距離を置きたい…「彼の本音」を言われた時にするべき対処法
男性の本音1:ひとりになりたい

「距離を置きたい」と言う男性は仕事が激務だったり、精神的に追い込まれていたりすることが多いでしょう。詳細な事情はどうあれ、恋愛に専念できない状態になっているのです。
彼女のことは大切だけれど心に余裕がない…。
そんなふうに気持ちがいっぱいいっぱいになるとき、彼は「気持ちが整理できるまでそっとしておいてほしい」「仕事が一段落つくまで待ってほしい」と彼女との距離を置きたくなります。
「転勤したばかりでプライベートも仕事もバタバタのとき、彼女からのLINEがつらくなって『距離を置きたい』と言ったことがある」(32歳男性・会社員)
この場合、彼女への気持ちに変化はほとんどありません。彼女のLINEやデートが煩わしく感じても、それは精神的に余裕がないためで一時的なストレスにすぎないはず。
ひとりの時間を過ごしながら整理がつけば、彼のほうからまた連絡してくるでしょう。
男性の本音2:別れたい

男性が「距離を置きたい」と言うとき、そこには「別れたい」というニュアンスが含まれていることがあります。だったらハッキリ言えばいいじゃない、なのですが。正直に言えない事情があるようです。
「彼女が29歳で結婚したいと言ったのもあって、別れたいとは言えなかった。距離を置くことでなんとなく察してほしかった」(30歳男性・エンジニア)
また、こんな意見も…
「元カノは感情の起伏が激しいタイプで、別れたいと言えば修羅場になると思った。できるだけ静かにフェードアウトしたくて距離を置いた」(29歳男性・飲食業)
どちらの男性も事情はわからないでもないですが、でも曖昧に距離を置かれた彼女はどうなるでしょう? 言われたとおりに距離を置き、いつか戻ってくると信じて待っていたら?
たとえ残酷な言葉になっても、修羅場になっても、恋の終わりはキチンと述べるべきでしょう。中途半端にフェードアウトしようなんて卑怯です。
距離を置く期限は決めて

「距離を置きたい」と言う彼氏に対して、話すべきは以下の3つです。
- 距離を置きたいと思った理由
- 最低限の近況報告はして
- いつまで距離を置くのか?
激務で彼が疲弊していく様子を目の当たりにしていれば、理由は聞くまでもないかもしれませんが、何の前触れもなく「距離を置こう」と言うなら理由は必ず聞いたほうがいいでしょう。
それによって距離を置くより付き合い方を変えたほうがいいとか、関係を見直すべきといった別の道が見えてくるかもしれません。
また、彼の希望を受け入れるだけだと、あなたの気持ちがどうにも収まらないはずです。「彼と話したい」「つながっている感覚はほしい」と思うのは恋人同士であれば当然なので、距離を置いても最低限の連絡は取るルールを決めましょう。
最後に、距離を置くリミットを決めること。
仕事が理由なら期限はだいたい見えるはずですし、彼に「いつまでもおとなしく待っていると思わないで」というアピールをすることも大事です。
そもそも「距離を置きたい」とは身勝手で一方的な要望なので、それを彼女が受け入れるだけでも彼はありがたいと思ったほうがいいでしょう。また、そのくらいのスタンスを見せると彼は甘えすぎることなく、彼女との関係をふたたび大切にしてくれるはずです。
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