【あなたのタイプはりんご?砂時計?】 #1 自分の体型を知ってコーディネートに変化を! スタイリストの体型カバーテクニック術
【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 1
わたしなりの着こなし術を知りたい!
新しい洋服を迎え入れるとき、みなさんは何を参考にしますか? ファッションメディアでしょうか、それともやっぱり雑誌? いずれにしても、かわいいお洋服を身につけているモデルさんはみな、スラリとしていてキレイ! できれば自分の体型に似た人の着こなしを参考にしたいですよね。もっと言えば、自分の体型にマッチする着こなし方を知っていれば、キレイにスタイリッシュにお洋服を着こなせることができちゃう!
今回の連載では、スタイリスト角による、体型カバーテクニック術をご紹介! 第1回目は、体型タイプのご紹介とスタイリングのコツについてお伝えします。
女性の体型タイプは5つ
女性の体型は筋肉量や脂肪のつきかたによって、大きく分けて5つのタイプにわけられます。必ずこの体型に当てはまっているというワケではありませんが、系統として5つに分けられるので、ご自身の体型がどのタイプに当てはまるかチェックしてみてください。
イラスト・右から、
・りんご体型(全体的に丸みがあり、太りやすい)
・洋なし体型(上半身が細く、下半身が太い)
・逆三角形(肩幅があり、下半身が細い)
・砂時計型(ウエストが細くグラマラス)
・ストレート型(全体的に細く、凹凸が少ない)となっています。
りんご、洋なしさんはウエストに注目!
りんご体型さんは全体的に脂肪がつきやすく、丸くなりがちです。体型はメリハリがあってこそなので、ウエストがキュッと絞られている服をチョイスするのが体型カバーのポイント。
洋なしさんは、下半身が太く重たくみられがちなので、足の長さを出すためにウエストの位置を高めのハイウエストにすることでスラッとした印象を持つことが出来ます。
逆三角形さんはボトムにボリュームを
肩幅が広い逆三角形さんは、たくましい印象になりがちなので、肩幅を隠すよりも、ボトムにボリュームを置くのが正解。生地がたっぷり使われたロングのフレアスカートやワイドパンツなど丈が長いアイテムを取り入れることで全体のバランスが取りやすいです。
砂時計さんはトップスをゆったり
女性なら誰もが憧れるグラマラスボディな砂時計さんは、体にピッタリした服を着ると色っぽくなりすぎますよね。中でもセクシャリティを感じるバストがピッタリしているだけで太って見えてしまいます。
砂時計さんはトップスがゆったりしているアイテムでラフな印象を出すのが見栄えよしのポイント!
ストレートさんシンプルに
モデルさんに多い、華奢なストレートさんは基本的にどんなお洋服もマッチします。ただ一点、注意すべきなのが華奢すぎて貧相に見えてしまうこと。このタイプの方は貧相さを洋服の厚みでカバーしようとしてしまいがちですが、ゆったりし過ぎているものはNG。洋服もシンプルながら、体にしっかりフィットしているものを選ぶのがポイントです。
バランスを整えることが体型カバー最大のコツ!
体型カバー術と聞くと上級テクニックかと思いますよね。ですが、実はすごくシンプルでトップスとボトムのバランスを整えるだけのことなんです。鏡を見て太って見える場合は「私、太っちゃった!」と考えるより、「このコーデのどこかがバランスを悪くさせている」と考えて見直すことがとっても大事。できれば、全身が映る鏡の前で1.5mくらい離れて、頭からつま先まで客観的にチェックしましょう。そうすると、どの部分に何を足すか、あるいは、どのアイテムを差し替えれば良いのか分かってきますよ♡