けましょう。
STEP2
1
STEP1①の状態になります。
2
右膝を曲げてご自身に近づけ、左足首を右のふとももの上に置きます。両手で右膝を持ちましょう。
3
ゆっくりと右膝をご自身に近づけて、お尻や太もも、脚の付け根に刺激を加えます。その後、右膝を様々な方向にゆっくり動かしましょう。気持ちよくストレッチできるまで続けます。
STEP3
1
STEP1①の状態になります。
2
吐きながら、骨盤を後傾します。お尻の穴を締め、腰を地面にべったりくっつけましょう。
3
吸いながら、骨盤を前傾します。腰が地面から離れ、胸をはります。呼吸に合わせて心が落ち着くまでゆったり呼吸を繰り返しましょう。
いかがでしたでしょうか? ぜひ、毎日の寝る前習慣にしてくださいね!
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