「女っぽニット」は厚みより編み方に注目! 華奢に見える大人モテコーデ | スタイリストの体型カバーテクニック術 ♯69
【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 69
ニットはハイゲージ編みのものを
ニットは厚みがあるものを選んだほうが目立たないのか、逆に薄地なほうがスッキリ見えるのか、厚みがご自身の体にどう影響するのか、悩ましいですよね。実は、鳩胸さんがニットを選ぶ際に注目するべきポイントはニットの厚みではなく、編みの製法です。
ニットは編み目が荒く、目の隙間が見えるものをローゲージニットといい、ざっくりした編み感が特徴的です。反対に編み目が細かく隙間のないものをハイゲージニットといい、同じニットでも毛羽立ちがなく滑らかな質感を与えます。鳩胸さんの場合は、後者のハイゲージという名前のついたニットを選ぶと薄手素材・厚手素材関わらず取り入れやすいものになります。滑らかな素材感がバストラインをスッキリ見せてくれる効果があるので、ハイゲージ編みのトップスやカットソーを意識的に選んでみてくださいね。
相性の良いシルエットは「Iラインスタイル」
鳩胸さんは胸の膨らみが豊かなぶん、正面から見たときの上半身のボリュームやサイドからみたときの厚みが原因で太って見えてしまいます。そこを上手にカバーするためには、Iラインシルエットのコーディネイト方法を学ぶと良いでしょう。
Iラインシルエットは、アルファベットの「I」のように縦に細長いシルエットラインを作るコーディネイト方法。前開きのカーディガンやアウターを使って、トップスの見える面積を部分的に隠すことで、正面の膨らみ、横から見た厚みを軽減させる効果を持っています。
アウターならノーカラーコートやコーディガンを、またトップスと重ねて着るためのロングカーディガンなどを取り入れると良いですね。
ドレスアップはボディコンシャス重視
パーティなどドレスアップの場所では、先にご紹介したIラインのシルエットを意識しつつも、ボディラインにフィットしたデザインのドレスワンピースがオススメです。また、首の詰まっているアイテムよりも鎖骨を見せた襟まわりが鳩胸さんのバストラインを美しく見せるポイント。カジュアル服で襟が広いものを取り入れる場合は、ボートネックと呼ばれるデザインを選ぶと良いですよ。
また、ドレスシーンに限らずですがアシンメトリー(左右非対称)なカッティングが施されているデザインは、バストの膨らみからウエストにかけてをシャープに見せてくれるので相性が良いです。ワンピースでは胸もとに斜めのカッティングが入っているものを探してみてください。
鳩胸さんの魅力は「デコルテがふっくらした豊かな胸」
『 anan 』2018年9月19日号では、ハンサム胸特集が行われましたが、そのなかでも多くのアラサー女性が憧れる要素の1つとして取り上げられていたのが『デコルテがふっくらしている胸』でした。デコルテ下からバストにかけて、丸みのあるふっくらバストは女性らしいバストの象徴ですよね。
鳩胸さんは、どうしても胸が張って見えることでオシャレが決まらなかったり、太って見えるというデメリットの要素で鳩胸にコンプレックスを持ってしまいがちですが、デコルテがふっくらしたバストラインは鳩胸さんならではの魅力的なポイントです。隠すだけでなくあえて見せていく服も選んで、バストラインに自信を持てる着こなしを楽しみましょう。
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