本命彼女に復活できる…? 元カレが「思わせぶりな態度」をする本音 #228
お悩み:「自分の浮気で別れた元カレの、思わせぶりな態度の理由は?」
【クラブ佑雪】vol. 228
私にはマッチングアプリで知り合った別の大学にいる、ひとつ年上の元カレがいます。 最初は彼のアタックで付き合ったのですが、私の浮気癖が激しかったことで別れを切り出されてしまいました。私は未練たらたらで、別れてからも彼に連絡してしまうことがしばしばあるのですが、彼の対応が付き合ってた頃とまったく変わらないのです。
普通にデート(二人きりでカラオケに行くなど)もしましたし、手をつないだりハグもしました。 私が別れてるのにこんなことしていいの? と聞くと 「うーん…」 と黙ってしまって答えてくれません。これって別れたと言えるのでしょうか。ただ体の関係がなくなっただけにしか思えないです。
そして彼の友だちにそのことを相談しても、友だちもよくわからないと言っていました。 彼は好きでもない人と軽い気持ちで手をつないだりデートをするような人ではないのは確かなのですが。 私から望んでおいてなのですが、なんだかとてもモヤモヤします。 彼は一体どんな気持ちで私と接しているのでしょうか?
(みあ 18歳未婚 学生)
恋愛で犯した罪は、自分にそのまま返ってきます
まあ、そのままなんじゃない? そのままっていうのは「好きだけど別れてるし、本気で再び付き合う気はない」ってことです。
ていうかね、それはそうとして。「彼は好きでもない人と軽い気持ちで手をつないだりデートをするような人ではないのは確か」って、なんでわかるの? ご相談者さまは18歳にして、人間の表裏をそんなに見抜けるの? そこまで見抜けている自信があるとしたら、なんで彼の気持ちがわからないの? ね、いかがです? わたくしから、このように言われると矛盾が見えてきますよね?
こういう男性は世の中に溢れかえっています。まず、彼にとって、ご相談者さまのことは見た目だったり、少なくとも表面的な性格は好みのタイプ。めでたく恋人になれて、彼も嬉しかったでしょうし、好きだったと思いますよ。それなのに、ご相談者さまに何度も浮気されたってことですよね? それは傷つきますし、信頼もなくなったでしょうし、なんなら女性不信にすらなってしまった可能性があります。だから、別れたし、今も付き合わないんでしょう。
じゃあ、なぜ、今もデートするのか? まず、ひとつめには、彼に今、決まった人がいないということ。そして、第2に、表面的には今も好みのタイプのご相談者さまに好かれていることが嬉しいということ。男性は彼に限らず、いつだってモテていたいですからね! で、手をつなぐ。「あ、手をつなぐの、オッケーなんだ」。ハグする。「ハグもオッケーなんだ」と、ご相談者さまの自分への気持ちの度合いを確認しつつ、物理的、精神的にも満足を得ているわけです。ここまでは“好きなタイプ”の女性になら、できるんですよ。
ただ、セックスは好きな人、少なくとも“自分を傷つけない人”としかしたくないんでしょうね。だから、ご相談者さまとはセックスしないのでは? また、傷つけられたくないし。それから、どこかで彼はご相談者さまのことを女性として見下していると思います。厳しいことを申し上げますが「簡単に浮気をする軽い女性」と思っているはずです。じゃなかったら、自分と復縁する気満々の元カノの気持ちをもてあそぶように、手をつないだりハグしたり、そもそもデートしたりなんて、しませんから。ご相談者さまへの態度はどう考えても「どうせ、ほかの男性とも気軽に遊ぶんでしょ? だったら、今、相手がいない僕とも遊んで大丈夫だよね?」みたいな思いが、彼にあるからなんです。要は彼の軽い欲望を満たす相手として、利用されているというのが現状のようです。
悲しいですか? 傷つきましたか? でもね、ご相談者さまは、それ以上の思いを彼にさせたんです。そのことを知ってください。独身であれば、何股かけようと、どれだけ浮気しようと法律で罪に問われることはありません。でも、恋において、浮気は人を傷つける罪です。重い重い重罪です。今、ご相談者さまはその罰を受けているのだと理解しましょうね。ご多幸、お祈り申し上げます。
【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】
※ マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。
銀座『クラブ佑雪』お悩みはこちらへ
藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)
元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。
占いによる個人鑑定のお申し込みはこちら
©pitchwayz/Gettyimages