【プチ不調改善♪】寝つき・寝起きが格段UP! 今晩に「うっとり入浴法」 【動画】
【美人の作り方MOVIE】vol. 11
季節の変わりめ、何となく体調がすぐれない……。
台風や秋雨前線の影響でぱっとしない日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか? 季節の変わりめは、朝晩の温暖差や夏の疲れなどで自律神経バランスが崩れやすく、体調不良を訴える方がとても多いです。
そんなときは、簡単に自律神経の調整ができる、お風呂を味方につけましょう。ただ入るだけではもったいない! 今回は、心がふわふわと楽になる、「うっとり入浴法」をご紹介します。(記:Flura代表、ナイトケアアドバイザー小林麻利子)
うっとり入浴法
筆者は、うっとり=副交感神経系の刺激と定義しています。体内時計の観点から、私達人間は、夜、副交感神経が優位になるようにできています。
しかし、なんとなく体が優れないプチ不調の方の多くは、夜ばたばたと落ち着く時間もなく過ごしていたり、寝る直前までスマホ利用や考え事をしていたりと、「うっとり」とはかけ離れた、交感神経系が刺激される生活を送られている方が大変多い状況です。
副交感神経をアップする方法はいろいろありますが、手っ取り早くできる方法はお風呂。今回ご紹介する入浴法は、ただ入るだけよりも、さらに心がホロホロと気持ちよくなる「うっとり入浴法」です。
嗅覚、聴覚、視覚を利用して、副交感神経系が優位になり、より心地よくうっとり気分になりますよ。
用意するもの…
光:キャンドルやお風呂用の電球色の間接照明
石油から作られたパラフィンを用いたキャンドルは、揮発性有機化合物を放出し人体によくないため、浴室など密室で使う場合は、ミツバチの分泌物から作られるみつろうや、大豆由来のソイワックスを原料とする上質で天然のキャンドルにしましょう。
音:防水加工のスピーカー
呼吸数よりもゆっくりとしたテンポのヒーリング音楽をかけましょう。シューマンのトロイメライがお勧めです。歌詞がある曲は、歌詞を頭で考えてしまい疲れの原因になる可能性もあるので、できれば歌詞のない曲にしましょう。
水温:38~40度(心地よく入れる水温)
時間:15~20分
入浴剤:ご自身が好きなバスソルト。
やはり副交感神経が刺激されるラベンダーが◎ラベンダーの精油がある方は、岩塩大さじ1に、ラベンダーを3~5滴垂らして入ってみて。
うっとり入浴方法…
①お湯にバスソルトを溶かし、「あぁー」と ”声を出しながら” 湯舟につかる。
②くつろいだら、頭を湯舟の端に預けます。腕には力を入れずに、ふわっと浮かします。
③口から細く長く吐き、鼻からゆっくりと吸い込んで2秒充満させます。
④また、口から静かに長く、吐いていきます。体がお湯にふんわりと浮いてきます。
⑤ゆらゆらと力を抜き、ゆったりとした呼吸を繰り返しながらその状態をうっとりします。
お風呂の中では浮力が働き、首まで浸かることで体重が普段の約1/10まで軽くなります。例えば50kgの女性なら約5kg。
そのため、様々な関節の過重負担を軽減することができるため、心も体も緊張から解き放たれます。力を入れず、まぶたを閉じて、ゆっくり呼吸を繰り返しながらお風呂に入りましょう。
5人に1人は睡眠課題を持つ日本人。うっとり入浴法を行うことで、気持ちよく寝付くことができるでしょう。その後、6時間半~8時間は睡眠時間を確保してくださいね。次は、気持ちのよい目覚めに効果的なストレッチを動画でご紹介します♪