角 佑宇子

結婚するならどっち? 年上・年下カレのメリット・デメリットとは|リアルな夫婦生活 ♯15

2017.3.1
あなたの彼は年上ですか?それとも年下? 結婚を目標とするアラサー女性なら、次が最後の恋であるようにと願ってやまないことでしょう。そんな大事な時期に付き合う相手の年齢ってやっぱり重要です。 今回は結婚に向いているのは年上 or 年下、どっち? 自身の経験を踏まえたうえで感じた年上彼と年下彼の結婚観とそれぞれのメリット・デメリットを分析いたします。

年上彼は刺激的!その一方で…。

【リアルな夫婦生活】vol. 15

昨今では10歳以上の年上の彼はもちろん、親子ほどまでに年齢差のあるカップルも多く恋愛のスタイルも多様化してきましたね。実際に年上の彼と付き合うメリットって何でしょうか。やっぱりご想像の通り、経済力が高く頼りになるという利点は外せませんね。

個人的には経済力もですが、何より深い話ができることが魅力的でした。哲学的な話や社会情勢など、年上の男性が見聞きしてきた話はどれも核心を突くようなおもしろさで、世間知らずな小娘にとってはとても参考になるお話ばかり。

また年上に限った話ではないかもしれませんが、女性の扱いに慣れている方が多いです。「こういう時にこうして欲しい」を言わずとも察知してくれるので、不思議とケンカも少なかったように思えます。

こうした経済力の高さや懐の深さから見れば圧倒的に年上男性の方が結婚に向いているとも言えますね。しかし、その一方でもちろんデメリットも存在します。

年上彼に多い “オレ様主義”

年齢差が開くほど、このオレ様主義傾向が強くなる年上男性。例えば若くして結婚した年の差カップルは、結婚5年以上を迎えると段々と夫のオレ様主義が許せなくなってくるという話を耳にしたことがあります。男性は「女性を引っ張っていかないと!」というリーダー気質を持っています。それだけに何かのキッカケでその尊厳を失われるとついつい暴君な態度を取ってしまうのです。

「俺がこうだと言ったらこうなんだ!」という亭主関白な姿勢を一度受け入れてしまうとその関係性を覆すのは難しくなっていきます。最初は「頼りになる♡」と思っていた彼の気質がいつしか「ワンマン男」に変貌を遂げる可能性がありますので、彼の性格に心当たりがある方はご用心を…。

年下彼は “育て方” 次第でイイ男に♡

私は当初、年下の彼を持つメリットなんて考えたこともありませんでした。とにかく男性に求めるのは大人らしい物腰の柔らかさであり、頼りになるところでしたので…。しかし、いざ付き合って結婚をしたのは年下の彼。

そんな経験から言える年下彼の魅力は正に “育てる楽しみ” に尽きるのではないでしょうか。年下の男性は年上の男性にはない “素直さ” があります。知らないことを知らないと言える素直さがかわいいですし、その素直さがゆえに自分好みの男性へと上手に育てていくことができれば、彼が30代、40代になったときにはかなり素敵な男性へと変貌を遂げていることでしょう。

「イイ男がいない!」が口癖になっている方は、イイ男を探すよりもイイ男を育てる方が向いているかもしれません。ではそんな年下彼と結婚するにあたってのデメリットとはどういうものでしょうか。

育つまでが大変! 年下彼…。

年下彼とのお付き合いにあたって何がデメリットか、それは何と言っても年上彼に比べて少々、頼りないところです。デートマナーや常識的なこと、察するべきことを察することができない。

これって結構……ストレスですよね。「そんなことも言わなくちゃできないの?」などと、つい口うるさくなってしまうのをあえて「〇〇してくれると嬉しいな」と、子供を諭すように伝えるのは少々疲れます。

また、経済面でも年上の男性に比べて安定しないこともあるでしょう。もちろん年下でも十分に稼ぎの良い男性はたくさんいますので、一概に年下だからといって経済力がないとは言い難いです。もしお付き合いした年下男性の収入がどうも心許ないならば、女性側がお財布管理をして上手にやりくりしていくといったサポートは必須になっていくでしょう。

どちらのタイプが自分に合う?

さて、今回は年上・年下のメリットデメリットをご紹介しました。結論から言えば、結婚は多少なりともの我慢を強いる必要があるということ。自分にとって完璧な人などいないので、年上であっても年下であってもそれぞれの欠点があり、その欠点をうまくカバーしていくことが結婚生活において大事なことなのかもしれません。

では、何を基準に相手を選べば良いのでしょうか。それは、ご自身が本質的に【自分が相手を引っ張りたい】か【相手に引っ張ってもらいたいか】のどちらであるかを理解することです。

しっかり者の女性ならオレさま風を吹かせそうな年上彼よりも年下の方が相性が良さそうですし、引っ張ってもらいたいなら年上の男性の方が相性が良いかと思います。ご自身に合うタイプの男性を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。