「明るいだるさ」「流すこと」…しいたけ.さんの今年後半「3つのポイント」

2019.6.17
“元年”だからこそ、今しておきたいことを、しいたけ.さんが教えてくれました。
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2019年後半にやってほしいこと
令和という新時代の流れにどう対処していくべきか。少し考えてみましたので、もしよろしければ取り入れてみてください。

明るいだるさを持つ。

だるいって、ひと昔前まではネガティブな意味しかなかったと思うんですけど、今となっては“だるい”と思える感覚って、結構大事なような気がしています。例えば、「夜の8時まで働くのはもうだるい」。だったら、7時までに終わらせるためにどうしたらいいか。「素敵な自分を見せ続けるのもうだるい」。だったら、生活感のある逃げ場所を探すとか。そんなふうに、だるいと思う感覚を追求していくことが、肩の力を抜くために大事になってきそうです。

ロー入りのすすめ。

これは僕自身の話なのですが、ここ最近ずっとスランプでした。その少し前までは、ただ歩いているだけでもブログに書きたいことが5個くらい浮かんでいたのに。でもそれって、ハイ・ローでいう完全なハイだったような気がします。若い時は体力があったので、ハイがずっと続いて、一気にローがやってきていたけど、今ではある程度自分でコントロールできるようになってきたので、スランプを感じたら自ら2か月くらいロー入りをするようにしています。そうすると、また適度なハイテンションが自然とやってくるんです。そんなふうに、自分でうまくコントロールすることって、結構大事な気がしていて。ですから、疲れたなと感じたら、ヒーローやヒロインになるのはやめて、自らエンジンを切ってロー入りをしてみてください。みんな嫌いで、みんな信じられなくなって、今の自分は偽物なんだ! と感じる期間があっても大丈夫。こまめに自分でスイッチを切れる人のほうが、意外としぶとく生きていけるような気がします。

流すことを覚える。

この新時代のムードを、“新しい時代になったから、何かをしないといけない”みたいな強迫観念として捉えるのではなくて、“まぁ、もう新しい時代になっちゃったし、終わったことはもういっか”と、今までの後悔を水に流せてよかったくらいの気持ちで捉えるといいと思います。新しい時代のムーブメントに半分は付き合うけど、半分はマイペースに。流すという意味を持った令和なだけに、どんなことも半分は流すことを覚えると生きるのがラクになります。

しいたけ.さん 占い師。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究するかたわら占いを学問として勉強。『anan特別編集 しいたけ.カラー心理学2019春・夏編』(小社刊)が発売中。

※『anan』2019年6月19日号より。監修・しいたけ. イラスト・100%ORANGE 取材、文・菅野綾子

(by anan編集部)

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