ORANGE RANGE「どんどん変なことをやりたい (笑) 」結成21周年で見えた景色

写真・北尾渉 取材、文・かわむらあみり — 2022.8.17 — Page 1/2
【音楽通信】第119回目に登場するのは、聴いていて元気になる曲から切ない気持ちになる曲まで、たくさんの名曲を沖縄から発信している、バンド結成21周年を迎えたORANGE RANGE(オレンジレンジ)!

バンド結成21周年は「自分たちを褒めてもいい」


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NAOTO(G)。リーダー。バンドのほぼ全ての楽曲を制作、プロデュース。他アーティストへの楽曲提供や「delofamilia」などでも活動。


【音楽通信】vol.119

2001年3月にバンドを結成された、沖縄出身のYAMATO(Vo)さん、HIROKI(Vo)さん、RYO(Vo)さん、 NAOTO(G)さん、YOH(B)さんからなる5 人組ロックバンド「ORANGE RANGE」。

2003年6月にシングル「キリキリマイ」でメジャーデビューされ、2022年は結成21周年を迎えました。ジャンルレスで自由な高い音楽性とずば抜けたポピュラリティ、個性と魅力にあふれたキャラクターがあいまって話題を呼び、2ndシングル「上海ハニー」(2003年)で大ブレイク。

以降、「ロコローション」「花」「*〜アスタリスク〜」「ラヴ・パレード」ほかこれまでに数々のチャート1位を席巻し、2ndアルバム『musiQ』はダブルミリオンを達成するなど、多数の名曲を送り出し続けています。

そんなORANGE RANGEが2022年9月14日にオリジナルフルアルバム『Double Circle』をリリースされるということで、メンバーを代表してNAOTOさんとRYOさんに、音楽的なルーツなどを含めてお話をうかがいました。

――まずはおふたりの音楽的なルーツから教えてください。

RYO 学生時代はラップ、ヒップホップ、レゲエなどが沖縄ですごく流行っていたので、最初はそういった音楽から聴き始めて。ORANGE RANGEを始めてからは、そのとき流行っていたバンドサウンドで、とくにミクスチャーロックを主軸に入っていきました。当時は山嵐、Dragon Ash、RISE、麻波25などをよく聴いていましたね。

――メンバーのYOHさんはRYOさんのお兄さんですが、兄弟ですと音楽的な影響もありましたか?

RYO 当時YOHとは聴いている音楽が少し違っていたのですが、YOHに誘われて、高校生のときにORANGE RANGEを結成したことがきっかけで、バンドサウンドをよく聴くようになりました。そういう意味において、YOHからも音楽的な影響を受けましたね。

NAOTO 僕は流行っている曲とクラブ系の音楽が好きです。ヒップホップも好きでしたが、なかでも音楽を好きになったきっかけにもなったテクノが一番好きでしたね。その後、高校へ行ってバンドに興味を持ち始めました。


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RYO(Vo)。バンドでは低音域のボーカルを担当。ソロアーティスト「RYO from ORANGE RANGE」として、俳優としても活動。


――NAOTOさんは、双子のお兄さんおふたりがテクノユニット「RYUKYUDISKO」としても活動されていますね。音楽的な影響は受けましたか?

NAOTO そうですね、クラブでかかっているような音楽を教えられました。以前、兄たちも好きな電気グルーヴの石野卓球さんのレーベルから「RYUKYUDISKO」としてデビューしましたし、僕もずっと電気グルーヴが好きです。

――ORANGE RANGEはもともと高校の同級生や友人関係から2001年にバンド結成となり、2002年2月にインディーズデビュー、2003年6月にメジャーデビューされ、2022年は結成21周年になりますね。

RYO 21年もよく続いたと思います。結成10年、15年のときは「まだまだだな」と思っていましたが、20年経ったときに、ひと区切りだなと。ひとつのことを続けていくのは難しいこともあるなか、同じメンバーでここまでやってこられたのは、そろそろ自分で自分たちを褒めてやってもいいのかもしれないと感じました。

――10年、15年でもなかなかの活動歴ですが、20年とは違うのですね。

RYO 節目ごとにライブで祝うようなこともありましたが、個人的には、まだ自分たちに足りない部分もあって、ここで喜んじゃいけないなって。でも、いまはそういう堅い感じもなくなって、素直に喜んでいいんじゃないかなと思うようになりました。

