【2024上半期】幸先よい滑り出しになりそうなのは? 天秤座・蠍座・射手座の全体運

2023.12.16
2024年前半の“全体運”をG・ダビデ研究所主宰のオフェリア・麗さんが占いました。ここでは天秤座・蠍座・射手座をご紹介します。

天秤座(9月24日~10月23日)

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ピンチをチャンスに。本当にやりたいことに向かって舵を切るとき。
幸運の木星がスポイルされる’24年前半は、ままならない運勢。思い通りにいかない現実にイラ立ちながらも、惰性で働いていたり、将来の展望もなく倦怠に流れたり、無為な時間が過ぎゆく日々かも。満たされない心の空洞を、ソーシャルゲームやSNSのつぶやきで埋め尽くす人もいそう。

このまま消化試合のような人生を送ってもいいの? パッとしない状況や不都合なリアルをアップデートできるのは、あなただけ。だからもうグダグダ生きるのはやめて、心の底からやりたいこと、望む未来に向かって、舵を切りましょう。いっそ会社を辞めて復学、憧れの土地へIターン…、そんな不可能さえも、やがてミラクルにスイッチ! “私ならやれる!”“転んでもタダでは起きない”。この2つの言葉が、ピンチに負けない強マインドを養い、第二の青春の幕を上げるパワーワードに。

ただ、センターポジションに移った冥王星の脅威にさらされる2~5月は逆境。一念発起した途端、批判やバッシングを受ける、タッチの差でアウト、なんて意気消沈しがち。それでも、進撃はやめないで。粘り強く何度もリトライするうち、固く閉ざされた重たい扉を突破! 夢にまで見た憧れの世界で、満面の笑みを浮かべているあなたの姿が、見て取れます。

人間関係はカオス。良くも悪くも雑多な縁が交錯するからこそ、多様性や広い視野が身に備わるのです。社交的な天秤座らしく、陰キャからインフルエンサー、ラスボスまで、誰とでもカンバセーションを。いずれ意外な場面で役立つはず。人疲れはやむなし。時折ソロタイムを確保してのんびりと。

1月:口は災いのモト。特に前半は、余計なことをつぶやいてモメがち。冗漫トークも絶不評。謝罪は、速攻で。後半は遠出に福あり。

2月:好きに全振りして吉。推しの言葉に励まされたり、趣味が注目を浴びたり、プチハッピーがいろいろと。体質改善&持病の治療も英断。ゴッドハンド探しは西へ。

3月:一見穏やかながら、水面下にはトラップがチラホラ。地雷を踏まない秘訣は、易きに流されないこと。スイーツやブランドの誘惑にも毅然とNOを。スキマ時間の読書、ジム通いはハイリターン。

4月:目指すはバランサー。オープン&フェアに、バラツキを整えていくよう心がけましょう。感謝され、ご褒美をもらえる期待も。オフは、一人ごはんでパワー増強。

5月:ファイナルラウンド。やりたいこと、欲しいものに、あと少しで手が届きそう。ネバーギブアップ精神で、戦い抜くが勝ち。就活&転職は関係筋への根回しから。

6月:可能性の扉が開ける星回り。今のあなたに、不可能はありません。ムリ、できないという、自ら課したストッパーを外して輝きの世界にGO! 憧れエリアへの引っ越しや起業にも星の後押しが。

蠍座(10月24日~11月22日)

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“憧れ”に手を伸ばして。心のしがらみを解くキーマンに出会う予感。
幸運の木星はグングン加速して、革命星・天王星と合流。淀んだ空気をはじけさせ、新世界への扉をこじ開けます。そこに見えているのは、キラキラ輝くプリンセス! 「どうせ私なんか…」とくすぶってないで、諦め半分の理想や憧れに、手を伸ばしてごらんなさい。叶えたい夢、リア充な毎日、素敵な恋人…。希望を胸に一歩踏み出せば、嬉しいシンクロも味方して、景色はみるみる様変わり! トキメキと新鮮な驚きに満ちた新生活の幕が上がりそう。物語はまだ終わりません。感動冷めやらぬ間に、交友範囲を広げ、気後れする場へも足を運んで。秘めた懊悩や心のしがらみを解いてくれるキーマンに出会え、本当の自分を生きる喜びに目覚める、それが筋書き。

ただし、上昇気流はつむじ風。読めない空気に翻弄され、思わぬ誤算も生じがち。救いは、老練な土星がサポートポジションにあること。日頃から大人の社交マナーや常識感覚を磨き、目上の人に礼を尽くしておきましょう。ピンチを未然に防げるばかりか、今後の心強い後ろ盾も得られるはず。

半年間を通じて、人の出入りが激しい星回り。有意義な出会いが多い半面、薄っぺらい交流やいびつなつながり、後ろ向きな関係に搦めとられる心配も。全ては、情愛深い蠍座にシュールな現実を再認識させるための荒行。不毛な縁は進んで手放し、自分を高めてくれる相手との絆を強めてください。

