不倫三昧の夫の愚行をSNSで暴露しました… 証拠集めに奔走した「30代サレ妻の苦悩」【前編】

不倫三昧の夫の愚行をSNSで暴露しました… 証拠集めに奔走した「30代サレ妻の苦悩」【前編】

文・塚田牧夫 — 2024.2.23
夫婦円満で、仲のいい家族の関係が、一変してしまうようなときもあります。渚沙さん(仮名・34歳)もかつて、幸せな家庭を築いて穏やかな生活を送っていましたが、夫の不倫によって予想だにしない展開を迎えることになったそう。当時どんな状況だったのか、詳しく伺いました。

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夫に感じた異変

「夫とは、6~7年前に友人の紹介で知り合いました。夫は学生時代にスポーツで国体出場の経験もあり、ガッチリとした体型で精悍な顔立ち。爽やかな印象を受け交際に発展し、その後結婚をしました。
結婚後1年ほどして子どもも生まれ、夫も子どもに夢中で幸せな生活が続いていたんですが…。子どもが幼稚園に入園したころ、夫の様子に違和感をおぼえるようになりました。それまで夫は子どもに夢中で、写真やムービーを撮りまくっていたはずなのに、そういった行動が明らかに減ってきたんです」

不倫の証拠を集めるうちに…

「夫への違和感が拭えず、私は女性の存在を疑うようになりました。夫の行動を注意深く観察するようになり、スマホなども隙あらば覗くようになったんです。
短時間でサッと覗くだけなのでたいした情報は得られませんが、女性とのやり取りは確認できました。ただ、職場の同僚のようで、決定的な証拠には至りません。財布を覗いてレシートなどを確認しても、怪しいものは出てきませんでした。私はモヤモヤした感情を抱えつつ、とりあえずいつかは役に立つかもしれないと、夫の行動をメモした日記のようなものをつけるようになったんです」

容疑者たちのSNSをチェック

「夫の不倫相手として怪しいと睨む数人の女性がいたので、そういう容疑者たちのSNSをこまめにチェックしていたんです。すると、ある女性のSNSに不審な投稿が…。男性と親密そうな写真が数枚投稿されていました。相手の男性の顔は映っていませんが、服装などはどう見ても夫のもの。私はすかさずスクショしました。
その女性は、夫の職場の同僚。1時間後にもう一度その投稿を覗こうとすると、なんと削除されていたんです。私はそこで、夫の不倫を確信しました。
それからも地道に証拠探しを続けましたが、私のなかにはモヤモヤが募るばかり。そこで吐き出す場所が欲しくなり、SNSのアカウントを新たに作成したんです」

SNSに近況を書き込んでいると…

「SNSには、これまでの経緯を書き込みました。夫を怪しいと思ったキッカケ、最近の不審な行動など、日記を見返しながら投稿していたんです。すると、徐々にフォロワーが増え、同じ境遇の人からもコメントがつくように。そのなかに『saya』さん(仮名)という方がいました。
彼女も“夫が不倫しています”と言っていて、そこから彼女とのコメントのやり取りが続きました。まるで同志を得た気分になってきて心強く感じた私は、夫に制裁を加えたいという思いが強くなっていったんです」


SNSに夫の不倫の近況を書き込んだ「30代サレ妻の結末」とは… 後編に続きます

“夫の不倫をSNSで暴露した妻の告白”をご紹介しました。
同じ立場にある人とは、連帯感が生まれるのでしょう。とはいえ、SNSでの使い方は十分に注意しなければ、新しいトラブルにも繋がりかねないため、気を付けたほうがよさそうです。
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