NAOTO 10年、15年よりも特別な感じがするのは、まわりに20年続いているバンドがいないので、「20年てすごいんだな」と実感しています。

“いろいろな縁”という意味を込めたアルバム


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――2022年9月14日に約4年ぶりのオリジナルフルアルバム『Double Circle』をリリースされます。タイトルの意味やアルバムのコンセプトなど、今作に込めた思いからお聞かせください。

NAOTO 「Double Circle」は「ふたつの円」という言葉で、“いろいろな縁”という意味も重なっています。バンド結成21周年での「円熟」という意味での円と、オファーをいただいてから曲作りすることもある「いろいろな人たちとの縁」という意味。タイアップや地方の行事の曲、何かのテーマ曲の書き下ろしなども収録しているので、たくさんの縁を表現しています。

あとはいまの時代に、CDを出すこと、いわゆる円盤を出すという意味もあって。僕らは配信曲もよく出していますが、今回は4年ぶりのアルバムで円盤を出すということの重要性もあります。縁、円、サークルという意味での2枚組のアルバム。本当はもっと早く出したかったんですが、このご時世でライブができない状況が続いていて。最近はツアーもできるようになってきたので、いまこのタイミングでアルバムを出すことにしました。

――収録曲の「キリサイテ 風」は今年6月に配信された爽快なサマーチューンですが、同時期に放送された3夜連続ドラマ『脚本芸人』の主題歌でしたね。

NAOTO これはドラマのお話をいただいてから、書き下ろした曲です。もらっていた概要やテーマを意識しながら作っていって。もともとモチーフの曲はあったのですが、そこから改良して、ドラマの内容に合わせて作り上げていきました。

――だいたいの曲のクレジットは「ORANGE RANGE」とバンド名になっていますが、基本的にはNAOTOさんが全体的なプロデュースや作曲を行って、作詞はボーカルのみなさんで作っているのでしょうか。

RYO そうです。自分のパートは自分で作るのが基本になっていますね。「キリサイテ 風」はサビの部分をHIROKIが書いています。


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――ボーカルの3人は、どのようにパート分けをして作詞をしていますか。

RYO NAOTOが「ここはRYOに歌ってほしい」というのがあったら、「この尺で作って」と曲を渡されてから、歌詞を書いていきます。そのときにHIROKIのたたきの歌詞があるときと、ないときがあって。ベースがあると全体的な歌詞をイメージしやすいので仕上がりもまた違ってくるんですが、今回はたたきがあったので、そこからまだ書かれていないような言葉を書いていきます。

ヨーイドンで3人いっせいにバラバラに歌詞を作っていくよりは、ワンコーラスだけでも先に歌詞のたたきがあるほうが、イメージしやすいですね。別のパターンでは、ワンコーラス書いたものをYAMATOに渡して、そこからHIROKIに託すことも。いろいろなパターンがあるのですが、この曲はHIROKIが先に書いて、それを見て作っています。

――歌詞を書く作業はどのようにしているのでしょうか。

RYO 最近、漁港に行くことが多いですね。漁港に行って、詞が進むということが今年に入ってありまして(笑)。しかも、沖縄の特定の漁港じゃないとだめなんです。

NAOTO この漁港じゃないと、という(笑)。

RYO そんな感じで(笑)、3人それぞれのやり方があると思います。

NAOTO 僕は曲を作るときは、ツアーなどの旅が多いものですから、基本的には曲が思い浮かんだときに携帯のボイスメモにひたすらストックしています。今回のようにドラマの主題歌のお話がきたときなどは、ボイスメモからイメージが近い曲をひっぱりだしてきて、家に持ち帰って形にして。街中でも「ララララ〜」といつでも入れられるので、メロディをためて、そこからチョイスするというところですね。


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――収録曲の「Pantyna feat.ソイソース」は7月配信の踊りたくなるサマーチューン第2弾ですが、そもそもの「ソイソース」についてもお聞かせください。

RYO 簡単に言うと、バンドサウンドではない、ということです。

NAOTO 実際に「ソイソース」という人はいなくて、僕らの変名です。昔、「featuring○○」というような形で、誰かの曲をフューチャーした楽曲が流行ったときがあって、それっていいなと憧れもあって。でも、フューチャーするようなアーティストのつながりもないし、だったら「架空のアーティストを作ってフューチャーしよう」ということで、できたのが「ソイソース」なんです(笑)。いまは打ち込みのダンスナンバーのときは、ソイソースをつけるようにしていますね。

