anew writer harako

「結婚しないの?」は正直うざい! 婚活プレッシャーに負けない “ゆるっと恋愛” のススメ 過去のリアルから学ぶ恋愛 #17

2017.1.10
ライター&コラムニストharakoが、過去の恋愛をもとに、安定したパートナーシップを築くためのコラムを連載中です。17回目は、独女に対して結婚しないの?と周りがかける圧力について考えてみたいと思います。

先日友人に相談されたこと。

私って変なの?
私って変なの?

【過去のリアルから学ぶ恋愛 】vol. 17

私とは10年近くになる付き合いになる友人。普段は明るくて元気な彼女が珍しく浮かない表情をしていたので「なんかあった?」と問いかけてみると、どうやら周りからの婚活プレッシャーにストレスを抱えているとのことでした。

実はその友人は今まで交際経験がなく、あまり男性とも交流しないタイプ。本人は特に求めていないにも関わらず、「早く結婚しないの?」「そろそろ彼氏いないとかやばくない?」と経験がないことをいじられてひどく悩んでいたんです。

そして先日共通の友人たちに、「男友達を紹介してあげるよ!」と半分強引に連絡先をつなげられてしまい、彼女もしぶしぶ連絡を取ることに。そんな友人から漏れた声は、「そんなに無理に結婚を意識しないとダメなのかな?」と切ない言葉だったんですよね。

恋愛は必要なタイミングでOK

自分らしい恋愛を。
自分らしい恋愛を。

近年は、まるで就職活動をするかのように、「婚活」という言葉が浸透してしまっていますが、恋愛を活動して掴むというニュアンスは私は違和感を覚えます。

もちろん生涯を共にするパートナーができるということは素晴らしいですが、あくまでも本人のタイミングと本人がパートナーを求めているかが重要だと思うんです。友人は両親が離婚していることもあり、男性に対してコンプレックスがあることを知っている私は、胸の奥が痛くなる思いでした。

世の中には周りの人には言えない悩みや、痛みを抱えているケースがあります。本人の気が進んでいないにも関わらず「彼氏がいる=幸せ」「家庭を持つ=女性の象徴」と決め込んでしまうのは時として相手を傷つける場合があると感じました。

年齢という数字で圧迫するのは傷つける?

ゆるっと行こうよ。
ゆるっと行こうよ。

そして、年齢だけで「もうすぐ結婚!」と焦るのもナンセンスだと思います。本当に自分にとって必要なら、自然と引き合うと思うのと同時に、女性の生き方は決してひと通りでは表せないと感じるからです。

悪気がなかったとしても、周りが結婚に対してプレッシャーを与えてしまうのは、心を傷つける原因になりかねません。ひと口に “女性の恋愛” と言っても、さまざまな角度と形とペースがあることを気付かされるきっかけになりました。

最終的に、私が友人に話したことは「ゆるく構えていたらいいんじゃない?」ということ。本人は決して一生恋愛しない! と決めているわけではないので、変にプレッシャーを感じるくらいなら気にしないほうが良いと思うんですよね。

自分の人生は自分らしく。固定概念を一回置いて、自由な恋愛が◎だと思います。