ベッドシーンも…男のワイルドな体が拝める“映画”6選
アクションから恋愛まで、いい体を堪能できる新作が豊富です！
「人間と海底人両方の血を引く王を描いた『アクアマン』の舞台は海の中。『クリード 炎の宿敵』では、ボクサーが汗を流しながら戦います。どちらも、マッチョが主人公なうえ、水や汗で体が濡れることで、裸がより美しく艶っぽく見える。男の体を味わいたい人にぴったりです」（映画ライター・よしひろまさみちさん）
「これまで、アジア系俳優は肉体美とは遠かったのですが、昨年公開された『クレイジー・リッチ！』に出演したヘンリー・ゴールディングのボディには注目が集まりました。新作『シンプル・フェイバー』でも、ベッドシーンで少しだけ体を見せています」（映画ライター・山縣みどりさん）
男同士の恋物語も要チェック。
「『ゴッズ・オウン・カントリー』や『無伴奏』では、タイプの違う体を持つ男たちのラブシーンが楽しめますよ」（よしひろさん）
屈強＆ワイルドな体の海の王者に夢中。
『アクアマン』©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved“TM ＆ ©DC Comics”
海を駆けるDCヒーローの活躍を描く。「ジェイソン・モモアの肉体美が神々しい。サモア系のDNAが入っているからか背が高くて巨人感がある。異父弟役のパトリック・ウィルソンとのバトルシーンはかなりの迫力！」（山縣さん）。「あまりの筋肉に、人というよりもはや“肉”が泳ぎ、踊っているという感じ。アクアマンは、DCヒーロー唯一の裸キャラです」（よしひろさん）。全国公開中。
カンフーの使い手特有の強い、しなやかボディ。
『イップ・マン外伝 マスターZ』©2018 Mandarin Motion Pictures Limited All Rights Reserved
武術家イップ・マンに敗れ、一度は詠春拳を捨てた男が、正義のために再び拳を握る。「カンフーマスターの筋肉は、ムキムキというよりも強靭でしなやかなイメージがあります。そうじゃないと機敏に動けないからだと思いますが、主人公を演じるマックス・チャンの体はまさにそんな感じ。戦うシーンでも、まるでダンスをしているように軽やか」（山縣さん）。3／9～新宿武蔵野館ほか全国公開。
ちらりと見える完ぺきな肉体がじれったい！
『シンプル・フェイバー』©2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
シングルマザーのステファニーとファッション業界で働くエミリーという対照的な2人を主人公に、女性のしたたかさを交えて描いたサスペンス。「着衣でもわかるヘンリー・ゴールディングの逞しい体つきに惚れ惚れ。妻エミリーの親友とベッドインするシーンでは、上半身の裸がちらり。“もっと見せろ！”という気持ちになりました（笑）」（山縣さん）。3／8～TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
真剣勝負に挑む男たちの汗に濡れた姿にうっとり。
『クリード 炎の宿敵』©2018 METRO‐GOLDWYN‐MAYER PICTURES INC.
ボクサーのアドニスはロッキーの指導の下、父の仇であるドラゴの息子と対戦する。「マイケル・B・ジョーダンの絞り込まれたマッチョボディや、本当のボクサーであるフローリアン・ムンテアヌのワイルドな体が拝めます。しかも、全身滝汗でセクシー度はアップ。『ロッキー』のスピンオフ作品の続編ではありますが、予習せず体だけを楽しむのもおすすめ」（よしひろさん）。全国公開中。
ほどよい筋肉が魅力的。上半身ヌードに注目を。
『ビール・ストリートの恋人たち』©2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
無実の罪で投獄された恋人を救おうと奮闘しながら成長する女性と、家族の物語。「投獄される青年を演じるステファン・ジェームスは注目株のひとり。『栄光のランナー／1936ベルリン』では陸上競技のゴールドメダリストを演じていて、筋肉がありながらもスッとしている体つきが魅力的。今作では、上半身ヌードが映ります！」（山縣さん）。2／22～TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
対照的ないい体を持つ青年たちの恋物語。
『ゴッズ・オウン・カントリー』©Dales Productions Limited ／The British Film Institute 2017
イギリスのヨークシャーで牧場を管理するジョニーと、季節労働者として雇われたゲオルゲ。「牧場での作業を通じ、男同士である二人に恋が生まれる様子が描かれています。ラブシーンや一緒にバスタブに入る場面もあり、自然な筋肉のジョニーとちょい毛深いゲオルゲ2人の、肉体労働系の純愛にズキュン。“自分らしさって何？”と気づかされる青春ものです」（よしひろさん）。全国公開中。
山縣みどりさん 映画ライター。レビューやインタビューなどを中心に幅広く執筆。昨年、映画化されて話題となった『クレイジー・リッチ・アジアンズ』（竹書房）の翻訳を手がけている。
よしひろ まさみちさん オネエ系映画ライター、編集者。小誌をはじめとする雑誌で記事を執筆する傍ら、『スッキリ』（日本テレビ系）などのテレビ番組に出演するなど、幅広く活動している。
※『anan』2019年2月20日号より。取材、文・重信 綾
（by anan編集部）