――この曲はどんなふうに作っていったのでしょうか。

NAOTO 夏っぽい曲を作りたいなと思って、作りました。コロナ禍で、昨年も一昨年も家にいる時間が長くて、海に行く機会が増えて。沖縄で、毎週末ビーチに行っているんですが、外国人の方も多いんです。外国人の方は、真っ赤とか青とか蛍光の黄色とかのビキニ姿の方もいるんですよ。ビビットな色が似合うんです。外国人の方はおしりが大きくて、でも、全然いやらしくない。

日本人の方だと目のやり場に困るときがあるんですが、外国人の方は見ても大丈夫な感じがあって、このおしりはなんてパンティが似合うんだろう、と(笑)。その方はラテン系の外国人の女性に見えたので、「〜ティーナ」というイメージの名前が浮かんで、「これはパンティーナだ!!」となって、この「Pantyna feat.ソイソース」ができました(笑)。


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RYOやHIROKIたちには、いつも「こういう曲ができたので」とメールするんです。歌詞はこういう感じにしようって、イメージしやすいように、ネットからビビットな水着を着た女性の画像を探して送って。だから、この曲は、コロナ禍と沖縄の海が生み出しました。

――なんと(笑)! できたてほやほやの曲ですが、携帯にストックしたメロディから曲作りするときもあれば、こうしてインスピレーションを得てすぐにできあがる曲もあると。

NAOTO そうなんです。

RYO ラップ部分の歌詞もすぐに書けて、一気に作っていきました。

NAOTO 珍しいよね、HIROKIのぶんまで書いたよね。

RYO 歌詞はHIROKIと分けて書こうと思っていたんですが、HIROKIが「最後まで書き倒せ」って言い始めて。こういう曲だと、僕のほうが書きやすくて、歌詞に統一性が出しやすいということですね。

――歌うときも、ご自身で歌詞を書いたパートと、他の方が書いたときだと違いますか。

RYO 自分はこういうイメージがあるけど、HIROKIはこういうところがちょっと違ってきたとかもあるので、難しいときもありますね。だから、HIROKIが歌を録音するところに「違う! こういう歌い回しじゃない!」と侵入して言ってみることも(笑)。

――そうなんですね(笑)。アルバムは「DISC1」と「DISC2」の2枚組ということですが、現時点では絶賛制作中のなかインタビューさせていただいていて、新曲はどのくらい収録されそうでしょうか。

NAOTO まったく世に出していない新曲となると、5〜6曲の予定ですね。ただ、制作の締め切り日まで、家とスタジオのある沖縄にいないんです。フェスなどの出演もあって出っぱなしだから、帰ったときに一気にやらないといけません(笑)。

――沖縄のNAOTOさんのご自宅に音楽スタジオを構えているんですよね。メンバーのみなさんもそのスタジオでレコーディングしているのですか? 

RYO はい。メンバーみんなが暮らしている沖縄でレコーディングしたほうが、少し時間ができたときにでも、パッと仮歌を録りに行くこともできてやりやすくて。

NAOTO そうそう、家にあると便利なんです。


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――現時点で言える新曲というと……。

NAOTO 「Typhoon」は沖縄っぽい曲です。沖縄は台風が多いじゃないですか。東京にも台風が多く来るようになったので、この曲を聴いて、台風の備え方を知ってほしい……そんなHOW TO的な曲(笑)。

RYO そういえば、こういうこと書いてなかったなって気づいた、面白い曲です。台風あるあるといいますか、自分の体験を書いていますね。

NAOTO あとは、HIROKIと書いた曲があるね。

RYO 音楽に恋をしたパターンで、音楽を擬人化した曲を書いてみました。現時点では、まだ途中なんですが(笑)。

NAOTO 音楽にゾッコンというイメージの曲。

RYO 軽快なテンポ感です。

――新曲のご様子、ありがとうございました。今年は沖縄本土復帰50年という節目ですが、今も沖縄に住みながら、音楽活動を展開されていますね。

RYO 絶対に沖縄に住むと決めたわけではないのですが、実際に住んだままで活動ができているので、あまり上京しようとは思わないだけですね。

NAOTO 僕は制作環境もあって少し東京に住んでいたときもありましたが、音楽を作るという点では、どこにいてもいいかなと。でも、息抜きするんだったら、沖縄っていいですよね。音楽じゃないところで、癒されますし、気を休められる。

