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【敗者復活への道】とにかく、やりたいことに忠実に生きるしかない

文・小阪有花 — 2016.8.17
改めて、自分の本能に忠実に生きようと誓った筆者・小阪。子どもと触れ合える職を求め、保育園の面接に挑むが、ことごとく落とされてしまう。

【グラドルから保育園へ】vol. 18

一念発起、保育の現場へ

未来を見るならこのままでいいわけはない。とりあえず貯金も底をついているわけだし、さっそく幼稚園で働くことにする。しかし、幼稚園で働くには資格が必要。当時、何も持っていなかった私は、保育補助として、保育園でアルバイトするための、面接を受けに行った。

しかし、現実はそんな甘くない。本名で芸能活動をしていたため、名前は芸名と全く同じ。経歴もごまかせないから、芸能事務所所属と記入。何箇所か面接は受けてみたが、ネット検索されてしまえば、当時の私に対してのコメントや記事は酷すぎて。枕営業やら暴走族との関連やら、とにかくマイナスなことばかり。これでは採用する側も警戒してしまい、親のクレームがきた時の対処とか、とにかく面倒なことしか起きないだろうとことごとく落とされる。

面接は得意な方だったはずなのだが、確かにこんなお騒がせ問題児はどこもいらないよなって。前向きな気持ちはすぐに私の元を去っていく。名前を変える方法はあるのだろうかと悩みながら、それでも保育園で働きたいという思いは消えない。とにかく自分のやりたいことには忠実に。もう残された思いはこれしかないのだから、と。保育園の面接の採用が決まるまで、私は子ども服の定員のアルバイトをはじめた。

店を訪れる子どもが可愛くて、子どもともっと触れ合いたいという気持ちは高まっていく。そして、面接を続けた結果、人手不足の幼児教室の補助に採用がきまった。気持ちが高ぶり、子供服のアルバイトを4か月でやめ、いざ、幼児教室へ。すると、そこには私の考えもよらないルールが存在していた。

抱っこしないのがきまり?

私が子どもを抱きかかえると、「うちは抱っこしないのがきまりだから」と上からの指示。そんなことあるの?と耳を疑ったが、あまりこちらに依存させないようにするためらしい。依存がそんなにだめなことなのだろうか? 小さいうちは、何かに頼り、何かにすがるのは当たり前。それが当たり前にあると実感したとき、はじめて子どもは自立できる。世界が安心だと思わない限り、子どもは大人の手から離れる勇気は持てない。

なのに、こっちに差し出された手を、なぜ振り払わなければいけないのだろうか? そんな疑問は消えることなく、私は周りのスタッフにばれないように子どもを抱っこするようになった。そうなると、自然に自分のまわりに子どもが集まってくるようになった。

人は単純。自分のことを無償で好いてくれる人のことを、嫌に感じるわけがないんだ。私は、今の保育の現状というか、世の中の保育園がどんなところか知りたくなった。採用され、面接はもうしなくていいけれど、保育園がどんなところか知りたくなった私は、今度は、アルバイトとしてじゃなく、もうすぐ母親になる妊娠中の女性を演じて、保育園をまわりにまわり、保育の現状を調べることにした。


Information

https://mobile.twitter.com/kosaka_revival


こさか ゆか/保育園プロデューサー
リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。