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元保育士の本音…実はアレにこだわる「男選びの条件」 #10

2018.3.27
ライター&コラムニストharakoが、実際に既婚女性100人にインタビューをし、結婚までのプロセスや心境の変化をお伝えする連載です。第10回目は、まっすぐ誠実に子どもを育てたいと夢見ていたEさんのお話です。

だって、パパの存在は、子どもに大きな影響を与えるでしょ?

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【実録♡ 結婚プロセス100人インタビュー 】vol. 10

8つ年下の弟がいます。だから、私は物心がついた時から弟の面倒をみる “お姉ちゃん”。弟にミルクをあげたり、お尻を拭いてあげたり、昔から世話をしていました。そのせいか、私は母性が強いのかもしれません。

従兄弟もみんな私より年下で、どこにいっても “お姉ちゃん” でした。普通はお母さんになってからやる「ママ業」も、すっかりお手の物。いつでもママになれちゃう! と、将来自分が産むであろう子供に対して、どんどん夢を抱くようになっていきましたね。そう、結婚願望が強いというより、早く「子供が欲しい」という願望が先にあった気がします。

私が真剣に恋愛をし始めたのは、高校生の時。服装も正統派なカジュアルで、顔もタイプだし、運動神経も良い。誠実で純粋な彼に超胸キュンでした。

大好き! 大好き! その笑顔が好き!

同じ高校だったのですが、授業の休憩時間や体育の時間、放課後に “意中の彼” を見つけるや否や、目で追いかけてしまう日々。恋するとこんなに毎日がバラ色になるの〜!? なんて、ドキドキワクワクな高校生活に早変わりしたことを、今でも覚えています。

「この好きすぎる気持ちを伝えたい!」と思い切って、自分から告白しました。とにかく夢中で彼のことが好きだった私は、けっこうグイグイとアプローチして、無理やりでもOKをもらったことが嬉しくて、さらに追いかけ続けましたね(笑)。

好きになると周りが見えなくなるタイプで、友人からは「本当にEちゃんは純粋だよね〜」なんて、いじられることも多いのですが、恋は盲目でしょ! と毎日ラブリーに過ごすことに幸せを感じていました。しかし……。

あれれ…? 純粋な彼が不良に…?

高校生活が進むにつれて彼の様子が少しずつ、変化していったのです。誠実で純粋なところが大好きだったのに、ヤンチャな不良グループたちと遊ぶようになった影響で、服装が派手になり髪も染めだして、影でタバコを吸っているという噂まで流れていました……。

当時の私は、その変化がすごくショックで。「あれ? 私が好きだった彼じゃない」と、一番初めに好きになった “あの誠実で純粋” な彼をいつも探していました。私は曲がったことが大っ嫌いで、周りの友人からは「Eちゃん純粋すぎだよ」「ちょっとヤンチャなほうがかっこいいじゃん」と言われることもあったけど、どうしてもそのことは譲れませんでした。

それは、「子どもにパパの存在は絶対影響する」から。冒頭でお話したように、私は子どもが大好きです。ちょっと気が早いんじゃない? と思われてしまうかもしれないけれど、彼に対してはやっぱり誠実で純粋でいてほしかったんです。

もしかしたら、また “あの誠実で純粋” な彼に戻るんじゃないか? と期待していたものの、結局在学中はずっとヤンチャなままだったし、なんだか煮え切らない、もしかして私の一方通行の愛? と、だんだん距離が離れてしまい、お別れすることになりました。

大学の進路は保育士を選んだ。

高校卒業後、子どもが大好きだった私は、毎日子どもに囲まれた仕事がしたい! と思い保育士を選択。短大だったこともあり、決してのんびりしたキャンパスライフというわけではありませんでしたが、楽しく学ぶ日々でした。そんなある日、幼稚園で保育士の実習が始まりました。それは、実践的に子どもたちのお世話をする授業だったんですが……。

実習先はある幼稚園。同じ大学からは、私ともうひとり。そして、違う大学から二人が来ていました。たまたま顔見知りだったこともあり、「一緒の実習先なの?」「これからよろしくねー!」なんて盛り上がり、実習が終わると、みんなでご飯に行ったり、打ち上げをしたりしていました。そんなある日、恋バナに花が咲いて「彼氏報告会」が始まったんですよ(笑)。そしたら、みんな彼氏ナシと発覚!

みんなで男友だちを紹介し合うことになったんです。ここからみんなで恋愛頑張ろう!って。紹介しあった結果、他の3人はすぐに連絡が途絶えてしまったのですが、私だけ紹介された人と続いていました。高校時代の彼は、自分が大好きで追いかけていたけれど、今回の彼とは穏やかに接することができて……。連絡もマメだし、すっごく純粋で、ストレートに「Eちゃん大好き〜!」と表現してくれるところも、安心できるポイントでした。

この人の子どもを産んでよかったと心から思う

あとは、デートに対して積極的で、私と時間を共有することにすごく情熱を注いでくれましたね。そして卒業後にそのまま結婚。スムーズな流れで子どももできました。

最後に私の「子育て」についてお話したいと思います。高校生の時に感じた「パパには純粋でいて欲しい」という願い。私は曲げなくてよかったな〜って、心から思うんです。

確かに、ちょっとミステリアスでクールな感じ、ちょいワルな感じってカッコよく見えるのもわかるんですが……。純粋でまっすぐな男性は、本当にパパ向きですよ。私に対してもそうですが、子どもに対してもストレートな愛情表現で、いつも抱っこしてくれたり、チューチューとキスしたり。きっとこうやってパパが愛情いっぱいでかわいがっていると、子どもも純粋に育っていくんだろうな〜って、子どもの将来を想像しています。

物心ついた時から、子どもが大好きだった私の譲れない願い。温かい家庭で愛情いっぱいのパパと子ども。大人になると辛いこともあるけれど、パパと子どもの顔を見ると、また頑張ろう〜って心から思います。産んでよかったなぁって。結婚相手選びは、自分がその人を好きかどうかも大切ですが、結婚したあとに子どもに対してどのような影響を与えるのか? まで考えることも、大切なことだと思います。ね、パパ?♡

お話を聞いて……。

実際のところ、子どもへの影響がどれほどあるのかはわかりませんが「子どもにパパの存在は絶対影響する」という言葉が、とても印象的でした。「好きな人の子どもが欲しい」という女性は多くても「子どもに良い影響を与える人がいい」という視点でパートナーを選んでいるところが、幼い頃から “お姉ちゃん” をしていた長年の経験を物語っているように感じます。

これからも、愛情確認をいっぱいしながら、素敵な家庭を築いてくださいね♡ お幸せに〜!


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