「ちょっとまたがってみ?」顔面騎乗を求められたときの楽しみ方3つ|女は心で濡れる #43

文・紫深(sisin) —

寝ている状態の彼がひと言。「ちょっと上にまたがってみて」と顔面騎乗位をしたいと求められたら、いったいどのように楽しめば良いのでしょうか?

【女は心で濡れる】vol. 43

「顔をまたぐなんて…！」

「女は心で濡れる」と言う合言葉に、官能エッセイスト紫深（sisin）がお送りするSEXコラムです。第43回目は、ちょっぴり恥ずかしいクンニスタイル「顔面騎乗位」について考えてみたいと思います。

普通のクンニとはひと味違う “舐め方”

男性に自分のアソコを舐められるのが苦手！という女性も、いらっしゃると思います。しかし、いざクンニを受け入れることができると、愛撫を受けることへの抵抗感が徐々に減ってくると共に舐められる楽しさを覚えるのではないでしょうか。今回のテーマである、顔面騎乗位はクンニのなかでもさらに上級向け。男性の顔に股を開いて、覆いかぶさる状態になります。

羞恥心が少しでもあると、どう対処して良いかわからずムードが台無しに。そんな注意が必要な前戯方法でもあるので、3つの角度からポイントを解説してみたいと思います。

ポイント1.脚を閉じるより、開くこと

初めて顔面騎乗位を試みる時に、一番戸惑うのは「え、ここに脚を広げるの!?」という抵抗感だと思います。その気持ちから、脚を開ききることができずに、太ももで男性の頭を圧迫してしまう可能性があるので、注意が必要です。また、だんだん舐められて感じてくると、力が入ってしまい気づいたらグーッと彼の頭を締め付ける状態になりかねません。

ポイント2.密着させずに、膝立ち

そして、彼の口もとに押し付けすぎてしまうと息苦しくなるので、ある程度の距離が必要です。そう、男性側は寝そべっているだけなので、距離感や圧迫加減は女性側がコントロールしなければなりません。

そこでオススメなのは、体重をかけてしまうのではなく、支えの重心は膝。もしも膝立ちがグラグラ不安定に感じるならば、ベットの角など支えになるところを手すりにしても良いですよね。男性が舌を伸ばした時に、女性器の割れ目がくるくらいが丁度良い位置なのです。

ポイント3.自分で前後に動かす

舐められることと、膝立ちが慣れてきたら、最後は自分でも動くことを取り入れてみてください。激しく動かすのではなく、彼の舌の動きに合わせて、ゆっくりでOK。
割れ目に相手の舌が前後しているならば、少し腰を調節して、クリトリスの位置まで舐めてもらうなど、自分が気持ちが良いと感じる部分にずらしながら様子をみてみてください。