マイホーム検討中の横澤夏子「質問選びも素晴らしい」 ショールームでの担当者の接客術に感激

2023.9.3
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、出産・産後で出会ったいい女を実演。今回は、上手な二択問題から正解を導き出す女性、「フローチャートで会話する女」になりきり。

どんな答えが返ってきても怯まない気持ちが大事!

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最近、マイホームをどうしようかと考えていて、ショールームに行くことが多いのですが、洗面台を見に行った時に担当してくれた方が素晴らしかったんです。「収納は引き出しと両開きどっちがいいですか?」「ボウルはオシャレとお掃除のしやすさ、どちらを重視しますか?」「蛇口にこだわりはありますか?」など、二択の質問をいくつか投げかけられ、フローチャートのように答えていくことに。その結果、「横澤さんにおすすめの洗面台はこちらです」と見せられたのが、まさに理想どおりのものだったんです…! その方の質問には全て意味があり、しかも、深く考えずに答えられる質問選びも素晴らしい。分厚いカタログの内容が頭の中に全て入っていることもかっこいいし、1時間という決められた時間のなかで、天板や引き出しの色などを決める時間もしっかりと残すという、時間配分の仕方も見事でした。“この人についていけば、全てにおいて理想的な家が作れるんじゃないか”と思ったほど、一切の不安感がなく、むしろ信頼関係が芽生えているのを感じました。おそらくこの方は、家以外のことに関しても二択問題を用意して、正解を導くことが上手だろうなと思います。たとえば恋人が欲しい人に、「土日休みと平日休み、どっちがうれしい?」「角刈りと長めの髪なら?」と問いかけ、理想の相手を見つけることもできそうですよね!

彼女のように上手く質問をして、本音や答えを導き出すためには、まず、自分の想像と違う答えが返ってきてもびっくりしないことが大事。なかには、二択で質問をしても「どっちでもいい」という人もいるはずです。どんな答えをも受け入れる広い心でどんと構え、いろいろな選択肢を準備しておくようにしましょう。

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。

※『anan』2023年9月6日号より。写真・中島慶子 文・重信 綾

(by anan編集部)