不倫なんて虚しいだけ… 外出自粛で「目が覚めた」女性たち

文・並木まき — 2020.5.7
彼と会えない時間が長くなったことで「不倫なんてもうやめよう」と目が覚めた女性もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな女性たちの心情をご紹介します。

1:相手がいいパパで…

「彼とは不倫して半年くらいでした。今まで彼は、家での様子をSNSにアップしていなかったので気づきませんでしたが、外出自粛以後は、子どもと家で遊んでいる様子や一緒に料理をしている姿などを投稿していました。

それを見ているうちに、彼は家では“いいパパ”なんだなぁ……と実感が湧いてきて。私は家でひとりぼっちだけれど、彼は家族と今も温かい時間を過ごしているんだって思ったら虚しくなったんです。

それで、もう不倫はやめようと思い、彼にお別れのLINEを送りました。すると、あっさりとOKの返事が返ってきて……。余計に虚しくなりました」(29歳女性/IT)

平時には見えなかった彼の家庭での姿を知り、不倫の虚しさを悟った女性も。心情的には苦しかったかもしれませんが、早く不倫から抜けられたという意味では、よかったのではないでしょうか。

2:デートをなかったことに

「まだ外出自粛が厳しくなる前のこと。仕事が終わってから彼とデートをしていたとき『俺らは不倫だから、仮にどっちかがコロナになっていても、会っていたことはナイショだからな』と怖い顔で言われたんです。

それで、ハッと目が覚めました。私にとっては大好きな彼でも、彼にとっては遊びなんだと悟ったんです。

彼と会っている時間は楽しかったけれど、デートをなかったことにしなくてはいけない関係なんて、悲しいじゃないですか。

もうこんな関係は終わりにしようと思い、私から別れ話をしました」(35歳女性/アクセサリー製作)

人目を避けて逢瀬をする不倫では、関係がバレそうになると、今までの思い出を「なかったこと」扱いされることも。

非常時にあたり、改めてその虚しさに気づいた女性もいるようです。

3:電話をブツ切りされて…

「外出自粛中なので、彼とのデートができないのは仕方ないって思っていたのですが、せめて声くらいは聞きたくて、何度か彼にコールをしたんです。

でも、いつも繋がったと思うとブチっと切られてしまい……。そのあと『家にいるから電話はムリ! 文字で送って』と、フォローのメッセージは届くんですけど、そんな関係が悲しくなっちゃって。

寂しいとき、声すら聞けない関係なんてもうやめようと決心しました。

それ以来、彼には連絡をしていませんし、彼からも連絡がないので、多分関係は終わったんだと思います」(37歳女性/販売)

家族と一緒にいるタイミングでは、不倫相手の電話に応答できない男性が多いでしょう。

非常時で心細くても、彼の声を聞くことすら許されないという現実に、目が覚めた不倫女性も多いようです。

以上、外出自粛で不倫をやめた女性についてご紹介しました。

そもそも不倫は、足を踏み入れない方がいいもの。きっかけが何であるにせよ、泥沼の関係から足を洗えたのですから、結果的には良かったのかもしれませんね。

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