超最低…! 早く見極めるべき「付き合ってはいけない」男性の特徴 #150

文・おおしまりえ — 2021.12.16
付き合うかも、と思っていた相手から急に連絡が途絶えた場合、きっと心配したり自分が何かしたのかと不安になりますよね。急な音信不通やフェードアウトが起きたとき、相手の本音はどんなものか。またそんなトラブルに遭遇したら、気持ちをどう保てばいいのか、ご紹介します。

いいなと思った彼が突然フェードアウト!? その心理と立て直し方

フェードアウト 最悪 最低 男性

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 150


この人いいな、付き合ってもいいかもと思いはじめていた彼。しかしある日突然、何の前触れもなく連絡が途絶えたら、きっと女性は困惑してしまうでしょう。

私が何かまずいことしたかな?
トラブルに巻き込まれた?
何か怒らせた?

などなど、女性の頭の中を駆け巡ります。でも、冷静に状況を判断して次の行動に移るために、今日は男性のフェードアウトした時の心理と、女性側の受け止め方について紹介します。

突然フェードアウト、その時男性の心理は?

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突然彼から返信が途絶えた。デートの前日とか、次のデートのやり取りをしていたタイミングで突然プツンと音信不通になること、経験ありませんか?
フェードアウトされた側としては、「何かあったかな?」と不安になるものですが、この時の男性心理がどんなものか、ご紹介します。

まず、もし数日たっても返信がない場合、そのほとんどは意図的なフェードアウトである可能性が極めて高いです。仕事の都合とか携帯故障といったトラブルを想定する人もいますが、普通はトラブルがあっても連絡手段は何かしら確保できるはず。つまり、「連絡をやめる!」という意志があって、そうしていることがほとんどです。

ではどうして連絡をやめようと思ったのかというと、過去に男性からヒアリングをした結果、多くはこのような理由でした。

  • 他にいいなと思う子ができた
  • やっぱり違うなと感じた
  • デートや婚活自体がおっくうに感じた
  • 複数人と連絡を同時並行に取っていて、存在を忘れた

いかがでしょう。文字を読む限り、失礼な理由ばかりです。意外かもしれませんが、過去筆者がヒアリングした本音の中に「相手の◯◯が無理になった」といった、具体的な相手の非をあげる人はいませんでした。

突然のフェードアウトの理由のほとんどは、男性側の都合であり、女性側に大きな非がないケースがほとんどということは、覚えておいてください。

突然連絡が途絶えても、忘れないでほしい3つのこと

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ここからは、音信不通やフェードアウトに遭遇し、落ち込む女性に思い出してほしい3つの話を紹介していきます。落ち込む気持ちはわかる…でも、どうか前を向くために、ぜひ参考にしてみてください。

失礼な人という事実が早めにわかってよかった!

ハッキリ言って、男女どちらでも会話の途中でフェードアウトするという行為は、相手に対して失礼です。ましてや次のデートの約束を固めていたり、すでに決まっているデートの前にフェードアウトしたりする行為はもってのほかです。

こうした対応をされた側は、困惑し落ち込むものですが、ここでは「失礼なことをする人だと先にわかってよかった」という早めの解決をむしろ喜んでほしいです。

人との関係が終わるとき、相手と過ごした時間や労力があればあるほど、人は落胆にもエネルギーを使うものです。ですから、こうした終わりが早めに見えるということは、むしろラッキーと言えるのです。

トラブルに巻き込まれたケースはほぼない

音信不通になった時、「トラブルに巻き込まれたかな?」と相手を心配する優しい女性が一定数います。優しい心に塩を塗るようで恐縮ですが、突然の音信不通の原因がトラブルであるケースは、ほぼ無いと言って構いません。これを忘れないでください!

よくあるケースで、「携帯を落として買い換えたらLINEの移行がうまくできなくて連絡できなかった」といった言い訳を筆者は耳にしたことがあります。
ちなみにLINEのデータ移行を途中で失敗した場合、多くの場合、友だちやトーク履歴を復活させるのは難しいとされています。つまり、「頑張って時間をかけたら復活できた」といって連絡してくるのは、だいたいが女性とまたコンタクトを取りたい気分になったから連絡した可能性があります。

トラブルは絶対ない、という断定はできませんが、都合よく音信不通になったり現れたりする人の言っていることが、真偽のほどが定かではないということを覚えておきましょう。

比較や優先順位の中にあるといい関係にならない

意図的か事故かはわかりませんが、音信不通という行動を取った事実は変わりません。ただ、音信不通という行動を相手がしたということは、あなたという存在を誰かや何かと比較して下に見たか、仕事や他の用事よりも優先順位がはるかに下であることが行動から証明されたことに変わりません。

恋愛という極めて深くて親密な関係を築こうと相手を見極めている時に、そんな自分を軽んじる相手と関係を深めて良いのでしょうか。そう考えたら「見極めさせてもらった」くらいに気持ちを切り替え、誠実に向き合える相手を新たに探した方が良いと言えます。

関係が1つ終わるということは、新たな関係を築くエネルギーができたという嬉しい事実の誕生でもあります。その新たなエネルギーを、「なぜ」「どうして」「何が悪かった」と反省や自己卑下に使うのも自由です。必要な反省は大事ですが、それよりも気持ちを切り替え、前へ前へと進むパワーに変えた方がヘルシーな生きかたといえます。そのエネルギーを良い方向に使っていけば、おのずと惹かれる相手との出会いも早まるというものです。


おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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