弁護士の懸念

弁護士まで誘惑していました… 離婚後すぐに社内不倫に堕ちた「同僚女性の末路」

文・塚田牧夫 — 2024.9.18
那美さん(仮名・30歳)の職場に中途採用で入社した香菜さん。何か訳アリな印象を受けて話を聞いたところ、以前に不倫をして夫に慰謝料を払い続けているそう。しかし、その不倫は未遂。那美さんは友人の弁護士に依頼して、問題解決に向けて進め始めました。その後状況はどうなっていったのか、話を伺いました。

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離婚が成立してお金も戻ってきた同僚

離婚が成立してお金も戻り…

「香菜さんの件を友人の弁護士に依頼してから3か月もしないうちに、彼女は夫との離婚が成立。払いすぎた慰謝料も戻ってくることになりました。
香菜さんは生活にゆとりもでき、表情もすっかり明るくなって、職場の飲み会などにも顔を出すようになりました。香菜さんもとても楽しそうにしていたので、手助けができて本当に良かったと思いましたね」

同僚が再び不倫…?

「それからほどなくして、社内にある噂が出回りました。香菜さんと、ある男性社員の関係が怪しいというのです。二人で親しげに夜の街を歩いている姿を見かけた人がいたようでした。
香菜さんは独身ですから問題なし…かと思いきや、相手の男性が既婚者だったのです。もし噂が事実であれば、それは不倫ということになります。元夫との件で懲りているのではないかと思い、噂の真偽に関してとてもモヤモヤしました。
そんなときです。香菜さんの件を依頼していた友人の弁護士から、久しぶりに連絡が来ました」

弁護士の懸念

弁護士の懸念

「友人は、香菜さんのその後の生活を気にしているようでした。あまりに心配しているようなので、噂となっている状況を伝えたんです。すると、“やっぱり”と言うのです。
心当たりがあるのかと尋ねると、“実は自分も危なかった”と告白。二人で打ち合わせをする際、距離がやけに近かったそうで、隣に座るなどして手を重ねられることなどもあったんだそう。毅然と対応したものの、プライベートであれば心が揺らいだかもしれないと言っていました。
そこで私は、香菜さんに直接、噂の真相を尋ねることにしました」

噂の真相

「香菜さんに男性社員との関係を尋ねると、“付き合っている”とあっさり認めました。“不倫だよ?”と言うと、“そうなってしまった”と平然と言うのです。彼女は、男性関係に対して非常にだらしないタイプなのだと分かりました。倫理観がとても低いのです。なんとなく、元夫との関係がこじれたことにも納得がいきました。
元夫と離婚をしなければ、社内不倫に手を出すこともなかったかもしれません。私は余計なことをしてしまったのではないかと反省しました。
それから、徐々に社内に不倫の事実が広まっていきました。しかし、関係は長くは続かなかったようで、別れた香菜さんは職場でも肩身の狭い思いをするようになり、退職していきました」


30代同僚女性の「社内不倫をするまでの経緯」とは… 前半はこちら

同僚に手を差し伸べたことでかえって不幸な道に進めてしまったようです。とはいえ、不倫は結局は自業自得の報いを受けることになるのでしょう。
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