毛穴パッカーン…男が幻滅する「化粧下地なし」のNGメイク|ちょこっと美容マメ知識 #31
ファンデーションを直接塗ったらダメなの……?
【ちょこっと美容マメ知識】vol. 31
忙しいOL向けに時短美容が流行り、ファンデーションの役割にプラスして「化粧下地とファンデーションが兼用」とオールマイティにこなしてくれる化粧品も多く発売されていますよね。
しかし、個人的な解釈では、化粧下地とファンデーションはそれぞれ塗りわけるべきだと思います。塗りわけをしなかった時のデメリットを、3つの角度からご紹介します。
デメリット1:肌の凹凸や毛穴が目立ってしまう
素肌に自信があれば、そのままファンデーションを塗っても良いのでは?と思いそうですが、化粧下地はどんな方にもオススメです。
肌の表面を拡大してみと、「皮溝(ひこう)」と言う網目状の細かい溝があり、皮溝の間にはぷっくりと盛り上がった「皮丘(ひきゅう)」があります。よく、「肌のキメが細かい・粗い」と表現される肌の凹凸の意味はズバリこれで、溝の幅が狭くなればキメが細かくなり広くなれば粗くなるのです。仮に、どれだけ素肌のキメが細かくて毛穴汚れもなく引き締まっていたとしても、この凹凸は誰しも存在するので避けて通れません。
素肌に直接ファンデーションを塗るより、まずは化粧下地で薄いベールを作ることでこの凸凹が均一になり、ファンデーションを重ねた時に凹凸が目立ちにくい “なめらかな肌” に仕上げてくれるのです。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
すっぴん美人でも、凹凸はある!
デメリット2:くすみや赤みも目立ってしまう
ふたつ目は、ファンデーションだけでは、体調によって変化する素肌の色をカバーできないという点です。基本的に化粧下地は「クリア色」ですが、素肌に合わせてカラーコントロールができる化粧下地を使うことでサポートしてくれます。
こんな悩みがある時は……?
〈化粧下地カラー診断〉
・頬が赤くなりやすい→グリーン系
・色白で体調が悪そうにみえる→ピンク系
・透明感がなくくすんでみえる→オレンジやイエロー系
などが代表的な色です。カラーコントロールとファンデーションがひとつになった「CCクリーム(カラーコントロールクリーム)」もありますが、クリームに色が入っているので、自分用に塗りわけるのは難しいでしょう。
また、グリーン系の化粧下地は、赤みが気になる部分 “だけ” に塗らないと、通常の素肌のところは逆に血色が悪く見えてしまうのでご注意を。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
カラーコントロールは自分仕様にカスタマイズが◎!
デメリット3:化粧崩れしやすくなる
最後は、なんといっても時間が経過した後の崩れ方に違いが出ることです。鼻筋のTゾーンは皮脂が多いためテカリの原因になりますし、口周りは会話したりご飯を食べたりすることでファンデーションがよれてしまうことも……。
そこでオススメなのは、直接ファンデーションを素肌に塗るのではなく、お好みの化粧下地の後に、軽くルースパウダーをはたくことです。そして、その上から、ファンデーションを重ねてみてください。
このひと手間を取り入れるだけで、ベースメイクが安定すると思います。
Point☆ちょこっと美容マメ知識
化粧下地は接着剤のようなポジション!
ファンデーションだけでなく化粧下地を塗ることで、「仕上がりUP」と「ヨレにくさ」が手に入るのではないでしょうか。ぜひ、素肌に合った色の化粧下地を選んでみてくださいね!
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