犬山紙子の夜更けの女子トーーーク vol.10地雷にわざわざ突撃する女

2014.7.18
彼の元カノってどこか気になってしまいませんか…? 好みのタイプ、初恋の相手、それに童貞を捨てた相手。聞いて満足するだけならそれでいいけど、そこから嫉妬心が生まれることもあるんですよね。知らなきゃそんな気持ちにならずに済むのに、自分から地雷を踏みに行くこの女心、一体なんなのでしょう。

”夜更けの女子トーク”に登場するのは、職業や価値観もそれぞれ違う、個性豊かな4人のアラサー女子たち。仕事にも一段落がついた夜更け、4人がグループLINEで本音炸裂の女子トークを繰り広げます。

テーマ:地雷にわざわざ突撃する女

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 「彼の元カノ? もう過去のことだからどうでもいい」。
そう言えればカッコいいですが、彼の元カノってどこか気になってしまいませんか…? 好みのタイプ、初恋の相手、それに童貞を捨てた相手。聞いて満足するだけならそれでいいけど、そこから嫉妬心が生まれることもあるんですよね。知らなきゃそんな気持ちにならずに済むのに、自分から地雷を踏みに行くこの女心、一体なんなのでしょう。

好奇心旺盛だから? マゾだから? いやいや「彼の今までの女の中で自分が1番だって思いたい!」ってプライドを満たしたいから、つい確認してしまうんじゃないでしょーか。

でも現実は厳しい。自分より断然カワイイ子や、彼をサラッと振った元カノがいたりして、嫉妬と妙なライバル心を燃やすわけです。こうなるともう大変。最初は「フーン」なんて興味ないふりしたりするけど、所々で彼に「アンタの元カノのTwitter痛くない?」とか言ったり(Twitterまでチェックしてる時点で彼ドン引き)、喧嘩の時に「だったら○○ちゃんみたいな子と付き合えばいいじゃん!」と突き放したり(嫉妬心丸出しでこれも彼ドン引き)。

どう転んでも元カノ絡みでいい事ってないですから、元カノについては触れないに越したことはないのですが、ひとつだけあげるとしたら「嫉妬心」が恋のスパイスになるというもの。

少し、マンネリしたきたかも…そんな時はあえて聞いてみるのもよいかもしれません…!

(vol.20までは、anan#1880-18879に掲載されたバックナンバーをもとに再編集しています)


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PROFILE
1981年生まれのイラストエッセイスト。美女達のトホホネタをまとめたエッセイ「負け美女」(マガジンハウス刊)、峰なゆかとの対談本「邪道モテ!」(宝島社刊)をはじめ「街コンのホントのところ」(新人物往来社刊)、「嫌われ女子50」(ベストセラーズ)、「高学歴男はなぜモテないのか」 (扶桑社新書)などが好評発売中。TBS「内村とザワつく夜」レギュラーなど、テレビやラジオなどでも活躍。最新刊は瀧波ユカリとの共著「女は笑顔で殴りあう〜マウンティング女子の実態〜」(筑摩書房)