一方、守護星の冥王星は1月下旬から天底に沈み、音なしの構え。こじらせ癖やネガティブ思考で首を絞めないよう、しっかり自制を。

1月:幸先よい滑り出し。年賀の挨拶、新年会とも、例年以上に力を入れて。顔を売るほど美味しい話が転がり込む予感。下旬は、自慢が隠れた妬みを買う恐れが。調子の良いときほど謙虚に慎ましく。

2月:頑張りや善意が裏目に出がち。ひたすら耐えて実力磨きに専念するのが、返り咲きを果たす極意。基本の見直しも推進力に。

3月:運気はストレート。喜びや感動を率直に表現するほどハッピーオーラが高まり、嬉しい出来事が引き寄せられてきます。涙活も大賛成。悲劇のヒロイン気分で大泣きすれば、憂いもスッキリと。

4月:奉仕精神がツキを招くとき。マメに気遣い、声掛け、サポート、何でも快く。弱者に寄り添う姿にファン急増! 想定外のご褒美をもらえる期待も。旅は北北西が吉。

5月:ブレイクの波がいきなり来て、てんやわんや。完ぺきとはいかなくても、好印象やいい思い出が残せるはず。ガッカリな結末は、素早く発想&方向を転換することで、起死回生のエピローグへ。疲れはロッジ休暇でリフレッシュ。

6月:下り坂。とはいえ流れに逆らわない限りは、そこそこ快適に過ごせそう。人間関係も、愛嬌たっぷりに相手の懐に入り込むのが、有形無形の恩恵をゲットする秘訣。

射手座(11月23日~12月21日)

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ステップアップのための準備期間。不要なものを捨てて、できるだけ身軽に。
幸せのありかを示す木星は、チューニングエリアで息を吹き返し、スクリーニング機能をフル稼働。知らない間に溜まったほこりや目詰まりが、みるみる削ぎ落とされていきそう。足の踏み場もない部屋、クローゼットや冷蔵庫に詰まったストック、惰性でつるんでいる仲間…etc。生活のムダ、空気を淀ませているものは全て、その対象。突然思い立って大掃除や捨て活を始め、名うてのミニマリスト、片づけ屋として剛腕を振るう人も。つまるところ、星が推奨しているのは、スッキリした暮らしや人間関係。心を明るく、生きやすくするライフハックを、さっそくあなたも実践してください。

それというのも、今期は次のスステップへ上がるためのプレシーズン。できるだけ身軽になっておく必要があるのです。その意味で、体調やメンタルを整えて健康でいることも、ツキを逃さず捉えて、幸運度を高める必須要件。野菜をたっぷり食べる、起床時間を一定に保つ、足腰を鍛えるなど、ヘルシーライフを心がけて。コリ改善、人間ドック受診も未来のため。

木星は5月26日、ターニングポイントへ赴任。いよいよ旅立つときがやってきます。多少の不安はあっても、身辺整理と心の衣替えがOKなら憂いなし! 勇気を出して、新しい環境や見知らぬ世界へダイブを。大胆なイメチェン、引っ越しも、運命を覚醒。アートとスイーツの話題は、キーマンとの出会い&友情育成の武器に。事前のリサーチ&情報収集はマスト。

1月:退屈は敵でなく味方。刺激やドラマを求めるより、ありふれた日常を慈しんで過ごしたほうが、運気・メンタルとも安定し、好スタートを切れます。初売りや新春バーゲンには、お得&逸品が多々。

2月:想定外の運勢。面白そうと飛びついたらハズレ、いけると思ったら失敗、なんてガッカリ展開が多そう。でも、グチらず笑顔でいるうちに、嬉しいドンデン返しが。アカウントと物の整理は英断。

3月:福は内。外出好きな射手座ですが、家で過ごす時間を増やしましょう。整理整頓、模様替え、DIY…。充足感いっぱいで、理想の城作りにハマるかも。疲れとストレスは、バブルバスで軽減。

4月:やりたいことと、やらなくてはいけないことの間で悩みがち。星は、ノルマを果たせとアドバイス。重荷や義務感から解放されると同時に、意欲と実現率がメキメキ高まり、前のめりで進めるはず。連休プランは、リスケにツキあり。

5月:消化不良気味の毎日はここで一段落。ゆっくり羽を伸ばし、英気をチャージしておいて。マッサージや整体、ネイル、ヘアなどのビューティケアも元気を応援。

6月:周囲の状況が一変し、あなたもこれまで通りではいられません。変化や環境に順応し、各種スキルもいち早くアップデートを。遊び場&メイクは、ハヤリを追求。

オフェリア・麗さん G・ダビデ研究所主宰。福岡県出身。西洋占星術をはじめ多くの占術を研究し、占い界を牽引している。抜群の的中率とビビッドな言語センスで多くの支持を得る。

※『anan』2023年12月20日号より。イラスト・シライシユウコ 監修・文・オフェリア・麗

(by anan編集部)