RYO 自然もあって、開けているところが多いですからね。

NAOTO 波もあって、気軽に遊べますし。


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――以前ORANGE RANGEさんの取材で訪れたこともありますが、みなさんの地元の沖縄市コザ地区はいまどうなっていますか。

RYO 週末は人が溢れていますね。

NAOTO せんべろもあって。

RYO 若者たちが集まっていて、いいことですよね。コザは外国人の方もいっぱいいますし、日本だけでなく外国の文化も混じっている独特な地域。沖縄だけでもいろいろな文化が混ざっていますが、コザはさらにチャンプルーの文化が濃い街ですね。

――おふたりが音楽をやっていて、一番“楽しさ”を感じるのは、どんなときですか。

RYO ゼロからイチを作ることができるところです。何もないところから何かを生み出すのは、すごく楽しいですよ。特別な仕事じゃないとこんなことはできないのかなと、この作業を誇りに思いますし、みんなも何かを作ったりして、この達成感を味わってほしいです。

NAOTO 音楽は縛りがない職業といいますか、なんでもOKのようなところがあって、自由度が高いですよね。あとは人間のそのときの状態がわかりやすいところも。その曲を作ったときの年齢や気分、季節が曲や詞に出やすいから、そこが面白みといいますか、リスナーとして自分も楽しみにしているところです。夏にはこの曲だよね、冬にはこの曲だよね、悲しいときはこうかなというのが、曲で表現できるのは面白いですね。

――9月から10月はライブハウスツアーから始まり、11月から2023年4月までは「ORANGE RANGE LIVE TOUR 022-023 〜Double Circle〜」と題した全国ホールツアーを開催されます。

NAOTO このアルバムを引っ提げてやる有観客のツアーです。ライブハウスとホールだと構成も変わりますね。久しぶりにまわるね、この本数。

RYO うん。来年の4月まであるロングツアーですが、いままでも週に3本ぐらいライブをやっていたので、体力的なキツさはまだ大丈夫ですね。ただ、ロングツアーなので集中力を切らさないように、全国をまわります。

無理をせず面白いことに飛びついていきたい


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――お話は変わりますが、おふたりがいまハマっているものやご趣味を教えてください。

RYO 毎日走っています。以前はステージの体力作りのためにと考えていましたが、いまはもう常に走っていないと調子が悪くなってきて。とくにライブがなくても、常に7、8キロぐらいは走っていますね。時に思い悩んだりしたときは、気づくと19キロも走っていたこともありました。

NAOTO 僕は最近、海によく行きますね。泳いだり、釣りをしたり、ウェイクボードなどのマリンスポーツをしたり。僕はウェイクボードの免許は持っていないのですが、HIROKIは免許を持っているので、乗せてもらってひっぱってもらうこともあります。沖まで行って、潜りながら釣りをすることも(笑)。いろいろな遊び方があって楽しいですよ。

――メンバーのみなさんは、プライベートでも集まることはあるんですね。

RYO HIROKIとNAOTOはあるよね。

NAOTO そう、昼間はたまにあるかな。メンバーのみんなでは夜に飲みに行きますよ。RYOとは昼間は会わない(笑)。

RYO 会わないね(笑)。昼間は、ひとりで日焼けしていたりします。

――ファッションでのこだわりはありますか。

RYO こだわりがなさすぎて、夏は楽な格好が好きですね(笑)。アイテムだと今日もかけている色が入ったサングラスが好きです。普段の服装は、自分のスタイルに合っていたら人の目も気にならないので、流行よりは自分の性格で選んでいます。

NAOTO 僕は100パーセント、友達からのもらいものなんです。下着以外は(笑)。


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――今日は、スパイス・ガールズのアーティストTシャツを着ていますね。

NAOTO これは「スパイス・ガールズ、好きでしょ?」と言われて、友達にもらったTシャツをずっと着ています(笑)。僕らが高校生のときに流行った音楽ですが、そういう懐かしい感じが好きなんです。

