西田 彩花

塗り方一つで雲泥の差…簡単に小顔になれる正しいファンデの使い方|美容ライター直伝モテ美容&メイク #21

2019.7.11
憧れの小顔、立体的なメイク……。それらを叶えるにはシェーディングとハイライトが必要だとお思いではないですか? シェーディングやハイライトは手軽に小顔と立体感が手に入るアイテムですが、一歩間違えると ”やり過ぎ感” のある不自然な印象に。そこでオススメしたいのが、ファンデーションのみで理想的な顔立ちに仕上げる方法です。薄付きでナチュラルな仕上がりは、まさに男性好み! モテ要素満載のベースメイク術をマスターしてみましょう。

ファンデーションを均一に塗ると ”のっぺり顔” に!?

【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 21

ファンデーションはムラなく塗るのが基本。でも、”ムラなく塗る=顔全体に均一に塗る” ではありません。ファンデーションには肌を明るく見せたりキメを細かく見せたりする効果がありますよね。つまり、塗った部分をキレイに見せるのです。

均一に塗ると、顔全体のトーンが明るくなってキメも整って見えます。しかしこれが、メリハリのない ”のっぺり感” の原因にもなってしまうのです。さらに、顔全体が明るいと、膨張して大きく見えてしまうことも……! もちろんムラは肌を汚く見せるので厳禁ですが、平面的で大きな顔に見えてしまうのも避けたいところ。

そこで、塗り方にメリハリを付ける方法をオススメしたいと思います。高く見せたいところにファンデーションをしっかり塗って、スッキリ見せたいところには薄く塗るといった具合です。前述の通り、ファンデーションには肌を明るく見せる効果があるので、しっかりと塗った部分がハイライト効果で立体的に見えるのです。逆に、薄く塗った部分は暗く見えるので、地肌を活かしたシェーディングのような仕上がりになります。

塗り方にメリハリを付けることで、ファンデーションのみを使ったハイライト効果とシェーディング効果を得られます。全体的に薄付きに仕上がり、男性ウケの良いナチュラル感で、小顔と立体感を手に入れられるのです。今すぐファンデーションのメリハリ塗りをチェックしてみましょう!

立体的に見せたい部分にファンデーションを置きます

basemake_01

ファンデーションは、立体感を出しやすいリキッドタイプのものを使いましょう。肌のアラをカバーしようとついたくさん塗ってしまいがちなのですが、厚塗りは化粧崩れの原因に。顔全体でパール1粒大程度が目安です。肌のアラはコンシーラーでカバーしましょう。

パール1粒大のファンデーションを手の甲に出したら、少量ずつ指に取り、顔に置いていきます。この置く場所が大切で、高く見せたい位置に置くのがポイントなのです。

具体的には眉間・鼻筋・両側の目の下・唇の下の5か所です。鏡に顔を写したときに出っ張っている部分だと覚えると良いですよ。

輪郭に向かって徐々に薄くなるよう塗り広げます

basemake_02

顔にファンデーションを5点置きしたら、スポンジを使って塗り広げていきます。手で塗り広げるよりもムラになりにくいのでオススメです。

額や頬など、顔の広い部分に向かって広げていきます。唇の下に置いたファンデーションは顎に広げるようにしましょう。輪郭に向かって徐々に薄くなるようにするとハイライト効果とシェーディング効果が高まるので、少しずつ力を抜きながら塗り広げると良いですよ。

普段顔全体に塗っていると不安になってしまいがちなのですが、ファンデーションを足さないこと。せっかくのメリハリ効果が薄れてしまいます。最初に置いたファンデーションが、外側に向かって薄くグラデーションになるよう意識してみてください。

これでファンデーションのみを使った薄付き小顔&立体感ベースメイクのでき上がりです。ナチュラル・小顔・立体的と、男性が好むような理想の顔立ちに。”のっぺり感” をハイライトやシェーディングでごまかして不自然になってしまっていた方は、こちらのベースメイクにしてみるのもアリかも。地肌とファンデーションの特徴を活かしたナチュラルメイクにチャレンジしてみてくださいね。

美容-記事をもっと読む-_バナー

男が触れたくなる♡「愛され肌を手に入れる」週1スキンケア法


©CoffeeAndMilk/Gettyimages

※2018年2月7日作成