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雨宮 あゆみ

運命の出会いも! 話題のソーシャルアパートメント、シェアハウスとの違いは?

2017.1.12
今、ソーシャルアパートメントという、マンションのような個室部屋にキッチンやワーキングスペースなど共用スペースを活用した共同の暮らし方が話題を呼んでいます。 そこは、オシャレなカフェやデザイナーズラウンジなど充実した施設が揃い、ひとり暮らしとはまた違うコミュニティー。国籍も職業も違う人との交流で、今後の人生に影響を及ぼす多くの出会いが生まれる。そんなソーシャルアパートメントをご紹介します。

今、ソーシャルアパートメントという、マンションのような個室部屋にキッチンやワーキングスペースなど共用スペースを活用した共同の暮らし方が話題を呼んでいます。 そこは、オシャレなカフェやデザイナーズラウンジなど充実した施設が揃い、ひとり暮らしとはまた違うコミュニティー。国籍も職業も違う人との交流で、今後の人生に影響を及ぼす多くの出会いが生まれる。そんなソーシャルアパートメントをご紹介します。

ソーシャルアパートメントとは

最初にソーシャルアパートメントの名前とコンセプトを聞いた時に、シェアハウスと何が違うのだろう?と思いました。みなさんも疑問だと思いますので違いをここで挙げてみます。

【ソーシャルアパートメント】
・もともと社宅やホテルで使われていたところをソーシャルアパートメントとして活用しているため、40~50の部屋があり多くの人が住んでいる。
・オシャレなカフェやラウンジ、ワーキングスペース、屋上などコミュニティーを持てる共用スペースや設備が充実している。
・掃除などメンテナンスは第3者によって行われる。
・居住者の動機は新しい出会いなどコミュニティーを求めている。
・メンテナンスや共用スペース料金なども含めた家賃を支払う。

【シェアハウス】
・一軒家などをシェアするため部屋数は基本的に少なく、シェアする人数も限られている。
・共有スペースの設備があまり充実していない場合もある。
・掃除などは分担制。
・居住者の動機はシェアすることで家賃を安くしたいなどコストカットを考えている。

このように、住む動機や住み方が異なります。ソーシャルアパートメントを選ぶ人は「衣食住」の「住」においてコミュニティーや充実した施設を求めていることがわかりました。それでは実際にどのような施設が揃っているのでしょう。

世帯数はなんと180世帯も!

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古いアパートですが入り口から既にオシャレな感じがします。

今回、私が訪れたのは池袋にも電車でアクセスしやすい、護国寺駅から徒歩6分の好立地にある「ワールドネイバーズ護国寺」です。

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部屋はひとり暮らしには不自由しない6畳ほどの広さ。

180世帯あり、各部屋はしっかりプライバシーが守られ、部屋によってはベットや机、冷蔵庫などの家具付きもあり身軽で入居できます。地下1階〜9階まであり、個室フロアには共用のお風呂とトイレがついています。

家賃に含まれているため、1万5000円分のカフェ利用が可能

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オシャレなカフェで毎朝、住人と食事をするのもコミュニティーの輪が広がります。

このソーシャルアパートメントの1階には、一般の人も利用できるオシャレなカフェが併設されていて、入居者は家賃に含まれているため、毎月1万5000円分の飲食ができるようになっています。

充実したオシャレな共用スペース

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広々としたキッチンには電子レンジなども数台用意されています。
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各自、食材を置けるBOXがあるので便利。
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ポストも各自用意されています。
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コンセントつきの共用ワーキングスペース。
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コピー機やパーテーションで区切られたMTGスペースもあります。
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東京を見渡せる屋上。

このように充実した施設が整い、各個室ではプライベートな時間を過ごせます。コミュニティースペースでは、住人と楽しく会話をしたりとプライベートとコミュニティーが隣接した環境に身を置けるんです。平均年齢は30歳前後で、年齢層も幅広く、さまざまな国籍、職種の人が住んでいます。そのため、自分が知り得ない人と出会えたり、情報を教えてもらえます。家で勉強やお仕事があるときもわざわざカフェなどに行かなくていいのも嬉しいですよね。

居住者、NY出身のLeeさんにインタビュー

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25歳。NY出身のLeeさん。

今回、実際にワールドネイバーズ護国寺に住んでいるLeeさんにソーシャルアパートメントについてインタビューしてきました。

Leeさんは日本にきてまだ約2年半。現在は、英会話講師をしながら翻訳家を目指して日本語を勉強しています。NYの大学でも日本語を専攻して勉強していたそうですが、まだ日本での滞在期間がそれほど長くないのにも関わらず、その流暢な日本語に驚きました。その秘密もここソーシャルアパートメントにあるようです! 今回のインタビューも通訳なしの上手な日本語で質問に答えてくれましたよ。

ーソーシャルアパートメントに出会ったきっかけは何ですか?

Leeさん 日本に来て、すぐは葛西のアパートメントにひとり暮らしをしていました。今まで家族や友達と一緒にわいわい過ごすのが好きだったのでひとり暮らしはとてもつまらなくて、少しでも誰かとコミュニケーションを取りたいと思って居酒屋に通っていたんです。そこで知り合った人からソーシャルアパートメントのことを教えてもらいました。僕はNYで大学に通っているときにも一度、日本に留学したことがあったんですが、そこでも大学の寮に入っていたこともあり、友達と一緒に過ごすのが好きなのでピッタリだと思い入居を決めました。

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キッチンの隣は、朝食を食べられる共用スペース。オシャレで居心地がよさそう。

ー住んでみた印象はどうですか?