RYO こういうの古着屋でもありますよね(笑)。

NAOTO バックストリート・ボーイズとか、ブリトニー・スピアーズとか、当時好きでしたけど、あえていまそのTシャツを着るという。

RYO プリントの入り方とかも、かっこいいもんね。時代を感じます。

NAOTO こういう音楽系のファッションのかっこいいのか? ダサいのか? どっちだろうというデザインが好きなんですよ。同い年ぐらいの世代の人からは、懐かしいという意味で「いいね」と言われることも多いですね。Tシャツだけでなく、キャップも全部もらいもので、友達がやっているブランドのものを着ることもあります。ダンボールで送ってきてくれるから、着るものには困りません(笑)。

――いろいろなお話をありがとうございました(笑)! では最後になりますが、今後の抱負をお聞かせください。

RYO 無理して、できないことをして崩れるよりは、何事も無理しないことじゃないですかね。自分たちは何が好きで、どの範囲ならできるかがもうわかってきているので、そういうものをちゃんと見極めながらやっていくべきだと思います。とはいえ、これも人によりますが、自分は無理そうなことでもやってやろうと燃えるタイプで、そうではないメンバーもいると思うので、その間を見つけること。“全員でひとつ”だから。

――ORANGE RANGEのみなさんは、仲がよさそうですよね。

RYO 部屋飲みとかしますよ。面白い人たちが多いんで(笑)。

NAOTO そう(笑)。このメンバーで常に面白いことをしていきたいです。これからも、まだ発見できていない面白いことがどんどん出てくると思うから、どんどん飛びついていきたい。音楽は新しいものが出てきますし、正解がないもの。縮こまるよりも、楽しいものを見出していきたいです。今後もどんどん変なことをやりたいですね(笑)!

取材後記

バンド結成21周年を迎えてもなお進化し続けているロックバンド、ORANGE RANGE。ananwebの取材には、NAOTOさんとRYOさんが登場。デビュー前からデビュー後しばらく沖縄や東京で取材をさせていただく機会がありましたが、今回とても久しぶりに取材させていただきました。沖縄から届く色彩豊かなレンジの音楽は、これからもわたしたちを楽しませてくれるに違いありません。そんなORANGE RANGEのニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。


写真・北尾渉 取材、文・かわむらあみり

ORANGE RANGE PROFILE


7月7日19時解禁_OR_アー写FIX

沖縄出身のYAMATO(Vo)、HIROKI(Vo)、RYO(Vo)、 NAOTO(G)、YOH(B)からなる5 人組ロックバンド。

2001年3月にバンド結成。2002年2月にミニアルバム『オレンジボール』をインディーズからリリース。2003年6月4日、シングル「キリキリマイ」でメジャーデビュー。2021 年に結成 20 周年イヤーに突入。これまでに数々の大ヒット曲や名曲を世に送り出し続けている。

2022年9月14日、約4年ぶりとなるオリジナルフルアルバム『Double Circle』をリリース。同月から2024年4月まで「ORANGE RANGE LIVE TOUR 022-023 〜Double Circle〜」と題したライブハウスツアーとホールツアーを開催する。

Information


OR_Double Circlle_通常盤

New Release
『Double Circle』

(収録曲)
<Disc1>
01. Pantyna feat.ソイソース
02. Love of Summer
03. Typhoon
04. Illusion feat.ペチュニアロックス
05. トカトカ
06. 恋はRock’n’ Roll
07. キリサイテ 風

<Disc2>
01. ラビリンス
02. HEALTH
03. あの世のANTHEM ~天国と地獄~
04. 気分上々
05. Family
06. Imagine -Double Circle ver.-
07. KONOHOSHI

2022年9月14日発売
*収録曲は全形態共通。

(通常盤)
VICL-65728~9(2CD)
¥3,300(税込)
※初回プレス分のみ特典封入。

(初回限定盤A)
VIZL-2097(2CD+DVD+ライナーノーツ)
¥4,950(税込)
<DVD>ぴあアリーナ day1-ORANGE DAY-ライブ/ライナーノーツ

(初回限定盤B)
VIZL-2098(2CD+DVD+ライナーノーツ)
¥4,950(税込)
<DVD>ぴあアリーナ day2-RANGE DAY-ライブ/ライナーノーツ

(完全生産限定盤BOX)
VIZL-2096(2CD+2Blu-ray+DVD+ライナーノーツ+オリジナルグッズ)
¥16,500(税込)
<2Blu-ray>ぴあアリーナ2daysライブ/メイキングDVD/ライナーノーツ/<グッズ>アクリルスタンド、トレーディングカード(5枚セット)、ショルダーストラップ、ポスター


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