「愛され女性を演じたはずが…」恋愛下手な女性の「NGアプローチ」4つ

文・沙木貴咲 — 2024.5.8
好きな男性を振り向かせようとして逆に遠ざけてしまったダメアプローチとは? 今は彼氏がいたり、好きな人と結婚できたりと幸せをつかんだ女性たちに失敗談を聞いてみました。

「素っ気なくして追わせる」はムリ!

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「恋愛経験が多いという年上の友人に『男性に追われるようにならなきゃ』とアドバイスされて、追わせるように振る舞ったけれど好きな人との距離が遠ざかるばかりでダメだった。そもそも時代に合っていないというか」(27歳女性・企画)

人によっては「追われるより追いかけられる恋が好き」という恋愛傾向を持つ人がいますが、すべての男性がそうとは限りません。また、そもそも追う・追われるという恋の感覚がない人もいます。かつては男性が女性を追いかけるのがスタンダートだったかもしれませんが、令和においてはあまり通用しないのでしょう。

「ほろ酔い女性がカワイイ」はウソ!

「ネット記事でほろ酔い女性の甘えた感じがカワイイと書いてあって、飲み会で実践したけれど、ただの酔っぱらいと思われて終了」(30歳女性既婚・専業主婦)

この女性いわく、「飲み会に慣れていないとか、親しい人を集めて宅飲みするタイプは酔った女性に困惑しがち」とのこと。お酒のマナーがなっていない・自分で自分の面倒を見られない困ったちゃん、と思われると恋愛対象外になるようです。

「酔うと声が大きくなるので飲みの席で知り合う男性には好かれにくい。ほろ酔いでアプローチなんてムリ」(29歳女性・IT企業勤務)

この女性はお酒が入ると「お前いいヤツだな、とか。楽しく飲める友人にしかならない」と言います。お酒の席での自分の特性を知っておくと、恋に効くアプローチ・効かないアプローチが見えてくるようです。

「相談をきっかけに仲良くなる」は難しい!

「相談すれば一対一で話せるし仲良くなりやすいと聞いたけれど、仕事の相談をしたら重いと思われて、逆に引かれた」(27歳女性・企画)

相談をきっかけに仲良くなれるのは男性の性格によるのかもしれません。あるいは、相手とのそもそもの関係性が影響してくるはずです。面倒見がよいマメな人であれば親身になるでしょうが、自分のことは自分でやるべきと考えるタイプや、まだあまり親しくない人は悩みを打ち明けられると困惑するのでしょう。
また、仲のよい男性であっても、LINEやSNSのDMで長文をいきなり送り付けるのはやめた方が良さそう。重い人と敬遠されてしまいます。

「いつも笑顔の女性はモテる」ってホント?

「ニコニコして好感度を上げようとしたのに、おバカキャラに見られたことがある」(30歳女性既婚・専業主婦)

この女性はただ笑っていればいいわけではないと気づいて、意識的にメリハリをつけたといいます。ニコニコしてゆるふわな雰囲気を漂わせるときと、知的にテキパキ動いて話すときを分けたら「ギャップがよい」と今のご主人に好かれたそうです。
「笑っていると好かれやすくなるけれど、男性になめられることも多くなる」というのは間違いないでしょう。

ノウハウより自分らしさを大切に!

SNSやネット記事には恋のノウハウがあふれていますが、それが絶対に正しいわけではなく、うまくいくとも限りません。やってみたけれど逆効果というものもたくさんあるはず。

大切なのは自分と相手を知り、お互いにハマるアプローチを見つけることです。情報や周囲の人に振り回されずに自分らしく恋を進めるのがベストでしょう。

<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。


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