お土産にも! 京都の匂い玉「かおり丸」がかわいい~♪

2016.7.10
せっかく京都でお買い物をするならば、伝統を継ぐ名店のお道具を買ってみてはいかが? 作りのしっかりした扇子やうちわ、目に涼やかな手漉き和紙…。暑さをしのぐ知恵の詰まった、値打ちものを手に入れて。今回は数多くあるオススメのお道具の中から、3つをご紹介します。

尾張屋の「匂い玉」 カラフルな中に昔懐かしい香りを閉じ込めて

尾張屋の「匂い玉」 かおり丸(全5色)各¥180
尾張屋の「匂い玉」 かおり丸(全5色)各¥180

骨董店が軒を連ねる通りにたたずむ、お香の専門店。火をつけてたくタイプに加え、かつては着物の袖やバッグにしのばせていたという匂い袋も揃う。ツートーンの色使いとコロンとしたフォルムが愛らしい「かおり丸」は、白檀や丁字などを調合した、スパイシーで漢方を思わせる香り。玄関先に飾りながらふわりと香らせたり、クローゼットに入れれば防虫効果も。かおり丸(全5色)各¥180
東山区新門前通大和大路東入西之町201 TEL:075・561・5027 8:00~18:30 不定休

かみ添(そえ)の「京唐紙」 涼を運ぶ唐紙で、大切な人へ暑中見舞いを。

かみ添(そえ)の「京唐紙」 カリグラフィー作家ヴェロニカ・ヘルムとのコラボ便箋セット¥2,000(税込み)より便箋用唐紙。
かみ添(そえ)の「京唐紙」 カリグラフィー作家ヴェロニカ・ヘルムとのコラボ便箋セット¥2,000(税込み)より便箋用唐紙。

併設の工房で店主・嘉戸浩さんが手がけるのは、さまざまな版木を使って手摺りで文様を転写する京唐紙。ほのかに透け感のある薄手の手漉き和紙をベースにした便箋は、夏のお便りにふさわしい爽やかさ。インドネシアのカリグラフィー作家ほか、国内外のアーティストの意匠も揃い、白×白の濃淡で表現される小さな芸術作品に心を奪われる。カリグラフィー作家ヴェロニカ・ヘルムとのコラボ便箋セット¥2,000(税込み)より便箋用唐紙。
北区紫野東藤ノ森町11-1 TEL:075・432・8555 12:00~18:00 月曜休、不定休あり http://kamisoe.com

山武扇舗(やまたけせんぽ)の「扇子」 手に取れば、所作もはんなり優雅になりそう。

山武扇舗(やまたけせんぽ)の「扇子」 上・中LA(京都のアーティスト)コラボ夏扇子¥3,500 下・夏扇子(なでしこ柄)¥6,000
山武扇舗(やまたけせんぽ)の「扇子」 上・中LA(京都のアーティスト)コラボ夏扇子¥3,500 下・夏扇子(なでしこ柄)¥6,000

扇子専門店として、100年余りの歴史を重ねる一軒。京扇子は竹製の中骨を30~60本とふんだんに使ってあり、広げた時の姿が優美で、やわらかな風を送るのが特徴。四季の花々を描いた伝統的な品々のほか、京都在住のアーティストとコラボしたモダンな表情の新作もこの夏から登場。バッグにいつも一本しのばせて、酷暑を颯爽と乗り切りたい。上・中LA(京都のアーティスト)コラボ夏扇子¥3,500 下・夏扇子(なでしこ柄)¥6,000
中京区六角通柳馬場東入ル大黒町70 TEL:075・221・2973 9:00~19:30 日・祝日休 http://www.yamatake-senpo.com

※『anan』2016年7月13日号より。写真・吉村規子 取材、文・本庄 彩

(by anan編集部)