「最高のセックスが教えてくれたこと」ハダカのコクハク #Epi15-4
ハダカのコクハク【Epi15】
アンアン本誌でも活躍するロマンスライター・ピンク先生が、今ドキ女子のリアルな本音を掘り下げていく人気連載『ハダカのコクハク』。第15回目の4話目は、お酒を飲むとつい男性を誘っていた有紀さんが行き着いた、幸せな恋愛について。お酒とセックスの関係とは……?
「5マタかける女」
■ハダカになる人
有紀さん(仮名)
■データ
・年齢 33歳
・職業 フリーランス
・パートナーの有無 有
・初体験 16歳
・経験人数 20人
・H回数 週1
・好きな体位 バック
・苦手な体位 アクロバットな体位
ショートヘアで、女優の榮倉奈々さんのような雰囲気(つまり元気そう)な有紀さんですが、話してみると「私、話ベタなんですよ……。スミマセン」とやや気弱な感じ。
いやいや、そうとうの「酒好き」とのことなので、飲むと強気になるはず!? コロっと変わる性格やギャップが、5股をかけられるほど、モテてきた理由なのかも。修羅場もあったようですが、「今が幸せだから話してみようと思った」と告白しに来てくれました。
【Epi15-4】
最高のセックスが教えてくれたこと
20代は頭がおかしいとしか言えないし、30代になった今でも浮気や不倫癖から抜け出せていない私。でもここで告白してもいいかなって思ったのは、今が幸せだから。
とはいえ、今お付き合いしている人も、既婚者です。
相手を離婚させたり、相手の妻にツラい思いをさせたりしたこともあり、もう不倫はしない! と思っていたのですが……。
今つき合っている人は、私のことを10年以上見守ってくれている人。
私のダンスの先生です。私は、10代のころからその先生にダンスを習っていて、ダンサー活動もしているんです。先生のおかげで、アーティストのPVやツアーのバックダンサーとして、ちょこちょこ出させてもらっています。
私にとってダンスはめちゃくちゃ大事で、ダンス関係の人とは、恋愛関係になるなんて思いもしませんでした。が、先生とお酒を飲んでいるときに、うっかりキスしたらタガがはずれちゃって……。いつもみたいに、誘いたくてしょうがなくなって、ホテルに誘いました。一度セックスしたら、相手もその気になってくれて、かれこれ1年くらいつき合っています。
先生は、なんでも私のことを知っているし、私のことをすごくバックアップしてくれています。生理前の不機嫌もわかってくれている。両親を早くに亡くしている私にとって、もはや肉親のような存在です。先生は、奥さんの話は一切しないし、仕事を一緒にしているので会いたいときに会える、連絡も取れる。だから、今はなんの不満もありません。
でも結局、先生とは一生一緒にはいれないし、しょせん不倫だから、独身の人に目を向けなきゃな、とは思っているんですよ。でも、体が離れられない……。
既婚者なのに……離れられない理由とは?