
NG眉毛になってるかも!…美容家が注意する「残念な眉の描き方」
「眉の描き始めと言えば眉頭」はNG!

【濱田文恵のセルフ美容法】vol. 13
なんとなく眉の始まりだからと、眉メイクの描き始めは「眉頭から」と思っていませんか? ペンシルでもパウダーでも、一番初めの描き出しは濃くなりがちです。人間の視覚は濃い色を追ってしまうものなので、印象作りのために眉山に角度をつけたり、眉尻を下げたりしても、他人の記憶には、「あーあの眉の濃い人ね」と残ってしまうことも。
そうなっては残念すぎるので、眉頭から描き始めている方は今すぐにやめましょう。眉美人の条件は、眉頭から眉山にかけて、徐々に濃くなっていく眉。そこで眉は、眉山から描き始めましょう。
私のおすすめは、極細のアイプローペンシルで、まずは眉山の下ラインを整えてから、眉山の上の角度を決め、徐々に眉頭に向かって一本一本描いていくといいですよ。
「単一コスメのみでの眉作り」はNG!

眉メイクをするときに気をつけたいのがアイブローペンシルのみ、または、アイブローパウダーのみの単一コスメで眉を描くこと。ペンシルのみだと毛並み感が出しづらく、筆圧によっては線が際立ち、眉の輪郭が不自然となってしまいます。
かといって、パウダーのみだと、メリハリのないのっぺりとした残念な眉に……。眉美人を目指すなら、ペンシルとパウダーを組み合わせで描きましょう。
ペンシルで眉の形を整えたら、眉の毛と毛の隙間をパウダーで埋めていくのです。最後に少し毛量の多いブラシチップに、パウダーパレットの中で最も明るい色をたっぷり含ませたら、眉尻から眉頭に向かってサーと粉を含ませてあげると、眉のふんわり感が増しますよ。
「明るすぎる眉の色」はNG!

眉メイクをするときの色選びは、髪の色を参考に選ぶのがいいと耳にしたことはありませんか? もちろん間違いではありません。ただしこれは、アイブローパウダーや眉マスカラの色選びをするときの目安。
眉の輪郭を決めるアイブローペンシルの色選びでは、自眉に近い暗めの色を選ぶことをおすすめします。アイブローペンシルを髪色に合わせてしまうと、黒髪の方以外は、自眉よりもペンシルの色が悪目立ちしてしまうのです。
今回ご紹介したNG眉メイク集を参考に、マスク×眉美人を目指してみてくださいね。
写真、文・濱田文恵