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「誰だっけ…(冷汗)」を引き起こす“つもり記憶”に要注意!

2017.2.24
人の名前が覚えられない、読んだ本の内容をすぐに忘れてしまう…。そんな記憶に関するお悩みは、記憶のメカニズムと忘れないコツをしっかり掴んで改善しよう!
脳

「脳は実は、覚えるより忘れるほうが得意です。だから、覚えが悪い、思い出せないというのは、言ってみれば普通のことなんです」

とは、記憶の専門家・宇都出雅巳先生。情報を一時的に記憶する脳の機能「ワーキングメモリ」は、新情報が入ったり、ほかに意識が向くと前の記憶を消してしまう。忘れっぽい脳にいかに覚え込ませるかは、“繰り返し”がキモ。

「単純ですが、思い出す、口に出す、人に話すなど、繰り返すことが記憶の定着には欠かせません。また、“覚えたつもり”で実は記憶が定着していないことが多いので、情報をさらっと流さずにきちんと整理して理解し、自分がすでに持っている情報と結びつけて覚えておくことも大切です」

さらに、絵や映像、場所でイメージできるもの、感情が動くもの、自分が経験したものも記憶に残りやすいのだとか。これらを踏まえて以下の記憶術を実践してみよう。

顔は覚えられるのに、名前がどうしても出てこない!

【極端にイメージ化する】「人の名前は、名称自体には意味がないため、もともと覚えにくいもの。記憶に残すには、名前をイメージ化するのが有効です。極端にするほど記憶に残ります」(宇都出先生)

例えば犬飼さんなら、犬がたくさん貝をくわえているところなどを思い浮かべ、その人の顔とセットで覚えておくのが◎。

あれ、今日のスケジュールってどんな感じだっけ。

【ストーリー化する】スマホや手帳頼みになりがちなスケジュールも、ストーリー仕立てで一日の流れを追っておけば、頭に残りやすい。

「因果関係やストーリー性があると、脳が記憶しやすいのです。会議や外回りなど、それぞれに関わる人もイメージに盛り込み、流れで予定を把握すると忘れにくいでしょう」

何度やっても、手順が身につかない…。

【階層化する】「情報が多すぎると脳が処理できないので、階層的に整理しておくことが大切。料理などの手順は一度に細かく覚えようせず、全体像をざっくり記憶することから始めましょう」

例えば、「切って」「茹でて」「焼く」と大まかに理解してから、「下味をつける」「冷水にとる」など、徐々に細分化しよう。

うつで・まさみ トレスペクト教育研究所代表。記憶術と速読を研究し、脳科学や認知科学も取り入れた勉強法の講座や指導を行う。『仕事の効率が10倍アップする 記憶術サクッとノート』(永岡書店)など著書多数

※『anan』2017年3月1日号より。イラスト・アイハラチグサ 文・熊坂麻美

(by anan編集部)

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