角 佑宇子

ファーニットはもうダサい?…2020年冬「アウター、トップス新常識」

2019.12.15
毎年、トレンドのアイテムは微妙に変化します。ベースとなるアイテム自体はそこまで変化はないものの、昨年にはなかったデザイン、シルエットなどが少しずつ登場して、いつの間にか使われなくなったアイテムは「流行遅れ」と揶揄されます。 さて、昨年は取り入れていたけれど今年はもう使わないほうが良いアイテムとはいったいどういうものでしょうか? 今回は2019、2020年の冬にはNGであるファッションアイテムをご紹介します。

ファー付きニット

NG1

トップスの袖やコートのポケットなど、部分的に毛足の長いファーがついたドッキングアイテム。とくにファースリーブニットは今季はもう流行遅れとなっているかも……。昨年から引き続いてトレンドになっているアイテムは今冬の新作でも展開されるはずですが、ファースリーブニットはほとんど見かけません。

ファッショントレンド市場で見かけなくなったデザインのアイテムは急に新鮮味がなくなって古臭さを感じるので、今が手放す時期! ファースリーブニットは独特なデザインでもあるので、今年は卒業したほうがベターです。

プードルコート

NG2

モコモコっとした質感が人気だったプードルコート。こちらも今季新作アイテムにはランクインされていないので、そろそろ終了の兆し……。かわいらしさがある反面、言い方を悪く言えばモップのようなデザインのプードルコートは、使い古されると一気に清潔感もなくなるので取り入れ方には十分注意したいですね。

昨年はプードルコートのトレンドが強かったのですが、今季はそれに変わるようにボアコートに支持がいっているので、新たにコートを新調するのであればボアコートのほうをオススメします。

見た目の個性が強いアイテムは気をつけて

トレンドアイテムはその年の旬を表現するもの。取り入れるだけでオシャレ感が増すのですが、あまり個性の強い流行のデザインは廃れるのも早いのでご注意を。トレンドアイテムの中でも何年にも渡って親しまれるデザインを見抜いていくことが大切です。個性が強いアイテムを購入する際はじっくり吟味してから買うかどうかを検討してみてくださいね。