「本気で付き合う気はありません…」男性がキープ女性に言う「ゲス発言」3選

文・沙木貴咲 — 2024.1.9
気になる彼といい感じになれたけれど、本気度がいまいち見えない…。そんなときはチェックしたい発言があります。当たり障りないニュアンスであっても、裏にはゲスい本音が隠れているかもしれません。仲良くしながらも本気で付き合う気のない男性の「ゲス発言」をまとめました。

「癒されたい」

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男性の恋愛感情は性欲に直結することが多いので、恋愛対象として見る女性は性的な対象にもなっているでしょう。
とはいえ、いきなりホテルに誘えばドン引きされますし、少しでもそんな素振りを見せたらヤリモクとして女性から敬遠されてしまいます。嫌われずにヤれるかどうかの探りを入れるには、「癒されたい」「癒してほしい」というセリフが効果的なのです。

「癒されたいと言うと女性はだいたい優しくなって、家に呼んでくれる人もいる。あまり警戒されずにボディタッチできて、そういうムードに持ち込みやすくなる」(32歳男性・営業)

この男性いわく、「癒されたい」というメッセージを送ったときに好意的なリアクションをくれる女性とはベッドイン率が高いそうで。特に、年上の女性は意図を汲んでリードしてくれるといいます。
ただ、言葉通りに解釈すれば特に色気がないセリフですから、スルーされることもあるようです。

「いいなと思っていた後輩に『癒されたいから家に行っていい?』と言ったら、『私の家より猫カフェの方が癒されますよ』と返されたことがある」

とのことで、男性の意図を察しても、乗り気じゃなければ気づかないふりをしてとぼけるといいかもしれません。

「結婚ってする意味ある?」

「結婚という制度に意味があると思えない」
「結婚に興味がない」

これらのセリフはだいぶ罪が重いのですが、理由は男性が本気でそう思っていないところにあります。結婚に関心がないというのは大抵ウソで、「キミと結婚する気はない。今だけ一緒にいてほしい」が本音なのです。
彼女をキープするためのゲス発言は、結婚を望む女性の時間を残酷に奪ってしまうでしょう。

「身体の相性が良い女性がいて、なんとなく付き合ったけれど、その人は年上で結婚は考えられなかった。将来のことを聞かれても、自分は独身主義者だからと言うしかなかった」(35歳男性・既婚)

この男性は、5歳年上の彼女と別れて8カ月後に別の女性と結婚したそうです。
結婚する気もないのに結婚を望む相手を引き留めるなと憤りたくなりますが、そんな鬼畜男性は少なくありません。将来の話をしても乗り気じゃない彼氏は早めに見切るのが正解でしょう。

「恋愛経験があまりないから」

「酔った勢いで職場の先輩とホテルに行ったら向こうが本気になってしまい、女性と付き合った経験がないからと言って逃げたことがある」(27歳男性・プログラマー)

この言い訳ポイントは童貞ぶるところにあります。わからないと困惑して見せることで、女性が深追いしないようにシャットアウトするのです。

「誘われたからついていっただけ」
「恋愛が苦手だから付き合うとかよくわからない」

いい感じになりながらも、そんなことを言ってはぐらかす男性は脈ナシでしょう。恋愛経験があまりないというのも疑った方がいいかもしれません。

彼の本気度を探って!

恋愛は二人でするもので、自分と相手の足並みが揃わないと交際は実現しないでしょう。彼がハッキリ拒否しなくても、なんとなく違和感があるとき、冷静に言動を見極めることが大切です。

自分をいたずらにキープしようとしているのか、セフレにしようとしているのか…?
厳しめな視点で判断すれば、当たり障りのない発言にも裏のゲス本音が見えてきます。

<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。


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