“なわとび”でS字ラインが作れる!? おすすめの跳び方とは

2021.6.27
多くの人が経験しているであろうなわとびは、S字ボディにアプローチできる運動のひとつスポーツクラブ「メガロス」インストラクター・栗田百香さんに楽しく跳んでくびれを作る手に入れる、なわとびの跳び方を教えてもらいました。

お腹と下半身のボディメイクに。

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「なわとびは全身の筋肉を使いますが、正しくジャンプを繰り返すことで太ももやふくらはぎなど下半身を引き締められることが特徴です。お尻から脚にかけての大きな筋肉が鍛えられることで、基礎代謝がアップするという嬉しい特典もあります。また、ジャンプする体を支えようとお腹のコアの部分に力が入ることで体幹が鍛えられるため、お腹を引き締めたいという人にぴったりの運動といえます」(栗田さん)

跳ぶ時の姿勢も大切だそう。

「体が丸まらないよう、お腹に力を入れ、背筋を伸ばした状態で行いましょう。初心者は30秒~1分跳ぶだけでも心拍数が上がり、体幹の強化が期待できます。使う縄ですが、持ち手が太いもののほうが握りやすいです。また、軽すぎるとフォームが崩れやすいので、少し重みがあるものを選ぶといいですよ。100円ショップなどで売っている縄に重りがついたタイプもおすすめです」

なぜ効くの?

着地時には全身に衝撃が加わるため、バランスを崩さないようにしようと、自然と全身の筋肉が使われる。特に、お腹まわりやお尻に刺激が与えられ、体の土台作りにも。また、ランニングなど有酸素運動に比べて運動強度(体への負荷や辛さを表す数値)が高く、脂肪を燃焼しやすい運動として知られている。そのため、短時間で効率のいいカロリー消費を見込めるというメリットもあり!

基本の跳び方

前跳びが基本形。腰が丸まらないよう、お腹にしっかりと力を入れ、背筋が伸びていることを意識しながらジャンプする。

S 字に効く跳び方

腹斜筋、大腰筋にアプローチして効率よくくびれ作りができる2つの跳び方を紹介。膝や太ももを上げることがカギ!

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ニーアップ
左右の膝を腰の位置まで交互に上げながら跳ぶ。股関節を使うことで腹斜筋に刺激を与え、お腹まわりが引き締まる。

片足跳び
右足を上げ、ケンケンをする要領で跳ぶ。腹筋と、支持している側のお尻が鍛えられ、美しいヒップラインに。

栗田百香さん スポーツクラブ「メガロス」のインストラクター。プログラム「VOLTSKIP」では、光る縄を使い、音楽と暗闇の演出の中でエクササイズを楽しむことができる。https://www.megalos.co.jp/

※『anan』2021年6月30日号より。写真・中島慶子 土佐麻理子 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)