角 佑宇子

【もう裸に見えない】ベージュファッションはこうして切り抜ける!|デキるOLマナー&コーデ術 ♯44

2017.8.17
ベージュ色を使ったファッションってすごく難しい……。みなさんはそう感じたことはありませんか? 下手すると肌と同化して何も着てないように見えてしまったり、肌が余計にくすんで見えたり、味気のない印象になったり……。失敗しやすいイメージから、初めから手を出さないという方も多いはず! そこで今回はベージュカラーを取り入れたファッションにありがちな失敗の原因、そしてオシャレに着こなすポイントをご紹介いたします。

失敗するのはコレが原因!

ベージュNG

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 44

以前「肌が同化して見えるな…」と思ったベージュファッションを見かけたことがありました。その女性は、細身でキレイな方だったのですがベージュ色のスキニーパンツを履いていたのです。“肌と同化しやすい色” で “ボディラインを強調するシルエット” が組み合わさると、ベージュコーデは失敗しやすいです。

ボトムに限らず、Tシャツでも同じでピタッとフィットしたベージュのTシャツは失敗するので気をつけてください。また、肌がくすんで見える場合はおおよそベージュカラーのトーン(明るさ)が暗い色だったことが起因しています。商品によってベージュ色でも、微妙に色合いが変化しています。暗くて明るさのないベージュカラーも失敗しやすいので選ばないように注意しましょう。

コーデに明暗をつけるのが鉄則

コントラスト

ベージュカラーの鉄板の組み合わせは、全体のコーディネートに明暗をつけることです。ベージュと相性の良い色の組み合わせは白・黒・ネイビーです。黒とベージュは明るさにコントラストがつくので、メリハリがハッキリして肌が同化して見えないようになります。

また、白とベージュは黒ほどのコントラストはありませんが、全体的にコーディネートが明るく統一された印象になるので夏の時期は特におすすめの組み合わせ! 黒ほどハッキリしたコントラストをつけたくないけれど、程よい明暗をつくりたい時にはネイビーが一番相性が良いでしょう。

ベージュはボディラインにフィットさせない

ベージュ

先ほどの失敗例でもお伝えしましたが、要はボディラインにフィットさせなければ肌と同化して見えないということです。ラフでゆったりしたBIGシルエットのTシャツならベージュでも問題なく着られます。

ボディラインにフィットしない洋服は、同化してしまいやすい肌と洋服の境い目に “影” が生まれます。その影が作用して肌との同化を防ぐ役割をしているので、スキニーよりもワイドパンツ・タイトスカートよりもフレアスカートの方が失敗が少なくなります。特に初心者さんならば、ボリュームのあるボトムにベージュを取り入れるほうがおすすめ!

迷ったらホワイトベージュorピンクベージュを

ベージュ種類

取り入れるベージュの色にも意識を忘れずに! ベージュとひと口にいってもブラウンに近いベージュ、キャメルよりのベージュ、灰色みがかったベージュなどさまざまあります。手に取ったベージュがどの色に近いかを判断できるようになるのも着こなしのコツです。ベージュ色の種類を知っておくと良いでしょう。

ベージュカラーのなかでも大人の女性を美しく上品に魅せる色があります。それがホワイトベージュとピンクベージュ。ホワイトベージュは白に近い薄いベージュで、ベージュの中に白が混ざっているので顔写りの良い色です。肌の色みがブルーベースの方は、反対にピンクみがかったピンクベージュを取り入れると良いでしょう。素肌の透明感を高めてくれます。

イメージに合うベージュをお店で探すとなると難しいので、事前にインターネットで下調べをしたうえで購入すると、よりお買い物に失敗が少なくなります。ぜひ、試してみてくださいね。