角 佑宇子

「“ぷにぷに二の腕”がもう目立ちません!」スタイリスト直伝「大人の最新おしゃれコーデ」

2023.8.27
袖ありのトップスに比べて肉感が目立ちやすく、アイテム選びに困ってしまうのがノースリーブトップス。「肌を露出させたくないから、ノースリーブは絶対に着ない!」と、決めている方も少なくないほどです。ですが、もしかするとそう決めつけるのはもったいないことかも...! というのも、ご自身の体型・骨格に合ったデザインを選べばオシャレに可愛く着こなせるからです。そこで今回は、肩幅・首の長さで選ぶ、ノースリーブトップスの着こなし方についてご紹介します。

肩幅広めさんが似合うノースリーブトップス

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肩幅が広い方にとってNGとされるノースリーブトップスはキャミソールのようにストラップが細く、襟ぐりが大きく開いたデザイン。鎖骨・肩のラインが目立つほどに露出されているデザインは避けるようにすると良いでしょう。

では、似合うデザインはどのようなものか。それはまた首の長さによっても変わります。首が短く、肩幅が広い方はカウルネックといわれる襟にドレープが入ったデザインのトップスがおすすめ。ドレープが大きく取られていると肩幅と首の短さへの視線が分散されます。

反対に首が長い肩幅広めさんは、アメリカンスリーブトップスがおすすめ。アメリカンスリーブは、首のつけ根から脇下に向かって斜めにカットされた袖ぐりのことを指します。本来、肩幅が広い方には似合いにくいとされていますが、首が長い肩幅広めさんにとっては逆に首から肩のラインが美しく表現されるのでおすすめのアイテムとなります。

なで肩さんに似合うノースリーブトップス

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なで肩さんは、肩の丸みが目立つと肉感が出やすいので、シンプルなデザインほど注意が必要です。例えば至って普通のストラップ幅でラウンドネックのタンクトップなど。合わないわけではありませんが、肉感が強くなるので実際よりも太って見えやすくなります。なので肩まわりを立体的に見せてくれるデザイン性のあるストラップや胸元が隠れているタイプのほうがより似合いやすいですね。

首が短めのなで肩さんは、鎖骨は適度に露出させつつもだらしなく見えないスクエアネックのノースリーブトップスがおすすめです。また、ストラップはやや太め幅、タックやギャザーの入ったデザインだと肩の落ち感をカバーできます。

首が長めの方は首から鎖骨、肩の起点にかけてが間延びして見えやすいです。そのため、胸元を隠すハイネックタイプのノースリーブトップスで露出を抑えると頼りない印象がなくなります。真夏で暑苦しさを感じる場合はシアー素材のノースリーブトップスを採用してもOK。

ネックライン、ストラップのデザインに注目

ノースリーブトップスといっても、そのデザインは非常にバリエーションが豊富です。二の腕の太さも、身につけるノースリーブトップスのネックラインやストラップの幅感によっては気にならなくなるケースもあります。ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に、自分に似合うノースリーブトップスを探してみてくださいね。