ハダカのコクハク【Epi9-3】「サラシを巻いたレズビアン」

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繋がりきれない寂しさ

サキちゃんは、胸のふくらみを隠すためにサラシを巻いていました

気持ちは男なのに、女の体をしているのが許せない。見られたくないし触られたくなかったみたいです。

何度も「触らせてほしい」とお願いしても、「私は、樹里が気持ちよくなるのを見ているのがいいの。私の体には触らないでほしい」と頑なに拒否られました。「しつこい!」って怒られたことも。

結局私はサキちゃんのカラダを、別れるときまで一度も触ることはできませんでした。

エッチのときは、いつも私だけ全裸……。シャツは脱いでくれたけれど、上半身はサラシ、下半身はデニム。 そんな感じだったから、いくら手と口を使って頑張ってくれても、いくら気持ちよくさせてくれても、繋がりきれてないような寂しさがあり、1年ほどでお別れしました。

次は、お互いに心も体もハダカで向き合える関係がいい! そう思っていたはずなのに、私の恋愛は迷宮入りしてしまうのでした……。


 

一言に言えない

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