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目が乾いて疲れる~! 目薬を使わずに「目の疲労を取る」簡単なコト

文・大久保愛 — 2019.11.6
パソコンやPCで目を酷使しているけれど、最近特に疲労、乾きが半端ない! そんな人が増えているかもしれません。というのも、漢方薬剤師の大久保愛先生によると、秋は眼精疲労やドライアイが加速するそう。そこで、大久保先生が、これら目の不調を改善できる簡単なコトをお教えします!

【カラダとメンタル整えます 愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 32

最近、目が乾いて辛いのは…?

肌寒くなり、暖房に頼る機会が増えてきましたね。外気の乾燥と同時に室内の乾燥も気になりはじめます。乾燥した空気は、私たち現代人の日々酷使されている目にもダメージを与えます。それに加え、夜更かししながら、パソコンや携帯電話などの液晶画面を寝る直前まで見ている人も多いのではないでしょうか。

実は、涙の分泌量は昼よりも夜のほうが減少しやすく、何かに夢中になりまばたきの回数が減った状態で、乾燥した空気の中で過ごしているとドライアイが進んでしまいます。この時期、夜中に目を酷使するようなことは、少し控えたほうがよさそうですね。

しかも、日常的にストレスが多い人も涙の分泌量が少なくなります。今すでに目が乾く、目が充血しやすい、目がゴロゴロする、眼精疲労を感じるという人は、秋の過ごし方に気をつけましょう。移動中や寝る前は目を休めるようにしたり、目薬をさしたりと、対策はあると思いますが、それ以外にも食事を使った対策もあります。そこで、今週は眼精疲労を感じる人のための食薬習慣を紹介していきます。

自然の変化が体調に影響している

漢方医学で人は自然の一部であり、自然の変化は体調に影響を与えると考えられています。気温や湿度、気圧の変化だけではなく、太陽や月の動きまでもが体に影響を与えています。学生の頃、太陽暦や太陰暦を学んだことを覚えていませんか? 一月の日数や季節などは太陽や月の動きから決められていたことはご存知のかたは多いと思います。

月や太陽は、地球との位置により引力が変わり、地球では潮の満ち引きが起こります。地球の約七割が水分と言われていますが、同様に人の体も約七割が水分と言われています。そう考えると、人間も月や太陽の影響を受けることは想像しやすいことだと思います。中国最古の医学書である皇帝内経(こうていだいけい)にも、月が体調に影響を与えることは記されています。

つまり、気温、湿度、気圧、太陽、月の変化とさまざまなものを指標にすることにより、より正確に体調管理をすることができます。この体調管理に食事内容を役立てることを「食薬」と呼びます。

今週は、眼精疲労のための食薬習慣

ドライアイは、おもに下記の原因から起こると言われています。

乾燥した空気によって涙が蒸発する
不規則な生活やストレスなどで涙の分泌量が少ない
画面や本などに集中しまばたきが少ない

これが起こる条件が揃うのが、忙しく毎日慌ただしく過ごす人と秋冬の組み合わせです。目が疲れやすい、目が痛い、かすみ目、光が眩しい、ゴロゴロする、目やにが多い、度が合っているコンタクトレンズやメガネでも目に合わなく感じる……。

こういったことに思い当たる人は、ドライアイかもしれません。この状況を漢方医学では、潤いが不足している『陰虚(いんきょ)』と呼びます。そのため、『陰』を補うためにオメガ3脂肪酸を含む食材を取り入れることが大切。

今週食べるとよい食材・メニューは、寒い時期に旬を迎える【ブリの照り焼き(にんにく醤油を使って)】です。

今週食べるとよい食材・メニュー:ブリの照り焼き(にんにく醤油を使って)

『陰』を補うオメガ3脂肪酸を補うことができる食材の代表といえば、お魚です。そして、寒くなるとおいしくなっていくお魚といえばブリ。今週はブリを使って、季節の不調を乗り越えていきましょう。

にんにく醤油

まずは、調味料の準備をしていきます。この時期には、ビタミンB1の吸収をたすけ、抗菌、抗ウイルス作用のあるにんにくを頻度よく使うことがおすすめです。ビタミンB1は、目の筋肉の緊張を和らげるために役立ちます。普段使っているお醤油瓶ににんにくを入れておくのも簡単にできる食薬術です。

ブリ

ブリは、オメガ3脂肪酸を含む『陰』を補う食材です。そして、ビタミンB1を含むため、にんにくを組み合わせることにより、ビタミンB1の吸収が促進されます。寒くなるにつれて脂を蓄え、さらにおいしくなっていくブリをこれからの時期に取り入れていきましょう。

シンプルにブリの照り焼きも良いですが、ビタミンCが豊富でバリア機能を高める大根をプラスして、ブリ大根にするのもおすすめです。季節の食材を使って内側からできる食薬習慣を取り入れていきましょう。

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大久保 愛 先生
アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。
昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。

https://aika-inc.co.jp/

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