Leeさん とても快適です! ひとり暮らしのときは寂しさも感じましたが、ここではプライベートな時間を保ちながらすぐに友達にも会えるのがいいんですよね。僕も普段は仕事で忙しくて、疲れて部屋にいることもありますが、朝は共用スペースのラウンジに行って、そこにいる友達とテレビを見ながら朝食を食べるんです。時には併設されたカフェにも一緒に行きますよ。ここはバターチキンカレーがおすすめです!

1日に少しでも仲間と会話を楽しめる時間を持てることは、リフレッシュにもなりますよね。それにこうやって会話を楽しむことで、日本語の勉強にも役立っています。アメリカ、タイ、香港、イギリス、台湾などさまざまな国の出身の人々がいて、お互いに語学や文化を教え合ったりしているんです。僕も日本語を教えてもらうし、住人の友達から「英語を教えて」と言われて、時々手伝いますよ。友達が料理もしてくれたりと、いろいろな国の料理も楽しめます! 11月のアメリカの感謝祭、Thanksgiving Dayでは僕がホストになってパーティーを開きました。

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シアタールームも。

ー印象的な出会いや出来事はありますか?

Leeさん 僕が入居して初めての誕生日に、みんなで浴衣を着て東京湾の花火大会に行ってお祝いをしてくれました。初めて浴衣を着たり、みんなが集まってお祝いしてくれて本当に嬉しかったです。

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大勢で楽しんだクリスマスパーティー。

Leeさん この前のクリスマスも地下のTheater roomでパーティーをしたんですが、住人でDJを趣味でやっている人もいて、DJブースを作ってクラブのような空間でパーティーを楽しみました。踊ったり歌ったりと大盛り上がりで本当に楽しかったです! 共用スペースは住人以外も入れるので、パーティーには住人以外の友達もきたりと、さらに交遊が深まります。

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ビリヤード台が設置された広々としたバーラウンジ。

ーホームシックになったり寂しくないですか?

Leeさん もうここがホームみたいです! 実は毎年、両親もここに遊びにくるんです。だから住居人も「Leeさんのパパ、ママこんにちは〜」って挨拶してくれるほど顔なじみです。それにこの前はNYの友達も遊びにきてくれて、ここでビリヤードをしました。すごく楽しかったなー。もちろん6畳の部屋はアメリカに比べたら狭いし、ときには大きなお風呂にも入りたいなとも思います。でもそれ以上の価値がここにはありますね。

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美しい景色を眺めながら過ごせる屋上。

ーソーシャルアパートメントは、どんな人に向いてると思いますか?

Leeさん 設備が整っているので、カフェに行くかわりにワーキングスペースを利用して仕事したりと、あまり住人とコミュニケーションをとらずにプライベートを重視する人も住んでいます。でも、ここにはおもしろい人たちがたくさんいるので、上手にコミュニティーを活用できる人にもおすすめですね。

いくつかサークルもあって、ラーメン好きが集うラーメンサークルや料理サークル、コーヒーサークルも。僕もNYに帰ったときに住居人に頼まれておいしいコーヒーを買ってきました! それに、写真サークルもあって、今度みんなで宮崎に行くんです。僕は写真サークルじゃないけど、宮城には興味があってついていきます(笑)! 今はFBなどのSNSが発達して、各コミュニティー内の連絡も簡単にできますし、自分が興味があるものに参加していると自然と仲間も増えますよね。

繋がりを求めてソーシャルアパートメントを選ぶ人が多い

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笑顔が素敵なLeeさんと。

多くの人が繋がりを求めてアクションをおこしているなか、住居でこのような出会いやコミュニティーを見つけられるのは素敵なことですよね。人とのご縁は人生を変えることがあります。Leeさんも居酒屋で出会った友達からこのソーシャルアパートメントに出会い、今ではこのソーシャルアパートメントで仲のいい友達にも出会えました。そして、日々充実しています。

聞けばソーシャルアパートメントに住んで、自分のやりたいことを再度見つめ直し、起業した人もいるそうです。
私もバックパッカーでドミトリーなどに滞在中は、いろいろな人と共用キッチンに立ち、一緒にシェア飯(ご飯を一緒に作って食べること)をしたり、共用スペースでお話したりと共に過ごす時間で刺激をもらい、情報や出会いをもらいました。そんな時間が旅のなかでも大好きで、人生の糧となっています。

そんな時間の共有が、日本にいながらプライベートも保ちつつオシャレ空間でできるとは! インターナショナルな時間も楽しめ、もちろん日本人同士の良き出会いもたくさんあることでしょう。これはみなさんにもおすすめしたいこれからの住居スタイルのひとつですね。

こちらの護国寺を含め、現在首都圏を中心に35棟約2,000戸があり、場所や施設も自分にあったお好みのところを選べます。3月には同シリーズの「ワールドネイバーズ清澄白河」がオープンするそうです! 気になる方はぜひお早めにチェックしてみてください♪

Information

■ワールドネイバーズ護国寺

http://www.social-apartment.com/builds/view/29
(家賃:約10万円〜)

■ソーシャルアパートメント

http://www.social-apartment.com

この記事を書いた人

雨宮 あゆみ
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旅・音・食・オシャレを愛するTraveler。Luxury Backpacker。
世界を50カ国、1人でバックパッカーするなど様々な旅スタイルの経験をもとにラグジュアリーな旅やローカルな旅、自分の旅のレポートなど”ヒト・モノ”も交えたWorld wideな情報をお届けします。
“Traveling is Living♪”