角 佑宇子

【白Tシャツ】秋も買い足したい! 大人の「白Tシャツ着回し最旬コーデ」

2021.10.2
夏の時期だけかと思われる白Tシャツ。意外にもオールシーズン活躍できる万能アイテムであることをご存知ですか? ベーシックだからこそ着回し、着こなし方次第でいかようにでも変化するので、ぜひ秋も引き続き白Tシャツを活用してみてはいかが? 今回は、夏の白Tシャツを秋コーデに進化させる着こなしテクニックをご紹介します。

Style1:『ざっくりカーディガン』を羽織って秋モードに

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白いTシャツは清涼感のあるアイテム。季節深まる秋とは素材も色みもあまりマッチしないように思われがちです。なので、白Tシャツの上から秋感たっぷりなざっくりカーディガンを羽織ってしまいましょう。

ざっくりカーディガンのデザインはどのようなものでもOKですが、おすすめは「ローゲージのあぜ編み」。あぜ編みは表面に立体的なリブが生まれるので、厚手の素材でも着膨れを起こしにくいです。

カーディガンの色はオフホワイトやベージュといった暖かみのある色にするとより秋らしさが生まれます。Tシャツのまっさらな白とも自然になじむ色なので、違和感もあまり感じないでしょう。

対するボトムスは差し色の役割も兼ねて秋カラーをチョイス。ブラウン、キャメル、テラコッタがカーディガン、Tシャツの色と相性が良くておすすめです。足元はごつめのブーツでまとめるのが旬な着こなし。

Style2:『ニットアップ』のインナーでさりげなく使う

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白Tシャツを使った、コーディネイト2つめはトレンドのニットアップと組み合わせたスタイル。ニットアップ自体は、毎年この時期になると登場するのですが、今年はニットベストとニットパンツの組み合わせがもっとも旬な組み合わせですね。

とくに60年代後半〜70年代を彷彿とさせるレトロヴィンテージな柄ニットが今年らしさのキーポイント。なかでもジャガード織のニット・幾何学模様は人気が高いのでチェックしてみてくださいね。

そんなニットアップはそのまま着るよりインナーを仕込むのが定説。そこで活躍するのが白Tシャツなのです。着丈の長い白Tシャツをお持ちなら、シャツアウトして裾からチラ見せを。もちろん丈が短い白Tシャツも活用できます。袖、襟元に白Tシャツの存在感が出るので、裾からシャツがしっかり見えていなくても、そこまで気になりません。

このニットアップは全体をワントーンでまとめると統一感があっておしゃれですね。ただ、野暮ったくならないように靴はコーデよりも暗い色で締めると良さそう。Tシャツが寒い日はマフラーやカーディガン、デニムジャケットを羽織るのがおすすめです。

白Tシャツは冬までしっかり使おう!

半袖の白Tシャツは夏に着るものといったイメージが根強いですが、秋冬はシャツやニットのなかに仕込むインナーとしてまだまだ活躍できるのでしまってしまうのはもったいないです。

筆者はなんなら今からもう一着買い足そうかと思うくらいでして、Tシャツをベースにコーデを考えるのもまた創意工夫があって楽しいですよ! 服を買う機会が少なくなったからこそ、あるものを活かすおしゃれを楽しんでみてくださいね。