お酌を強要されてイラッ……! 「妻が義父からされた許せない言動」3選

文・小澤サチエ — 2024.2.10
結婚後、夫の実家との付き合いにストレスを感じている女性はとても多いようです。夫の家族との人間関係…というと、“嫁姑トラブル”をつい連想しがちですが、実は意外と多いのが、夫の父親とのトラブル。今回は既婚者の女性から、「義父からされたありえない言動」を聞いてきました。

お酌を強要された

義実家 義父 嫁 体験談

「お正月休みに夫の実家に一緒に帰省しました。私たちが結婚したのは3年前なのですが、コロナ禍などもあったので、お正月に夫の実家に顔を出すのは初めて。

親戚一同が集まって、盛大な新年会をしていました。ところがその時に夫の父親から『親戚全員にお酌して挨拶してこい!』と言われて、驚いてしまいました…。断ることもできずにしぶしぶお酒を注いで回りましたが、ちょっと時代錯誤すぎて。今後、夫の実家にはできるだけ行きたくないですね…」(友梨/31歳)

親戚付き合いが憂鬱で、お正月などに夫の実家に帰省するのが嫌だ…という女性も多いようです。

親世代と価値観が異なるのは仕方ないとはいえ、男尊女卑の考えを押し付けてきたり、お酌を強要してくるのはさすがにやめてほしいですね。

勝手に冷蔵庫を開けて…

「夫の両親が上京して、私たち夫婦の家に泊まりに来たことがあったんです。その際びっくりしたのが、義父が勝手に冷蔵庫を開けて『ビールが飲みたい』と言ってきたり、早朝勝手にキッチンに入ってコーヒーを淹れて飲んだりしていたこと。

夫に愚痴ったところ『家族なんだからそれくらいいいじゃん』と言われてますますモヤモヤ。いくら夫の父親とはいえ、ズカズカと入り込んでくるようなところが本当に不快です」(麻里恵/30歳)

まるで自分の家のように、息子夫婦の家庭に入り込んでくる義父母も珍しくありません。非常識な距離の縮め方や、あまりに無遠慮な態度にストレスが募ってしまうこともあるでしょう。

うまく付き合っていきたいのであれば、多少の我慢は必要とはいえ、会う回数を減らしたり、さりげなく一線を引く工夫をしてみましょう。

「子どもはまだ?」としつこく聞かれて辟易

「夫の実家に行くと、義父が毎回しつこく『子どもはまだなのか? 一体いつ作る予定なんだ』と聞いてくるのが本当に不快です。

私たち夫婦の問題に口出しされるのも嫌だし、妊娠や出産についての話なのでデリケートな部分もあると思うのですが…。あれこれ聞いてきて、その無神経さに呆れています」(ひろみ/32歳)

孫の顔が見たい一心なのかもしれませんが、子作りについて口出しをしてくる義父も多いようです。「女性の立場や気持ちも理解せずに、デリカシーのないことを言ってくる義父が嫌だ」という声もありました。

既婚女性に聞いた「義父からされたありえない言動」を紹介しました。

「苦手な義父ともうまくやっている」という女性に話を聞くと、コツは「会う回数を減らす」「価値観が違うのは仕方ないと開き直る」などだそうです。ストレスが溜まりすぎないよう、うまく一線を引きながら付き合っていきたいですね。


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