
「煮物はちょっと…」の彼が絶対喜ぶ『カボチャのそぼろあん』簡単レシピ!
『カボチャのそぼろあん』

【旬を味わう♡ 美人レシピ♪】vol. 64
旬食材は、カボチャ!

カボチャの旬は5月~9月!「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」なんて聞いたことがあるかもしれませんが、かぼちゃの旬は冬ではなく、実は初夏~秋になります。この時期は、北海道や鹿児島、茨城、石川などの国内産のカボチャが出回ります。それ以外はニュージーランドやメキシコ産などのカボチャが輸入されていて、現在では一年中出回っています。ちなみに、主に西洋カボチャと日本カボチャにわけられますが、西洋カボチャは7~9月に旬を迎え、日本カボチャは5~7月ごろに旬を迎えます。現在、日本で広く栽培されているのは西洋カボチャで、別名くりカボチャと呼ばれ、ホクホクして甘みが強いのが特徴です。日本カボチャに比べ、カロテンやビタミンC、ビタミンEなど栄養価が高いのも特徴となります。
気になるのが栄養素ですね。とにかくビタミンとミネラルが豊富です。β-カロチン(ビタミンA)をはじめとして、ビタミンB1、B2、C、カリウム、カルシウム、鉄などをバランスよく含んでいるので、栄養価の大変高い野菜と言われています。
まずはとても多く含まれているβ-カロチン。体内でビタミンAに変わり、風邪やC型肝炎等の感染症、ガンなどの免疫力低下による病気を抑えるのに効果的だと注目されています。ビタミンAは抗酸化作用が強く若返りには欠かせない栄養素ですね。
ほかにも、女性に嬉しい栄養素、ビタミンCが含まれています。免疫力を高め、お肌の健康維持を助ける効果があるので、ニキビや肌荒れが気になる時に積極的に摂りたい栄養素です。またコラーゲンを産み出すのに不可欠な栄養素で、皮膚や粘膜を強く、健康にしてくれます。
まだあります! 美白、透明感のある素肌を目指すなら接種したい栄養素のビタミンEも! 抗酸化作用、皮膚のバリア機能、血行促進のほか、体の老化を防ぎ、美しい肌を維持するための究極のアンチエイジング成分といわれていて、ガン予防や免疫強化作用も期待できます。
栄養満点のカボチャは、加熱に強い野菜。しかも豊富に含まれるβ-カロチンやビタミンEは脂溶性ビタミンと呼ばれ、油と一緒に摂ると吸収率がアップするので、調理の幅も広がりますね! 継続的に摂り入れれば、美肌をキープできるかも♡
材料はこちら!

【材料(二人分)】
●カボチャ :約1/6個(300g程度)
●ショウガ :1/2かけ
●鶏ももひき肉 :80g
●ゴマ油 :大さじ1/2
●枝豆 :適量
(調味料)
●水 :200~250ml
●しょう油 :大さじ1と1/2
●きび砂糖 :大さじ1弱
●みりん :大さじ1
●酒 :大さじ1
(仕上げ調味料)
●片栗粉 :小さじ1
●水 :小さじ2
まず、下準備を始めます。~その1:カボチャを切りわけます。

●カボチャを3㎝幅程度に切る。
固いので、左手でカボチャをしっかり支えながら包丁をゆっくり入れましょう!

●種とワタをスプーンや包丁の背などで除く。

●皮の部分を何か所か包丁でそぎ落とす。

●3~4㎝角程度の大きさに切りわける。
まず、下準備を始めます。~その2:ショウガをみじん切りにします。

●ショウガは良く洗い、皮つきのままみじん切りにする。
まず、下準備を始めます。~その3:片栗粉を水で溶きます。

●仕上げ用の片栗粉を水で溶く。
片栗粉の2倍量の水で溶きます。
では、作ります! まず、鍋にゴマ油をしいてショウガを炒めます。

●鍋にゴマ油を入れて中火にします。
●ショウガのみじん切りを加え、香りを引き出しながら炒めます。
鶏ひき肉を加え炒めます。

●ショウガの香りが出てきたら鶏ひき肉を加え、炒めます。
調味料を加えます。

●鶏ひき肉の色が変わったところで、調味料を加えます。
カボチャも加えます。

●煮立ったところに、カボチャは皮の部分を下にして並べます。
落し蓋をして、中火で煮ます。

●再び煮立たせ、落し蓋をして中火で10~15分煮ます。
10分経ったところで竹串等を刺して中まで火が通っているかチェックしましょう!
枝豆を茹でます。

●カボチャを煮ている間に枝豆を茹でます。
●塩少々を加えた熱湯で3分程度茹でます。
粗熱を取ってさやから出します。

●枝豆は粗熱を取ってさやから出します。
カボチャを取り出し、お皿に盛り付けます。

●カボチャの中までしっかり火が通り、ほっくりとやわらかくなったら、カボチャだけ取り出します。
●器に盛り付けます。
そぼろあんを作ります。

●カボチャを取り出した煮汁を煮立たせ、水溶き片栗粉を加えます。
●強火のまま一気に加え、よく混ぜながらしっかり火を入れます。
とろみはお好みで調整してください。
カボチャにそぼろあんをかけます。

●器に盛り付けたカボチャにそぼろあんをかけます。
仕上げに枝豆を散らします。

●仕上げに、枝豆を散らします。
おいしさのアレンジポイント♪

今回は鶏ももひき肉を使いましたが、あっさりと仕上げたい場合は鶏むねひき肉を使ってください。
そぼろあんに添える枝豆がない場合は青ネギに小口切りや青シソの千切り等を添えてください。
Information
料理教室『ごぼう茶.com』♪
http://goboucha.com/